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公開番号2025006700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107666
出願日2023-06-30
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B60K 15/063 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約【課題】水素タンク用のタンクケースを備えた作業車両において、水素タンクのメンテナンスを容易にする。
【解決手段】作業車両10は、車体11と、車体11に搭載された運転席15、モータ31及び燃料電池24と、運転席15の周囲に配置されたキャビン16と、燃料電池24に水素を供給する配管22及び水素用のタンク13と、キャビン16の上方に配置され、タンク13を収容するタンクケース211と、を備え、タンクケース211は、タンク13を下方より覆う下板221と、タンク13を側方より覆う前側板222、後側板223、左側板224、及び右側板225と、タンク13を上方より覆う上板226と、右側板225においてヒンジ217を介して開閉可能に支持される開閉扉213と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体に搭載される運転席、電動モータ及び燃料電池モジュールと、
前記運転席の周囲に配置されるキャビンと、
前記燃料電池モジュールに水素を供給する水素配管及び水素タンクと、
前記キャビンの上方に配置され、前記水素タンクを収容するタンクケースと、
を備え、
前記タンクケースは、
前記水素タンクを下方より覆う下板、側方より覆う側板、及び上方より覆う上板を含み、
前記側板においてヒンジを介して開閉可能に支持される開閉扉を有する、作業車両。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記水素タンクは、水素の流入量及び流出量を調整する弁を有し、
前記弁に対向する第1の前記側板において、前記開閉扉が設けられる、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記タンクケースは、前記第1の側板に対して平行な第2の側板を有し、
前記第2の側板において、前記開閉扉がさらに設けられる、請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記タンクケースは、前記上板が前記下板に対して傾斜を有する、請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記タンクケースは、前記第1の側板及び前記第2の側板に対して直交する第3の側板、及び、第4の側板を有し、
前記上板が、前記第3の側板及び前記第4の側板の少なくとも一方に向かって先下がりとなる傾斜を有する、請求項4に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電動モータとバッテリとを備えた作業車両が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された作業車両は、ボンネットの内部にバッテリが配置されている。特許文献1に開示された作業車両は、トラクタである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-060655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、水素を燃料として発電する燃料電池モジュールを用いて、電力によって電動モータを駆動して走行する作業車両が検討されている。このような作業車両は、水素を貯留する水素タンクが搭載される。従来、このような水素タンクを外部からの衝撃や温度の上昇等から的確に保護することができるタンクケースの開発が望まれている。このようなタンクケースは、内部に収容した水素タンクを容易にメンテナンス可能であることが求められる。
【0005】
本開示は、水素タンク用のタンクケースを備えた作業車両において、水素タンクのメンテナンスを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業車両は、車体と、前記車体に搭載される運転席、電動モータ及び燃料電池モジュールと、前記運転席の周囲に配置されるキャビンと、前記燃料電池モジュールに水素を供給する水素配管及び水素タンクと、前記キャビンの上方に配置され、前記水素タンクを収容するタンクケースと、を備え、前記タンクケースは、前記水素タンクを下方より覆う下板、側方より覆う側板、及び上方より覆う上板を含み、前記側板においてヒンジを介して開閉可能に支持される開閉扉を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、水素タンク用のタンクケースを備えた作業車両において、水素タンクのメンテナンスを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す斜視図である。
図2は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す正面図である。
図3は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す背面図である。
図4は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す右側面図である。
図5は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す左側面図である。
図6は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す平面図である。
図7は、本開示の作業車両の実施の一形態を示す底面図である。
図8は、本開示の作業車両の一部を分解して示す斜視図である。
図9は、一部を外した状態の作業車両の左側面図である。
図10は、タンクケースの斜視図である。
図11は、作業車両におけるタンクケースの設置状況の説明図である。
図12は、タンク及びタンクケースの断面模式図である。
図13は、開閉扉を開けた状態のタンクケース及び内部のタンクを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の作業車両は、車体と、前記車体に搭載される運転席、電動モータ及び燃料電池モジュールと、前記運転席の周囲に配置されるキャビンと、前記燃料電池モジュールに水素を供給する水素配管及び水素タンクと、前記キャビンの上方に配置され、前記水素タンクを収容するタンクケースと、を備える。本開示の作業車両において、前記タンクケースは、前記水素タンクを下方より覆う下板、側方より覆う側板、及び上方より覆う上板を含み、前記側板においてヒンジを介して開閉可能に支持される開閉扉を有する。
【0010】
前記構成の作業車両によれば、水素タンクを収容するタンクケースを備えた作業車両において、水素タンクのメンテナンスを容易にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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