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公開番号
2025011765
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114070
出願日
2023-07-11
発明の名称
排気ガス浄化システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
主分類
F01N
3/02 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】消費動力の低減を図ることが可能な排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な複数の吸脱着部310(吸着部)と、前記吸脱着部310へと案内される排気ガス、前記吸脱着部310、又は、前記吸脱着部310から脱着された二酸化炭素(排気ガス等)の少なくとも1つを、冷媒を用いて冷却する第一の冷却部(第一冷却部321及び第三冷却部323)と、前記排気ガス等の少なくとも1つを、前記第一の冷却部とは独立した経路を流通する冷媒を用いて冷却する第二の冷却部(第二冷却部322及び第四冷却部324)と、複数の前記吸脱着部310のうち一の吸脱着部310(吸脱着部310B)を通過した排気ガスを他の吸脱着部310(吸脱着部310D)へと案内することで、前記他の吸脱着部310Dの温度を調節することが可能な案内部(経路L12)と、を具備した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な複数の吸着部と、
前記吸着部へと案内される排気ガス、前記吸着部、又は、前記吸着部から脱着された二酸化炭素の少なくとも1つを、冷媒を用いて冷却する第一の冷却部と、
前記吸着部へと案内される排気ガス、前記吸着部、又は、前記吸着部から脱着された二酸化炭素の少なくとも1つを、前記第一の冷却部とは独立した経路を流通する冷媒を用いて冷却する第二の冷却部と、
複数の前記吸着部のうち一の吸着部を通過した排気ガスを他の前記吸着部へと案内することで、前記他の吸着部の温度を調節することが可能な案内部と、
を具備する排気ガス浄化システム。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
複数の前記吸着部は、
二酸化炭素及び窒素酸化物を吸着する第一状態と、前記第一状態になる前に予冷される第二状態と、に切り替え可能であり、
前記案内部は、
前記第一状態の前記吸着部を通過した排気ガスを、前記第二状態の前記吸着部へと案内する、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項3】
前記第二の冷却部は、
前記第一状態の前記吸着部、又は、前記第二状態の前記吸着部の少なくとも一方を、液相の冷媒を用いて冷却する、
請求項2に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項4】
複数の前記吸着部は、
二酸化炭素を脱着する第三状態と、前記第三状態になる前に予熱される第四状態と、に切り替え可能であり、
前記第一の冷却部は、
前記吸着部へと案内される排気ガスを冷却すると共に、前記排気ガスの廃熱を用いて前記第三状態の吸着部及び前記第四状態の吸着部を加熱するものである、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項5】
尿素又は炭化水素を還元剤として用いることで、前記吸着部における窒素酸化物の還元を実行することが可能な還元部を具備する、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気ガスを浄化するための排気ガス浄化システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、排気ガスを浄化するための排気ガス浄化システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、排気ガス等の対象ガスに含まれる二酸化炭素を吸着及び脱着可能な吸脱着モジュールを具備する、二酸化炭素の分離・回収システムが記載されている。この分離・回収システムでは、吸着工程において、冷却された対象ガスを吸脱着モジュールに供給することで、対象ガスから二酸化炭素を分離して吸着材に吸着させることができる。また、脱着工程において、吸着材を吸着温度よりも高い脱着温度に加熱することで、吸着材に吸着された二酸化炭素を回収することができる。
【0004】
ここで、二酸化炭素を吸着材に吸着させる場合、対象ガスや吸脱着モジュールを所定の温度まで冷却する必要があるが、対象ガス等を冷却するためには、種々の機器(例えば、冷凍サイクルのコンプレッサー等)を作動させるための動力が必要となるため、この消費動力の低減を図ることが可能な技術が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-159816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、消費動力の低減を図ることが可能な排気ガス浄化システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様に係る排気ガス浄化システムは、排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な複数の吸着部と、前記吸着部へと案内される排気ガス、前記吸着部、又は、前記吸着部から脱着された二酸化炭素の少なくとも1つを、冷媒を用いて冷却する第一の冷却部と、前記吸着部へと案内される排気ガス、前記吸着部、又は、前記吸着部から脱着された二酸化炭素の少なくとも1つを、前記第一の冷却部とは独立した経路を流通する冷媒を用いて冷却する第二の冷却部と、複数の前記吸着部のうち一の吸着部を通過した排気ガスを他の前記吸着部へと案内することで、前記他の吸着部の温度を調節することが可能な案内部と、を具備する。
【0009】
また、複数の前記吸着部は、二酸化炭素及び窒素酸化物を吸着する第一状態と、前記第一状態になる前に予冷される第二状態と、に切り替え可能であり、前記案内部は、前記第一状態の前記吸着部を通過した排気ガスを、前記第二状態の前記吸着部へと案内する。
【0010】
また、前記第二の冷却部は、前記第一状態の前記吸着部、又は、前記第二状態の前記吸着部の少なくとも一方を、液相の冷媒を用いて冷却する。
(【0011】以降は省略されています)
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