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公開番号2025024836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129162
出願日2023-08-08
発明の名称移植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業者の安全性を向上させる移植機を提供すること。
【解決手段】実施形態の一態様に係る移植機は、走行車体と、走行車体に設けられ、供給カップに入れられた移植物を圃場に植える植付装置と、走行車体の後輪に取り付けられる補助ステップと、補助ステップの上方に設けられ、鉛直方向に沿った軸を中心に回動可能な座席と、座席の高さ、および、座席の回動位置の少なくとも1つを調整可能な調整機構と、座席に着座した作業者が、操作可能なブレーキ操作装置と、座席に着座した作業者が、操作可能なアクセル操作装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体と、
前記走行車体に設けられ、供給カップに入れられた移植物を圃場に植える植付装置と、
前記走行車体の後輪に取り付けられる補助ステップと、
前記補助ステップの上方に設けられ、鉛直方向に沿った軸を中心に回動可能な座席と、
前記座席の高さ、および、前記座席の回動位置の少なくとも1つを調整可能な調整機構と、
前記座席に着座した作業者が、操作可能なブレーキ操作装置と、
前記座席に着座した作業者が、操作可能なアクセル操作装置と
を備える、移植機。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
移植物が載せられる載置台と、
複数の前記供給カップが周方向に沿って配置され、前記周方向に沿って回転する供給カップ台と、
前記載置台から前記供給カップに向けて延びる補給シュータと
を備え、
前記補給シュータは、
底部と、
前記底部から上方に向けて延びる側壁と
を備え、
前記底部は、前記供給カップ台側の先端に形成され、上面視において、前記供給カップの縁に接するように円弧状に形成される円弧部を含み、
前記座席側の前記円弧部には、前記側壁が形成されない、請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記底部は、
前記供給カップを作業者が目視可能な目視部を備える、
請求項2に記載の移植機。
【請求項4】
移植物が載せられる載置台と、
複数の前記供給カップが周方向に沿って配置され、前記周方向に沿って回転する供給カップ台と、
前記載置台から前記供給カップに向けて延びる補給シュータと
を備え、
前記補給シュータは、
底部と、
前記底部から上方に向けて延びる側壁と
を備え、
前記側壁は、
前記走行車体の前後方向に沿った第1側壁と、
前記第1側壁に接続され、前記供給カップ台の回転中心軸を通るように設けられる第2側壁と、
を備える、請求項1に記載の移植機。
【請求項5】
前記載置台は、
前記走行車体の前後方向に沿って設けられる複数のレールと、
前記複数のレールに沿って移動可能な寄せ部と、
前記寄せ部に取り付けられ、作業者が操作可能なロッドと
を備える、請求項2~4のいずれか1つに記載の移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圃場に移植物を植え付ける移植機において、走行車体の左右方向の一方に乗降ステップを設け、移植機上での作業を容易にすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-166654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圃場は起伏があり、走行中の移植機は揺れることが予測される。上記技術では、移植機上での作業を行う場合に、作業者の安全性について、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業者の安全性を向上させる移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の一態様に係る移植機は、走行車体と、走行車体に設けられ、供給カップに入れられた移植物を圃場に植える植付装置と、走行車体の後輪に取り付けられる補助ステップと、補助ステップの上方に設けられ、鉛直方向に沿った軸を中心に回動可能な座席と、座席の高さ、および、座席の回動位置の少なくとも1つを調整可能な調整機構と、座席に着座した作業者が、操作可能なブレーキ操作装置と、座席に着座した作業者が、操作可能なアクセル操作装置とを備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、移植機は、作業者の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る移植機を斜め後方から見た斜視図である。
図2は、実施形態に係る移植機の平面図である。
図3は、実施形態に係る移植機の背面図である。
図4は、座席が後方に回動した状態を示す図である。
図5は、座席が前方に回動した状態を示す図である。
図6は、載置台、補給シュータ、および、供給装置を説明する斜視図である。
図7は、補給シュータ付近の拡大斜視図である。
図8は、補給シュータ付近の平面図である。
図9は、変形例に係る移植機の補給シュータを説明する平面図である。
図10は、変形例に係る移植機の一部を示す平面図である。
図11は、変形例に係る載置台の一部を斜め下方から見た図である。
図12は、変形例に係る載置台が走行車体に設けられた状態を示す斜視図である。
図13は、変形例に係る載置台の概略を示す平面図である。
図14は、変形例に係る載置台の概略を示す平面図である。
図15は、変形例に係る載置台の概略を示す平面図である。
図16は、変形例に係る載置台の概略を示す平面図である。
図17は、変形例に係る載置台の概略を示す側面図である。
図18は、変形例に係る移植機の側面図である。
図19は、変形例に係る移植機の側面図である。
図20は、変形例に係る植付装置を示す図である。
図21は、カムの一例を示す図である。
図22は、変形例に係る植付具の一部を示す図である。
図23は、変形例に係る植付具の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る移植機1は、圃場に移植物を植える作業車両である。移植物は、野菜の苗や、種などである。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0010】
なお、以下の説明においては、移植機1の前後、左右の方向基準は、移植機1が移植物を圃場に移植しながら進む方向を前方とし、移植機1が前進する際に、操縦ハンドル11を把持する作業者の右手側を右方、左手側を左方とする。また、上下の方向基準は、鉛直方向を下方とし、鉛直方向とは反対の方向を上方とする。
(【0011】以降は省略されています)

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