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公開番号
2025059249
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169214
出願日
2023-09-29
発明の名称
ボルテージレギュレータ
出願人
エイブリック株式会社
代理人
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20250403BHJP(制御;調整)
要約
【課題】電圧調整端子が地絡した場合において、出力端子に過大な電圧が発生すること抑制可能なボルテージレギュレータを提供する。
【解決手段】ボルテージレギュレータ(100)は、出力端子(3)に出力電圧VOUTを出力する出力トランジスタ(14)と、電圧調整端子(4)に入力される調整電圧VADJを分圧して帰還電圧Vfbを出力する分割抵抗(12、13)と、第一の基準電圧Vrefを出力する第一の基準電圧回路(11)と、第一の基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbに基づいて出力トランジスタ(14)のゲート電圧を制御する誤差増幅回路(10)と、記調整電圧VADJを監視し電圧調整端子(4)が地絡したことを検出すると帰還電圧Vfbを第一の基準電圧Vrefまで上昇させる地絡保護回路(20)を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力端子に出力電圧を出力する出力トランジスタと、
電圧調整端子に入力される調整電圧を分圧して帰還電圧を出力する分割抵抗と、
第一の基準電圧を出力する第一の基準電圧回路と、
前記第一の基準電圧と前記帰還電圧に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を制御する誤差増幅回路と、
前記調整電圧を監視し前記電圧調整端子が地絡したことを検出すると前記帰還電圧を前記第一の基準電圧まで上昇させる地絡保護回路と、
を備えたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記地絡保護回路は、
前記調整電圧と第二の基準電圧を比較する比較回路と、
ソースが出力端子に接続され、ドレインが前記分割抵抗の出力端子に接続され、ゲートが前記比較回路の出力端子に接続された第一MOSトランジスタと、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項3】
前記比較回路は、
コンパレータで構成した
ことを特徴とする請求項2に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項4】
前記地絡保護回路は、
入力端子と接地端子の間に直列に接続された電流源と抵抗を備えた第二の基準電圧回路と、
前記電流源と前記抵抗の間に設けられドレインとゲートが接続された第二MOSトランジスタと、第二MOSトランジスタのゲートとゲートが接続された第三MOSトランジスタと、第三MOSトランジスタのドレインとゲート及びドレインが接続された第四MOSトランジスタとを備え、前記調整電圧と前記第二の基準電圧を比較する比較回路と、
ソースが出力端子に接続され、ドレインが前記分割抵抗の出力端子に接続され、ゲートが前記比較回路の第四MOSトランジスタのゲートに接続された第一MOSトランジスタと、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項5】
前記地絡保護回路は、
第一MOSトランジスタのドレインに逆流防止素子を設けた
ことを特徴とする請求項4に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項6】
前記地絡保護回路は、
第一MOSトランジスタのゲートにプルアップ素子を設けた
ことを特徴とする請求項4または5に記載のボルテージレギュレータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボルテージレギュレータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、ボルテージレギュレータは、入力端子に入力される電源電圧から一定の電圧を発生し、出力端子に一定の電圧を出力して、電源電圧や負荷電流が変動しても出力電圧を一定の値に維持する。そして、出力端子が地絡した時など、出力端子に過大な電流が流れると出力トランジスタをオフするように制御する過電流保護回路を備えている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-169503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、出力端子とは別に出力電圧の調整用の電圧調整端子を備えた場合、従来のボルテージレギュレータの過電流保護回路では、電圧調整端子に接続された分割抵抗が地絡した場合に、出力端子に過大な電圧が発生することを抑制するのは困難であった。
【0005】
本発明は、上述した事情を考慮し、電圧調整端子が地絡した場合において、出力端子に過大な電圧が発生すること抑制可能なボルテージレギュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係るボルテージレギュレータは、出力端子に出力電圧を出力する出力トランジスタと、電圧調整端子に入力される調整電圧を分圧して帰還電圧を出力する分割抵抗と、第一の基準電圧を出力する第一の基準電圧回路と、第一の基準電圧と帰還電圧に基づいて出力トランジスタのゲート電圧を制御する誤差増幅回路と、調整電圧を監視し電圧調整端子が地絡したことを検出すると帰還電圧を第一の基準電圧まで上昇させる地絡保護回路と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、調整電圧を監視し電圧調整端子が地絡したことを検出すると帰還電圧を第一の基準電圧まで上昇させる地絡保護回路を備えたので、電圧調整端子が地絡した場合において、出力端子に過大な電圧が発生すること抑制可能なボルテージレギュレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るボルテージレギュレータの一例を示す回路図である。
本実施形態の地絡保護回路の一例を示す回路図である。
本実施形態の地絡保護回路の他の例を示す回路図である。
本実施形態の地絡保護回路の他の例を示す回路図である。
本実施形態の地絡保護回路の他の例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係るボルテージレギュレータを、図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るボルテージレギュレータの一例であるボルテージレギュレータ100の回路図である。
(【0011】以降は省略されています)
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