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公開番号
2025012300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115037
出願日
2023-07-13
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
6/365 20071001AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】ジェネレータ及びモータが備えられたハイブリッド型の作業車において、ジェネレータ及びモータのコアの大型化を抑えながら、ジェネレータ及びモータの高出力化が可能になるように構成する。
【解決手段】エンジン5の動力を増速してジェネレータ21に伝達するジェネレータギヤ機構21b,31が備えられている。モータ22の動力を減速して伝達するモータギヤ機構22b,32が備えられている。エンジン5の動力とモータギヤ機構22b,32により減速されたモータ22の動力とを合成して走行装置に伝達する伝動装置23,24が備えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置と、エンジンと、ジェネレータと、モータと、バッテリと、
前記エンジンの動力を増速して前記ジェネレータに伝達するジェネレータギヤ機構と、
前記モータの動力を減速して伝達するモータギヤ機構と、
前記エンジンの動力と前記モータギヤ機構により減速された前記モータの動力とを合成して前記走行装置に伝達する伝動装置とが備えられている作業車。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記ジェネレータ及び前記モータは、モータジェネレータである請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記エンジンの動力を伝達するエンジン伝動軸と、
前記エンジン伝動軸に対して回転可能に前記エンジン伝動軸の外周部に取り付けられた円筒状のモータ伝動軸とが備えられ、
前記モータギヤ機構が、前記モータ伝動軸の端部に取り付けられ、
前記ジェネレータギヤ機構が、前記エンジン伝動軸における前記モータ伝動軸の端部に隣接する部分に取り付けられ、
前記エンジンの動力が、前記ジェネレータギヤ機構を介して前記ジェネレータに伝達され、且つ、前記エンジン伝動軸を介して前記伝動装置に伝達され、
前記モータの動力が、前記モータギヤ機構及び前記モータ伝動軸を介して前記伝動装置に伝達される請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記ジェネレータギヤ機構は、前記ジェネレータの軸部と同一軸線上に設けられ且つ前記ジェネレータの軸部と連動する第1伝動ギヤと、前記エンジン伝動軸に取り付けられ且つ前記第1伝動ギヤと咬合し且つ前記第1伝動ギヤよりも大径の第2伝動ギヤとを有し、
前記モータギヤ機構は、前記モータの軸部と同一軸線上に設けられ且つ前記モータの軸部と連動する第3伝動ギヤと、前記モータ伝動軸に取り付けられ且つ前記第3伝動ギヤと咬合し且つ前記第3伝動ギヤよりも大径の第4伝動ギヤとを有している請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記第3伝動ギヤから前記第4伝動ギヤへの減速が、前記第1伝動ギヤから前記第2伝動ギヤへの減速よりも小さくなるように、前記第3伝動ギヤと前記第4伝動ギヤとのギヤ比、並びに、前記第1伝動ギヤと前記第2伝動ギヤとのギヤ比が設定されている請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸が、前後方向に沿って配置され、
前記ジェネレータが、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸に対して左右一方に配置され、
前記モータが、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸に対して左右他方に配置されている請求項4又は5に記載の作業車。
【請求項7】
前記ジェネレータの軸部及び前記モータの軸部が、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸よりも低位置に配置されている請求項6に記載の作業車。
【請求項8】
冷却液を冷却対象物に供給するポンプと、
前記エンジン伝動軸の動力を前記ポンプに伝達するポンプギヤ機構とが備えられ、
前記ポンプギヤ機構が、前記エンジン伝動軸における前記ジェネレータギヤ機構に対して前記モータギヤ機構の反対側に隣接する部分に取り付けられている請求項3に記載の作業車。
【請求項9】
前記ポンプが、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸の下方に配置されている請求項8に記載の作業車。
【請求項10】
前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸が、前後方向に沿って配置され、
前記ジェネレータが、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸に対して左右一方に配置され、
前記モータが、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸に対して左右他方に配置され、
前記ジェネレータの軸部及び前記モータの軸部が、前記エンジン伝動軸及び前記モータ伝動軸よりも低位置に配置され、
前記ポンプが、前記ジェネレータの軸部及び前記モータの軸部よりも低位置に配置されている請求項9に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車における伝動系の構成に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
作業車の一例であるトラクタでは、特許文献1に開示されているように、エンジンとモータとが設けられ、エンジンの動力とモータの動力とが伝動装置に伝達されて、エンジンの動力とモータの動力とが伝動装置で合成され、伝動装置から走行装置に伝達されるように構成されたハイブリッド型のトラクタがある。
この場合、モータに加えて、エンジンの動力により駆動されるジェネレータを、別に備えることが考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-65349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般の乗用車に対して、作業車は低回転高トルクの動力が走行装置に伝達される。これにより、ジェネレータ及びモータが備えられたハイブリッド型の作業車において、ジェネレータ及びモータの高出力化が行われる場合、ジェネレータ及びモータのコアを大型化する必要がある。
【0005】
しかし、ジェネレータ及びモータのコアが大型化されると、ジェネレータ及びモータを収容するケースの大型化や、ジェネレータ及びモータのコストの上昇を伴うので、改善の余地がある。
【0006】
本発明は、ジェネレータ及びモータが備えられたハイブリッド型の作業車において、ジェネレータ及びモータのコアの大型化を抑えながら、ジェネレータ及びモータの高出力化が可能になるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の作業車は、走行装置と、エンジンと、ジェネレータと、モータと、バッテリと、前記エンジンの動力を増速して前記ジェネレータに伝達するジェネレータギヤ機構と、前記モータの動力を減速して伝達するモータギヤ機構と、前記エンジンの動力と前記モータギヤ機構により減速された前記モータの動力とを合成して前記走行装置に伝達する伝動装置とが備えられている。
【0008】
本発明によると、エンジンの動力が、ジェネレータギヤ機構により増速されてジェネレータに伝達され、ジェネレータが高速で回転駆動される。これにより、ジェネレータのコアを大型化しなくても、ジェネレータの高出力化が可能になる。
【0009】
本発明によると、モータの動力が、モータギヤ機構により減速されて伝動装置に伝達される。モータが高速で回転駆動されることによって、モータの高回転低トルクの動力が、低回転高トルクの動力に変換されて伝動装置に伝達されるので、モータのコアを大型化しなくても、モータの高出力化が可能になる。
【0010】
これにより、ジェネレータ及びモータを収容するケースの大型化を抑え、ジェネレータ及びモータのコストの上昇を抑えながら、ジェネレータ及びモータの高出力化が可能になるので、作業車の走行性能の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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