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公開番号
2025022936
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024204038,2021117178
出願日
2024-11-22,2021-07-15
発明の名称
トラクタ
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B60K
8/00 20060101AFI20250206BHJP(車両一般)
要約
【課題】燃料電池に対する急激な電力負荷が生じたとしても燃料電池に対する水素ガス供給量を迅速に追従させることができる燃料電池システムを備えたトラクタを提供する。
【解決手段】車体と、前記車体の前部に設けられたボンネットと、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、前記走行装置を駆動する駆動モータと、作業装置に動力を伝達するPTO軸と、燃料電池を含み、且つ前記燃料電池の発電した電力を前記駆動モータへ供給する燃料電池システムと、前記燃料電池の発生した電力を蓄積するバッテリと、を備え、前記燃料電池及びバッテリは、前記ボンネット内に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体の前部に設けられたボンネットと、
前記車体を走行可能に支持する走行装置と、
前記走行装置を駆動する駆動モータと、
作業装置に動力を伝達するPTO軸と、
燃料電池を含み、且つ前記燃料電池の発電した電力を前記駆動モータへ供給する燃料電池システムと、
前記燃料電池の発生した電力を蓄積するバッテリと、を備え、
前記燃料電池及びバッテリは、前記ボンネット内に配置されているトラクタ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記燃料電池システムは、前記駆動モータよりも高い位置に配置されている請求項1に記載のトラクタ。
【請求項3】
前記燃料電池システムは、前記駆動モータよりも前方に配置されている請求項1に記載のトラクタ。
【請求項4】
前記燃料電池システムの高さは、前記バッテリの高さよりも高い請求項1に記載のトラクタ。
【請求項5】
前記駆動モータを制御するインバータを備え、
前記インバータは、前記駆動モータよりも前方に配置されている請求項1に記載のトラクタ。
【請求項6】
前記インバータは、前記ボンネット内に配置されている請求項5に記載のトラクタ。
【請求項7】
オペレータが当該トラクタに乗り降りするための乗降ステップを備え、
前記乗降ステップは、前記燃料電池システムよりも後方に配置されている請求項1に記載のトラクタ。
【請求項8】
前記乗降ステップは、前記燃料電池システムと前記駆動モータとの間に配置されている請求項7に記載のトラクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池システムを備えたトラクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車の燃料として、大気汚染を防止するクリーンなエネルギー源として水素燃料ガスが注目を浴びている。これに伴い、水素ガス等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を搭載し、その燃料電池の発電電力を前輪及び後輪の駆動源とする燃料電池駆動式の自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。このような燃料電池駆動式の自動車では、燃料電池に供給される水素ガス等の燃料ガスを貯留する水素吸蔵合金タンクや高圧タンクなどの燃料ガス貯留用のタンクが搭載されている。
【0003】
このような大気汚染防止の観点から、燃料電池を駆動源として用いるという技術的なトレンドは自動車のみにとどまらず、例えば田植機やコンバイン等の農業機械、バックホー、コンパクトトラックローダ、スキッドステアローダ等の建設機械など、各種の作業機にも適用するという研究開発が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-102458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、作業装置を装着可能、又は作業装置を有する作業機(産業機械)では、自動車では駆動源のほとんどが走行用の駆動源としてのみ利用されるのに対して、作業機では、該駆動源は走行用の駆動源の他に作業装置の駆動源としても利用される。このため、作業機では、走行用のアクセル位置に関係なく電力負荷が急激に増加する場合がある。従って、燃料電池を駆動源として搭載する作業機においては、該燃料電池に対する水素ガス等の燃料ガスの供給量を迅速に追従させて増加させることができず、MH(Metal Hydride)タンクから放出される水素ガスの流量が急激に増加すると、MHタンク内の圧力が急激に低下し燃料電池の出力電力の応答性が低下するという問題が生じていた。
【0006】
また、このような作業機に搭載される燃料電池に供給される水素ガスを貯留するタンクとしては、安全性の向上や高圧ガス保安法遵守の観点から、1.0MPa以下でも水素ガスを搭載可能な水素吸蔵合金を用いたMHタンクが一般的に使用される。このため、MHの吸蔵量が少なくなると、一定温度下では、より圧力を下げなければ水素ガスが放出されなくなってしまう。さらに、燃料電池の発電には所定値以上の水素ガスの圧力が必要とされるため一定温度下では水素ガスの圧力をより下げて水素ガスを放出することができず、MHに吸蔵された水素ガスを多く残したまま、MHタンクに対して次の水素ガスの充填を行わなければならないという問題が生じていた。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、燃料電池が搭載された作業機において、該燃料電池に対する急激な電力負荷が生じたとしても燃料電池の出力電力の応答性を低減させることなしに燃料電池に対する水素ガス供給量を迅速に追従させ、さらにはMHタンク内の水素吸蔵合金に吸蔵された水素ガスの使い残しを低減させることできる燃料電池システムを備えたトラクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様のトラクタは、車体と、前記車体の前部に設けられたボンネットと、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、前記走行装置を駆動する駆動モータと、作業装置に動力を伝達するPTO軸と、燃料電池を含み、且つ前記燃料電池の発電した電力を前記駆動モータへ供給する燃料電池システムと、前記燃料電池の発生した電力を蓄積するバッテリと、を備え、前記燃料電池及びバッテリは、前記ボンネット内に配置されている。
【0009】
本発明の一態様として、前記燃料電池システムは、前記駆動モータよりも高い位置に配置されてもよい。
【0010】
前記燃料電池システムは、前記駆動モータよりも前方に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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