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公開番号
2025011761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114066
出願日
2023-07-11
発明の名称
排気ガス浄化システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
主分類
F01N
3/02 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】消費動力の低減を図ることが可能な排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な吸脱着部210(吸着部)と、前記吸脱着部210へと案内される排気ガス、又は、前記吸着部の少なくとも一方を、液相の第一冷媒を用いて冷却する冷却部220と、を具備した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な吸着部と、
前記吸着部へと案内される排気ガス、又は、前記吸着部の少なくとも一方を、液相の第一冷媒を用いて冷却する冷却部と、
を具備する排気ガス浄化システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記冷却部は、
前記第一冷媒の熱を放熱するラジエータを具備する、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項3】
前記冷却部は、
前記吸着部へと案内される排気ガスを冷却する第一冷却部を含む、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項4】
前記冷却部は、
前記吸着部を冷却する第二冷却部を含む、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項5】
前記冷却部は、
前記吸着部から脱着された二酸化炭素を冷却する第三冷却部を含む、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項6】
相変化する第二冷媒を用いて、前記冷却部で用いられる前記第一冷媒を冷却可能な補助冷却部を具備する、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項7】
尿素又は炭化水素を還元剤として用いることで、前記吸着部における窒素酸化物の還元を実行することが可能な還元部を具備する、
請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
【請求項8】
排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な吸着部と、
前記吸着部へと案内される排気ガス、前記吸着部、又は、前記吸着部から脱着された二酸化炭素の少なくとも1つを、液相の第一冷媒を用いて冷却する冷却部と、
を具備する排気ガス浄化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気ガスを浄化するための排気ガス浄化システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、排気ガスを浄化するための排気ガス浄化システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、排気ガス等の対象ガスに含まれる二酸化炭素を吸着及び脱着可能な吸脱着モジュールを具備する、二酸化炭素の分離・回収システムが記載されている。この分離・回収システムでは、吸着工程において、冷却された対象ガスを吸脱着モジュールに供給することで、対象ガスから二酸化炭素を分離して吸着材に吸着させることができる。また、脱着工程において、吸着材を吸着温度よりも高い脱着温度に加熱することで、吸着材に吸着された二酸化炭素を回収することができる。
【0004】
ここで、二酸化炭素を吸着材に吸着させる場合、対象ガスや吸脱着モジュールを所定の温度まで冷却する必要があるが、対象ガス等を冷却するためには、種々の機器(例えば、冷凍サイクルのコンプレッサー等)を作動させるための動力が必要となるため、この消費動力の低減を図ることが可能な技術が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-159816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、消費動力の低減を図ることが可能な排気ガス浄化システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様に係る排気ガス浄化システムは、排気ガスに含まれる二酸化炭素及び窒素酸化物の吸着が可能な吸着部と、前記吸着部へと案内される排気ガス、又は、前記吸着部の少なくとも一方を、液相の第一冷媒を用いて冷却する冷却部と、を具備する。
【0009】
また、前記冷却部は、前記第一冷媒の熱を放熱するラジエータを具備する。
【0010】
また、前記冷却部は、前記吸着部へと案内される排気ガスを冷却する第一冷却部を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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