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公開番号2025034878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141547
出願日2023-08-31
発明の名称洗米炊飯装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A47J 27/14 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】アミロース含有量に基づき炊飯前の米の水分浸透状況や含有水分量を調整することによっておいしい仕上がりの洗米炊飯装置を得ることを目的とする。
【解決手段】貯米タンク4及び洗米タンク5の下方に炊飯装置を設ける洗米炊飯装置において、貯米タンク4の米のアミロース含有率を測定する内部品質検出装置81を設け、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に洗米タンク5に供給する水加減量を標準量よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に洗米タンク5に供給する水加減量を標準量よりも多くする水加減調整制御手段W1を設ける。また、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に浸漬工程における浸漬時間を標準時間よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に浸漬時間を標準時間よりも多くする浸漬時間調整制御手段W2を設ける。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
貯米タンク(4)及び洗米タンク(5)の下方に炊飯装置(6)を設ける洗米炊飯装置において、貯米タンク(4)の米のアミロース含有率を測定する内部品質検出装置(81)を設け、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に洗米タンク(5)に供給する水加減量を標準量よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に洗米タンク(5)に供給する水加減量を標準量よりも多くする水加減調整制御手段(W1)を設けた洗米炊飯装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
貯米タンク(4)及び洗米タンク(5)の下方に炊飯装置6を設ける洗米炊飯装置において、貯米タンク(4)の米のアミロース含有率を測定する内部品質検出装置(81)を設け、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に浸漬工程における浸漬時間を標準時間よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に浸漬時間を標準時間よりも多くする浸漬時間調整制御手段(W2)を設けた洗米炊飯装置。
【請求項3】
外気温度検出装置(83)を設け、外気温度が予め設定した外気温度範囲の場合には浸漬時間調整制御手段(W2)による浸漬時間調整制御を行うが、外気温度が所定温度以下のときは浸漬時間を標準時間よりも長く設定し、外気温度が所定温度以上のときは浸漬時間を標準時間よりも短く設定する構成とした請求項2に記載の洗米炊飯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗米炊飯装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
水に浸漬した米のアミロースを洗い流して、炊飯を行う発明がある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
また、米の含有成分のうち、澱粉中のアミロースもしくはアミロペクチンの比率及び蛋白含有率等複数の成分の含有量により当該米の食味評価をする構成がある(たとえば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-97260号公報
特開2000-283917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1によると、炊飯中に溶出されたアミロースを洗い流すことで米の老化現象が抑える効果があるが、洗い流すことにより砕米の発生を生じる不具合を生じる恐れがある。
【0006】
この発明は、アミロース含有量に基づき炊飯前の米の水分浸透状況や含有水分量を調整することによっておいしい仕上がりの洗米炊飯装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
【0008】
請求項1に記載の発明は、貯米タンク4及び洗米タンク5の下方に炊飯装置6を設ける洗米炊飯装置において、貯米タンク4の米のアミロース含有率を測定する内部品質検出装置81を設け、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に洗米タンク5に供給する水加減量を標準量よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に洗米タンク5に供給する水加減量を標準量よりも多くする水加減調整制御手段W1を設ける。
【0009】
請求項2に記載の発明は、貯米タンク4及び洗米タンク5の下方に炊飯装置6を設ける洗米炊飯装置において、貯米タンク4の米のアミロース含有率を測定する内部品質検出装置81を設け、アミロース含有率が所定値以下の低アミロース米の場合に浸漬工程における浸漬時間を標準時間よりも少なくし、アミロース含有率が所定値以上の高アミロース米の場合に浸漬時間を標準時間よりも多くする浸漬時間調整制御手段W2を設ける。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、外気温度検出装置83を設け、外気温度が予め設定した外気温度範囲の場合には浸漬時間調整制御手段W2による浸漬時間調整制御を行うが、外気温度が所定温度以下のときは浸漬時間を標準時間よりも長く設定し、外気温度が所定温度以上のときは浸漬時間を標準時間よりも短く設定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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