TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025029885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134767
出願日2023-08-22
発明の名称電源回路及びその起動方法
出願人ミツミ電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G05F 1/56 20060101AFI20250228BHJP(制御;調整)
要約【課題】レギュレータにより生成される電源電圧の過渡変動を抑制すること。
【解決手段】入力電圧よりも低い基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記入力電圧と前記基準電圧に基づいて、前記基準電圧よりも高い第1電源電圧を生成する第1レギュレータと、前記入力電圧が立ち上がってから前記基準電圧が立ち上がるように前記基準電圧生成回路を制御する第1起動回路と、前記基準電圧が立ち上がってから前記第1電源電圧が立ち上がるように前記第1レギュレータを制御する第2起動回路と、を備える、電源回路。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力電圧よりも低い基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
前記入力電圧と前記基準電圧に基づいて、前記基準電圧よりも高い第1電源電圧を生成する第1レギュレータと、
前記入力電圧が立ち上がってから前記基準電圧が立ち上がるように前記基準電圧生成回路を制御する第1起動回路と、
前記基準電圧が立ち上がってから前記第1電源電圧が立ち上がるように前記第1レギュレータを制御する第2起動回路と、を備える、電源回路。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第1起動回路は、前記入力電圧の立ち上がりから第1時間を生成する第1遅延回路を含み、前記第1時間の経過後に前記基準電圧を立ち上げる、請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記第1起動回路は、前記第1時間の経過後に前記基準電圧生成回路の第1起動信号をアサートする、請求項2に記載の電源回路。
【請求項4】
前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を生成するバンドギャップリファレンス回路を含み、
前記バンドギャップリファレンス回路は、前記第1起動信号がアサートされると、前記基準電圧を立ち上げる、請求項3に記載の電源回路。
【請求項5】
前記第2起動回路は、前記第1起動信号がアサートされてから、前記第1電源電圧を立ち上げる、請求項3に記載の電源回路。
【請求項6】
前記第2起動回路は、前記第1起動信号がアサートされてから第2時間を生成する第2遅延回路を含み、前記第2時間の経過後に前記第1電源電圧を立ち上げる、請求項5に記載の電源回路。
【請求項7】
前記第2起動回路は、前記第2時間の経過後に前記第1レギュレータの第2起動信号をアサートする、請求項6に記載の電源回路。
【請求項8】
前記第1電源電圧と前記基準電圧に基づいて、前記基準電圧よりも高い第2電源電圧を生成する第2レギュレータを更に備え、
前記第2起動回路は、前記第1電源電圧が立ち上がってから前記第2電源電圧が立ち上がるように前記第2レギュレータを制御する、請求項1に記載の電源回路。
【請求項9】
前記第2起動回路は、
前記基準電圧の立ち上がりから第2時間を生成する第2遅延回路と、
前記基準電圧の立ち上がりから前記第2時間よりも長い第3時間を生成する第3遅延回路と、を含み、
前記第2時間の経過後に前記第1電源電圧を立ち上げ、
前記第3時間の経過後に前記第2電源電圧を立ち上げる、請求項8に記載の電源回路。
【請求項10】
前記第2遅延回路は、前記第3遅延回路の一部と共通する、請求項9に記載の電源回路。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源回路及びその起動方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
オーバーシュートなく安定した基準電圧の立ち上がりを実現することを目的として、基準電圧発生回路を起動させるための起動回路を備えた電源レギュレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-208968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電源回路は、入力電圧よりも低い基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記入力電源電圧と前記基準電圧に基づいて前記基準電圧よりも高い電源電圧を生成するレギュレータとを備える場合がある。この場合、基準電源生成回路とレギュレータが入力電圧の立ち上がりと同時に動作を開始すると、基準電源生成回路又はレギュレータの内部信号状態が不安定なため、電源電圧の過渡変動が大きくなるおそれがある。
【0005】
本開示は、レギュレータにより生成される電源電圧の過渡変動を抑制可能な電源回路及びその起動方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様は、
入力電圧よりも低い基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
前記入力電圧と前記基準電圧に基づいて、前記基準電圧よりも高い第1電源電圧を生成する第1レギュレータと、
前記入力電圧が立ち上がってから前記基準電圧が立ち上がるように前記基準電圧生成回路を制御する第1起動回路と、
前記基準電圧が立ち上がってから前記第1電源電圧が立ち上がるように前記第1レギュレータを制御する第2起動回路と、を備える、電源回路である。
【0007】
第2態様は、第1態様の電源回路であって、
前記第1起動回路は、前記入力電圧の立ち上がりから第1時間を生成する第1遅延回路を含み、前記第1時間の経過後に前記基準電圧を立ち上げてもよい。
【0008】
第3態様は、第2態様の電源回路であって、
前記第1起動回路は、前記第1時間の経過後に前記基準電圧生成回路の第1起動信号をアサートしてもよい。
【0009】
第4態様は、第3態様の電源回路であって、
前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を生成するバンドギャップリファレンス回路を含み、
前記バンドギャップリファレンス回路は、前記第1起動信号がアサートされると、前記基準電圧を立ち上げてもよい。
【0010】
第5態様は、第3又は第4態様の電源回路であって、
前記第2起動回路は、前記第1起動信号がアサートされてから、前記第1電源電圧を立ち上げてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ミツミ電機株式会社
霧化装置
3日前
エイブリック株式会社
基準電圧回路
3日前
和研工業株式会社
多連レバー機構
16日前
株式会社クボタ
作業車
6日前
スター精密株式会社
工作機械
1か月前
ローム株式会社
半導体集積回路
11日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
1か月前
株式会社ダイフク
搬送車
6日前
株式会社シンテックホズミ
搬送ロボット
1か月前
エイブリック株式会社
ボルテージレギュレータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
工作機械の制御装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
工作機械の制御装置
4日前
国立大学法人広島大学
モデル誤差抑制補償器
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
4日前
愛知機械テクノシステム株式会社
無人搬送車
25日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
1か月前
アズビル株式会社
制御システムおよび制御方法
17日前
アズビル株式会社
制御システムおよび制御方法
17日前
アズビル株式会社
制御システムおよび制御方法
26日前
日本精工株式会社
制御装置および制御方法
23日前
トヨタ自動車株式会社
自律走行装置
1か月前
株式会社ダイヘン
搬送車
3日前
株式会社ダイヘン
搬送車
3日前
株式会社ダイヘン
搬送車
3日前
チームラボ株式会社
走行システム及び走行路
1か月前
株式会社ダイヘン
搬送車
3日前
日本精工株式会社
制御システムおよび制御方法
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
村田機械株式会社
稼働監視システム及び稼働監視方法
26日前
トヨタ自動車株式会社
群制御システム及び群制御方法
25日前
ミツミ電機株式会社
電源回路及びその起動方法
1か月前
オルガノ株式会社
運転管理方法及び運転管理装置
6日前
ミツミ電機株式会社
多方向入力装置
9日前
ミツミ電機株式会社
多方向入力装置
9日前
ミツミ電機株式会社
多方向入力装置
9日前
ミツミ電機株式会社
多方向入力装置
9日前
続きを見る