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公開番号
2024175847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093894
出願日
2023-06-07
発明の名称
水田作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20241212BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】車体左右方向の傾斜姿勢に対しても十分な安全対策を講じた水田作業車を提供する。
【解決手段】水田作業車は、走行車体と、走行車体に設けられ、円環状の本体部と本体部の外周領域に設けられたラグ4とを有する車輪と、本体部の外周領域に配置された横転阻止体5を備え、横転阻止体5には、ラグ4の接地点を回転軸とする走行車体の左右方向の傾斜運動時に、傾斜運動の所定傾斜角において接地する阻止部が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体と、
前記走行車体に設けられ、円環状の本体部と前記本体部の外周領域に設けられたラグとを有する車輪と、
前記本体部の前記外周領域に配置された横転阻止体を備え、
前記横転阻止体には、前記ラグの接地点を回転軸とする前記走行車体の左右方向の傾斜運動時に、前記傾斜運動の所定傾斜角において接地する阻止部が形成されている水田作業車。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記阻止部は、平面状に形成される請求項1に記載の水田作業車。
【請求項3】
前記横転阻止体は、前記ラグと一体的に成形される請求項1に記載の水田作業車。
【請求項4】
前記横転阻止体は、前記ラグとは別の成形体であり、前記ラグの側面に固定される請求項1に記載の水田作業車。
【請求項5】
前記横転阻止体は前記車輪に前記車輪の左右方向で連結される連結部材によって着脱可能に固定される請求項1に記載の水田作業車。
【請求項6】
前記横転阻止体は、前記横転阻止体は、前記ラグとは別の成形体であり、前記ラグを固定しているリムまたは前記ラグと前記リムの両方に固定される請求項1に記載の水田作業車。
【請求項7】
前記車輪が前記走行車体に取り付けられた状態で、前記本体部の外側を向く側面に、前記横転阻止体が設けられている請求項1に記載の水田作業車。
【請求項8】
前記横転阻止体は、前記本体部とは別体の補助輪体部に設けられている請求項1に記載の水田作業車。
【請求項9】
前記横転阻止体の前記阻止部は、異なる前記所定傾斜角で接地する第1阻止部と第2阻止部とを有し、前記第2阻止部の接地傾斜角は前記第1阻止部の接地傾斜角より大きい請求項1から8のいずれか一項に記載の水田作業車。
【請求項10】
前記第2阻止部の接地面積は前記第1阻止部の接地面積より大きく形成されている請求項9に記載の水田作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用型や歩行型の田植機、直播機、薬剤散布機などの、車輪を備えた水田作業車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の水田作業車の車輪は、車軸に連結されるハブと、スポークによりハブに連結される円環状の環状リムと、環状リムの左右両側に突出するラグとから構成されている(例えば、特許文献1参照)。このように構成された車輪は、エンジンから変速装置を介して伝達された駆動力により回転駆動される(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-098851号公報
特開2018-117538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水田作業車は、納屋などから圃場へトラックによって搬送されることもあり、その積み降ろしにおいて、車体前後方向の傾斜姿勢となる。また、水田作業車は、傾斜面を有する畦によって区画された圃場内を作業走行するので、圃場への進入や圃場からの退出時には、水田作業車は車体前後方向や車体左右方向の傾斜姿勢となる。さらに、圃場作業において、圃場内に石や木材などの異物が存在した場合にも、異物に乗り上げた水田作業車は左右方向の傾斜姿勢となる。車体前後方向の傾斜姿勢は、積み降ろし時や坂道走行において確実に生じるので、車体前後方向の傾斜姿勢に対する安全対策は以前から講じられている。しかしながら、車体左右方向の傾斜姿勢に対する安全対策は不十分であった。
【0005】
上記実情に鑑み、本発明の目的は、車体左右方向の傾斜姿勢に対しても十分な安全対策を講じた水田作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による水田作業車は、走行車体と、前記走行車体に設けられ、円環状の本体部と前記本体部の外周領域に設けられたラグとを有する車輪と、前記本体部の前記外周領域に配置された横転阻止体を備え、前記横転阻止体には、前記ラグの接地点を回転軸とする前記走行車体の左右方向の傾斜運動時に、前記傾斜運動の所定傾斜角において接地する阻止部が形成されている。
【0007】
この構成によれば、水田作業車の走行車体が左右方向に傾斜した際、その傾斜角が所定傾斜角に達すると、横転阻止体の阻止部が接地し、それ以上の傾斜に対する抵抗力(踏ん張り力)が生み出される。これにより、所定傾斜角を超える傾斜が抑制される。所定傾斜角を、水田作業車の横転予防のために規定されている基底角より小さく、好ましくは当該横転角の1/2程度に設定することで、水田作業車の横転に対する安全性が向上する。
【0008】
本発明では、横転阻止体による、傾斜に対する踏ん張り力をより効果的に得るために、前記阻止部は、平面状に形成されている。
【0009】
横転阻止体の車輪への取付は、車輪の構造、特にリムとラグの構造に応じて、適切な方法で行うことができる。第1の実施形態では、前記横転阻止体は、前記ラグと一体的に成形される。これにより、ラグをリムに取り付けることにより、横転阻止体もリムに取り付けられることになる。また、ラグと横転阻止体との位置合わせも、成形時に完了するので、横転阻止体の取付工程が簡単となる。
【0010】
第2の実施形態では、前記横転阻止体は、前記ラグとは別の成形体であり、前記ラグの側面によって固定される。例えば、前記横転阻止体は前記車輪に前記車輪の左右方向で連結される連結部材によって着脱可能に固定される。前記横転阻止体が前記ラグとは別の成形体で構成され、前記ラグの側面にボルトなどの連結部材によって固定されることで、着脱自在となる。より具体的な、第3の実施形態では、前記横転阻止体は、前記ラグとは別の成形体であり、前記ラグを固定しているリムまたは前記ラグと前記リムの両方に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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