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公開番号2025059640
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169860
出願日2023-09-29
発明の名称汎用コンバインの脱穀装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01F 12/24 20060101AFI20250403BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、扱室の扱網から選別棚上に漏下する脱穀物が揺動選別装置の左右全体にわたって均等化することで脱穀物の再選別を少なくして脱穀負荷を軽減することを課題とする。
【解決手段】機体の前部に設ける刈取前処理装置3で刈り取った穀稈を脱穀装置4の扱室10に取り込んで扱胴11と該扱胴11の周囲の一部に設ける受網12の間で穀稈から穀粒を扱いて下部の揺動選別装置21上に漏下する汎用コンバインの脱穀装置において、受網12を扱胴11の軸方向と交差する円弧状横桟プレート12Aと該横桟プレート12Aを貫通して扱胴11の軸方向に沿って設ける縦線材12Bとで構成し、横桟プレート12Aの内周縁12A1から縦線材12Bまでの係幅を受網12の左右側部での側係幅L1よりも底部での底係幅L2を広くしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
機体の前部に設ける刈取前処理装置(3)で刈り取った穀稈を脱穀装置(4)の扱室(10)に取り込んで扱胴(11)と該扱胴(11)の周囲の一部に設ける受網(12)の間で穀稈から穀粒を扱いて下部の揺動選別装置(21)上に漏下する汎用コンバインの脱穀装置において、受網(12)を扱胴(11)の軸方向と交差する円弧状横桟プレート(12A)と該横桟プレート(12A)を貫通して扱胴(11)の軸方向に沿って設ける縦線材(12B)とで構成し、横桟プレート(12A)の内周縁(12A1)から縦線材(12B)までの係幅を受網(12)の左右側部での側係幅(L1)よりも底部での底係幅(L2)を広くしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
横桟プレート(12A)の内周縁(12A1)と縦線材(12B)までの係幅は扱胴(11)の側部から底部にかけて順次広くしたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置。
【請求項3】
横桟プレート(12A)の内周縁(12A1)と縦線材(12B)までの係幅の底部に向かっての拡大率は扱室(10)の入口側が大きく出口側で小さく変化することを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、汎用コンバインに搭載する脱穀装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
汎用コンバインは、特開2016―187327号公報や特開2014―14322号公報に記載されているように、圃場に植生する穀稈を刈取前処理装置で刈り取って、脱穀装置に投入し穀粒を脱穀分離してその穀粒をグレンタンクに溜め、脱穀済みの排桿を圃場に排出するようにしている。
【0003】
そして、脱穀装置は、外周に扱ぎ歯が立設された扱胴が扱室内に軸支され、その扱胴と扱胴の下半部に設けた扱網と間で穀稈から穀粒が扱かれ脱穀物が扱網から下方の揺動選別装置に漏下して穀粒が選別され、その穀粒がグレンタンクに溜められて収穫される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016―187327号公報
特開2014―14322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
扱室の扱網から選別棚に漏下する脱穀物は、扱室の左右側壁側が中央よりも多くて選別棚上の量が均一にならず、穀粒の選別が不充分であった。即ち、扱網から落下する脱穀物略同じであるため、必然的に選別棚の左側と右側に多くの脱穀物が存在する状況であった。
【0006】
本発明は、扱室の扱網から選別棚上に漏下する脱穀物が揺動選別装置の左右全体にわたって均等化することで脱穀物の再選別を少なくして脱穀負荷を軽減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、機体の前部に設ける刈取前処理装置3で刈り取った穀稈を脱穀装置4の扱室10に取り込んで扱胴11と該扱胴11の周囲の一部に設ける受網12の間で穀稈から穀粒を扱いて下部の揺動選別装置21上に漏下する汎用コンバインの脱穀装置において、受網12を扱胴11の軸方向と交差する円弧状横桟プレート12Aと該横桟プレート12Aを貫通して扱胴11の軸方向に沿って設ける縦線材12Bとで構成し、横桟プレート12Aの内周縁12A1から縦線材12Bまでの係幅を受網12の左右側部での側係幅L1よりも底部での底係幅L2を広くしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【0009】
請求項2の発明は、横桟プレート12Aの内周縁12A1と縦線材12Bまでの係幅は扱胴11の側部から底部にかけて順次広くしたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【0010】
請求項3の発明は、横桟プレート12Aの内周縁12A1と縦線材12Bまでの係幅の底部に向かっての拡大率は扱室10の入口側が大きく出口側で小さく変化することを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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