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公開番号
2025025478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130275
出願日
2023-08-09
発明の名称
コンバインの穀粒排出装置
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01F
12/46 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、穀粒排出オーガを設けたコンバインで、穀粒タンクを搭載したトラックがコンバインに対してどのような位置に停止していても穀粒排出オーガの排出準備が自動で行えるようにすることで、グレンタンクに溜まった穀粒の穀粒タンクへの移送作業が迅速にできるようにすることが課題である。
【解決手段】グレンタンク2内の穀粒を排出する穀粒排出オーガ3を起伏・旋回してその穀粒排出口18を機体の周囲に移動設定可能にしたコンバインの穀粒排出装置であって、遠隔操作装置52に穀粒排出口18の排出位置を指定して自動で起伏・旋回して移動する排出位置指定スイッチ39,40を設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
グレンタンク(2)内の穀粒を排出する穀粒排出オーガ(3)を起伏・旋回してその穀粒排出口(18)を機体の周囲に移動設定可能にしたコンバインの穀粒排出装置であって、操作装置(52)に穀粒排出口(18)の排出位置を指定して自動で操縦部の上方を通過するように起伏・旋回して移動する排出位置指定スイッチ(39,40)を複数設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
第1の排出位置指定スイッチ(39)を入り操作すると、穀粒排出オーガ(3)は起伏後右旋回して穀粒排出口(18)を機体右側に移動させて所定位置で停止する構成とし、第2の排出位置指定スイッチ(40)を入り操作すると、穀粒排出オーガ(3)は起伏後左旋回して穀粒排出口(18)を機体左側に移動させて所定位置で停止する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置。
【請求項3】
穀粒排出口(18)の移動途中に移動を停止して穀粒排出を可能にする停止・排出スイッチ(32)を操作装置(52)に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンバインの穀粒排出装置。
【請求項4】
穀粒排出口(18)の下方を写す排出監視カメラ(45)を設け、操縦席に設けるモニタに映像を映すことを特徴とする請求項3に記載のコンバインの穀粒排出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に植生する穀稈を刈り取って穀粒を脱穀して収穫するコンバインで、収穫した穀粒を一時的に溜めるグレンタンクからトラックに搭載する穀粒タンクに移送するコンバインの穀粒排出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コンバインの機体に搭載したグレンタンクは圃場で収穫した穀粒を一時的に溜めて、満杯になるとコンバインが畦道に停止しているトラックに近づいて、コンバインに設けた穀粒排出オーガでグレンタンク内の穀粒をトラック上の穀粒タンクに移送排出して、コンバインを再び圃場に戻して収穫作業を続けるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-18112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンバインのグレンタンクは、機体の後部に設けられてこのグレンタンクの上部に起立可能に立設される穀粒排出オーガは、機体上部を360°旋回してコンバインの前後左右どの位置でも穀粒の排出位置を設定できるようにしているが、コンバインは機体の右前部に操縦部があるために、操縦部の左側に収納して設けた穀粒排出オーガを起立させて穀粒排出口を機体の右前側部に移動するためには操縦部の運転者、サンバイザー、キャビン等を避けて機体の左から右に大きく旋回して右前に移動しなければならないので、穀粒排出オーガの排出準備に手間取る。
【0005】
本発明は、穀粒排出オーガを設けたコンバインで、穀粒タンクを搭載したトラックがコンバインに対してどのような位置に停止していても穀粒排出オーガの排出準備が自動で行えるようにすることで、グレンタンクに溜まった穀粒の穀粒タンクへの移送作業が迅速にできるようにすることが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、グレンタンク2内の穀粒を排出する穀粒排出オーガ3を起伏・旋回してその穀粒排出口18を機体の周囲に移動設定可能にしたコンバインの穀粒排出装置であって、操作装置52に穀粒排出口18の排出位置を指定して自動で操縦部の上方を通過するように起伏・旋回して移動する排出位置指定スイッチ39,40を複数設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置とする。
【0008】
請求項2の発明は、第1の排出位置指定スイッチ(39)を入り操作すると、穀粒排出オーガ(3)は起伏後右旋回して穀粒排出口(18)を機体右側に移動させて所定位置で停止する構成とし、第2の排出位置指定スイッチ(40)を入り操作すると、穀粒排出オーガ(3)は起伏後左旋回して穀粒排出口(18)を機体左側に移動させて所定位置で停止する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置とする。
【0009】
請求項3の発明は、穀粒排出口(18)の移動途中に移動を停止して穀粒排出を可能にする停止・排出スイッチ(32)を操作装置(52)に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンバインの穀粒排出装置とする。
【0010】
請求項4の発明は、穀粒排出口(18)の下方を写す排出監視カメラ(45)を設け、操縦席に設けるモニタに映像を映すことを特徴とする請求項3に記載のコンバインの穀粒排出装置とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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