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公開番号
2025161232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064251
出願日
2024-04-11
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B62D
25/14 20060101AFI20251017BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】作業車において、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部との連結強度が維持されるように構成する。
【解決手段】ダッシュパネル14の前方に設けられた上部パネル30が備えられ、ダッシュパネル14の前部14dが上部パネル30の後部32,33に対して上側に位置するように、ダッシュパネル14の前部14dと上部パネル30の後部32,33とが重ねられる。ダッシュパネル14の前部14dと上部パネル30の後部32,33とが重ねられた部分において、ダッシュパネル14の前部14dの前端部14eと連結部材38との間の部分に、隙間40が形成され、隙間40は、ダッシュパネル14の前部14dの前端部14eから前方に向けて開放されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置と、
前記走行装置が取り付けられて、前記走行装置により支えられた機体と、
左右方向に沿って並べて前記機体に設けられた運転席及び助手席と、
前記運転席及び前記助手席の前方に設けられたダッシュパネルと、
前記ダッシュパネルの前方に設けられた上部パネルとが備えられ、
前記ダッシュパネルの前部が前記上部パネルの後部に対して上側に位置するように、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とが重ねられ、
前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とに亘って取り付けられて、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とを連結する連結部材が備えられ、
前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とが重ねられた部分において、前記ダッシュパネルの前部の前端部と前記連結部材との間の部分に、隙間が形成され、
前記隙間は、前記ダッシュパネルの前部の前端部から前方に向けて開放されている作業車。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ダッシュパネル及び前記上部パネルが、前記機体の右部及び左部に亘って設けられ、
前記隙間が、前記ダッシュパネルの全幅及び前記上部パネルの全幅に亘って設けられている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記ダッシュパネルよりも前側に設けられ、前記機体の右部及び左部に亘って、左右方向に沿って連結された上横フレームが備えられ、
前記上部パネルが、前記上横フレームに連結されている請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記上横フレームよりも低い位置に設けられ、前記機体の右部及び左部に亘って、左右方向に沿って連結された下横フレームが備えられ、
前記ダッシュパネルの下部が、前記下横フレームに連結されている請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記ダッシュパネルの右部及び左部が、前記機体の右部及び左部に連結されている請求項3に記載の作業車。
【請求項6】
前記機体は、前記機体の下部に設けられたフロアフレームと、前記フロアフレームに連結されて前記運転席及び前記助手席を囲むロプスフレームとを有しており、
前記上横フレーム及び前記下横フレームが、前記ロプスフレームの右部及び左部に亘って、左右方向に沿って連結され、
前記ダッシュパネルの右部及び左部が、前記ロプスフレームの右部及び左部に連結されている請求項4に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車におけるダッシュパネルの構成に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
作業車では、特許文献1に開示されているように、ダッシュパネルが運転席及び助手席の前方に設けられ、操縦ハンドル等がダッシュパネルに配置されたものがある。
この場合、上部パネルがダッシュパネルの前方に設けられ、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とが、連結部材により連結されるように構成されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-14466号公報(図1及び図2参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業車では、ダッシュパネルは、比較的大きな部材であり、合成樹脂で成型されることが多い。これにより、ダッシュパネルの成型時において、ダッシュパネルの前部の左右方向での各部に、僅かに上下に変位する部分が発生して、ダッシュパネルの前部が波打ち状態になることがある。作業車の使用に伴って、太陽光がダッシュパネルに長期間に亘って照射されることにより、ダッシュパネルの前部が波打ち状態になることがある。
前述のように、ダッシュパネルの前部に波打ち状態が生じると、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部との連結強度の低下が懸念される。
【0005】
本発明は、作業車において、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部との連結強度が確保及び維持されるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、走行装置と、前記走行装置が取り付けられて、前記走行装置により支えられた機体と、左右方向に沿って並べて前記機体に設けられた運転席及び助手席と、前記運転席及び前記助手席の前方に設けられたダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの前方に設けられた上部パネルとが備えられ、前記ダッシュパネルの前部が前記上部パネルの後部に対して上側に位置するように、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とが重ねられ、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とに亘って取り付けられて、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とを連結する連結部材が備えられ、前記ダッシュパネルの前部と前記上部パネルの後部とが重ねられた部分において、前記ダッシュパネルの前部の前端部と前記連結部材との間の部分に、隙間が形成され、前記隙間は、前記ダッシュパネルの前部の前端部から前方に向けて開放されている。
【0007】
本発明によると、運転席及び助手席の前方に設けられたダッシュパネルと、ダッシュパネルの前方に設けられた上部パネルとにおいて、ダッシュパネルの前部が上部パネルの後部に対して上側に位置するように、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とが重ねられている。連結部材が、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とに亘って取り付けられて、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とが連結されている。
【0008】
ダッシュパネルの前部が上部パネルの後部に対して上側に位置するように、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とが重ねられることにより、ダッシュパネルの前部付近の意匠が好ましいものとなる。
【0009】
本発明によると、ダッシュパネルの前部の前端部と連結部材との間の部分に、隙間が形成されており、隙間はダッシュパネルの前部の前端部から前方に向けて開放されている。
これにより、連結部材が取り付けられる際に、ダッシュパネルの前部に波打ち状態が生じていても、連結部材が取り付けられた後に、ダッシュパネルの前部に波打ち状態が生じても、ダッシュパネルの前部の波打ち状態が隙間の範囲内であれば、ダッシュパネルの前部の波打ち状態は隙間に吸収される。
【0010】
ダッシュパネルの前部の波打ち状態が隙間に吸収されることにより、連結部材が取り付けられる際、ダッシュパネルの前部の波打ち状態の影響を受けること少なく、ダッシュパネルの前部と上部パネルの後部とが、連結部材により連結される。
連結部材が取り付けられた後に、ダッシュパネルの前部に波打ち状態が生じても、ダッシュパネルの前部の波打ち状態が隙間に吸収されるので、連結部材による連結は、ダッシュパネルの前部の波打ち状態の影響を受け難い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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