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公開番号
2025012061
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114599
出願日
2023-07-12
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
17/16 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】第1モータの動力を作業動力出力部に伝達する第1伝達機構、第2モータの動力を走行動力出力部に伝達する第2伝達機構、第1モータに接続された第1インバータ、第2モータに接続された第2インバータが備えられた作業車において、作業の継続可能な時間を簡素な構造で長くできるようにする。
【解決手段】第1モータ21、第2モータ22、第1インバータ23および第2インバータ24に冷媒を循環供給する冷却装置60が備えられている。冷却装置60は、冷媒が第1インバータ23および第2インバータ24を経由して第1モータ21および第2モータ22に至る順序で冷媒を循環供給する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1モータと、
第2モータと、
前記第1モータの動力を作業動力出力部に伝達する第1伝達機構と、
前記第2モータの動力を走行動力出力部に伝達する第2伝達機構と、
前記第1モータに接続された第1インバータと、
前記第2モータに接続された第2インバータと、
前記第1モータ、前記第2モータ、前記第1インバータおよび前記第2インバータに冷媒を循環供給する冷却装置と、が備えられ、
前記冷却装置は、冷媒が前記第1インバータおよび前記第2インバータを経由して前記第1モータおよび前記第2モータに至る順序で冷媒を循環供給する作業車。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記冷却装置は、冷媒が前記第2インバータを経由して前記第1インバータに至る順序で冷媒を循環供給する請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記冷却装置は、冷媒が前記第2モータを経由して前記第1モータに至る順序で冷媒を循環供給する請求項1または2に記載の作業車。
【請求項4】
前記第2伝達機構は、前記第1モータの動力と前記第2モータの動力とが入力され、入力された両動力を合成して合成動力を出力する遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構が出力する合成動力を前記走行動力出力部に伝達する走行伝達部とを備えている請求項1に記載の作業車。
【請求項5】
前記第1モータの回転制御および前記第2モータの回転制御を行う制御装置と、
前記制御装置に前進指令および後進指令を付与する操作装置と、が備えられ、
前記制御装置は、前記前進指令が付与されると、前記遊星歯車機構が出力する合成動力が前進動力になるように前記第2モータの回転制御を行い、前記後進指令が付与されると、前記第1モータが減速または停止するように前記第1モータの回転制御を行うと共に前記遊星歯車機構が出力する動力が後進動力になるように前記第2モータの回転制御を行う請求項4に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、第1モータと、第1モータの動力を作業動力出力部(第1出力軸)に伝達する第1伝達機構(第1入力歯車、第2歯車)と、第2モータと、第2モータの動力を走行動力出力部(第2出力軸)に伝達する第2伝達機構(第2入力軸、第2入力歯車、第3歯車、遊星歯車機構、第1歯車、切り換え機構、変速機構、デフ装置)と、が備えられた作業車(トラクタ)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の作業車では、第1モータおよび第2モータのそれぞれにインバータが接続されるものがある。モータやインバータの温度が上昇し過ぎるとモータやインバータが故障するので、モータやインバータの温度が上昇し過ぎないうちに作業を停止する必要がある。つまり、作業を継続して行うことができる時間がモータやインバータの温度によって決定される。作業の継続可能な時間が長い作業車が要望されている。
【0005】
本発明は、作業の継続可能な時間を簡素な構造で長くできる作業車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による作業車は、
第1モータと、第2モータと、前記第1モータの動力を作業動力出力部に伝達する第1伝達機構と、前記第2モータの動力を走行動力出力部に伝達する第2伝達機構と、前記第1モータに接続された第1インバータと、前記第2モータに接続された第2インバータと、前記第1モータ、前記第2モータ、前記第1インバータおよび前記第2インバータに冷媒を循環供給する冷却装置と、が備えられ、前記冷却装置は、冷媒が前記第1インバータおよび前記第2インバータを経由して前記第1モータおよび前記第2モータに至る順序で冷媒を循環供給する。
【0007】
本構成によると、第1インバータ、第2インバータ、第1モータおよび第2モータが冷媒によって冷却されるので、第1インバータ、第2インバータ、第1モータおよび第2モータの温度上昇を抑制することができる。第1インバータおよび第2インバータには、第1モータおよび第2モータよりも先に冷媒が冷却作用するので、第1モータおよび第2モータよりも低温にすることが好ましい第1インバータおよび第2インバータが効率よく冷却される。第1インバータ、第2インバータ、第1モータおよび第2モータの個々に冷媒が循環供給されるように構成する場合に比して冷却装置の構造を簡素に済ませ得る。
第1インバータ、第2インバータ、第1モータおよび第2モータが冷媒によって冷却され、しかも第1インバータおよび第2インバータが効率よく冷却されることにより、第1インバータ、第2インバータ、第1モータおよび第2モータの温度上昇を抑制することができ、作業の継続可能な時間を簡素な構造の冷却装置で長くできる。
【0008】
本発明においては、
前記冷却装置は、冷媒が前記第2インバータを経由して前記第1インバータに至る順序で冷媒を循環供給すると好適である。
【0009】
本構成によると、第2モータとして第1モータよりも低出力のモータが採用される場合、第1モータよりも低出力の第2モータに接続され、第1モータに接続される第1インバータよりも高温になり難い第2インバータには、第1インバータよりも先に冷媒が冷却作用するので、第2インバータに第1インバータよりも後に冷媒が冷却作用する場合に比して第2インバータが効率よく冷却される。
【0010】
本発明においては、
前記冷却装置は、冷媒が前記第2モータを経由して前記第1モータに至る順序で冷媒を循環供給すると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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