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公開番号
2025030317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135495
出願日
2023-08-23
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60G
7/02 20060101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約
【課題】一対の保持部に保持される支軸に連結筒部を介して揺動部材が揺動可能に連結され、支軸と連結筒部との間にブシュが設けられた作業車において、ブシュの長期にわたる使用が可能であり、かつ、安価で済むようにする。
【解決手段】保持部30と連結筒部32の端部32aとの間に位置して支軸31に外嵌する環状の隙間埋め部材34が備えられている。隙間埋め部材34は、保持部30と連結筒32部の端部32aとの隙間を埋めている。隙間埋め部材34の外周部にカバー部34aが形成されている。カバー部34aは、連結筒部32の端部32aを全周にわたって覆う状態で連結筒部32の端部32aに外嵌している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の保持部と、
前記一対の保持部に保持される支軸と、
前記一対の保持部の間で前記支軸に回転可能に外嵌する連結筒部と、
前記連結筒部に連結され、前記支軸に前記連結筒部によって揺動可能に連結された揺動部材と、
前記支軸と前記連結筒部との間に設けられたブシュと、
前記保持部と前記連結筒部の端部との間に位置させて前記支軸に外嵌され、前記保持部と前記端部との隙間を埋める環状の隙間埋め部材と、が備えられ、
前記隙間埋め部材の外周部に、前記端部を全周にわたって覆う状態で前記端部に外嵌するカバー部が形成されている作業車。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記隙間埋め部材は、前記揺動部材が揺動するとき、前記連結筒部に付いて動かないように固定されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記ブシュの端部に、前記隙間埋め部材と前記連結筒部の前記端部との間に入り込む鍔部が備えられている請求項1または2に記載の作業車。
【請求項4】
前記支軸の外周部に、前記ブシュに内嵌するカラー部が備えられている請求項1に記載の作業車。
【請求項5】
前記揺動部材は、前記連結筒部、前記支軸および前記一対の保持部を介して車体フレームに上下揺動可能に保持され、
前記揺動部材の遊端部に、車輪を回転可能に保持する車輪支持部材が備えられている請求項1に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、サスペンション装置が備えられ、サスペンション装置には、車体フレームに上下揺動可能に保持される上部アームおよび下部アーム、上部アームの遊端部と下部アームの遊端部とに連結され、車輪を保持するナックルアームが備えられた作業車(多目的作業車)がある。
この種の作業車としては、一対の保持部と、一対の保持部に保持される支軸と、一対の保持部の間で支軸に回転可能に外嵌する連結筒部と、支軸と連結筒部との間に設けられたブシュと、がそれぞれ上部アーム用や下部アーム用に備えられ、上部アームは、上部アーム用の連結筒部に連結されて連結筒部によって支軸に連結されることによって一対の保持部に上下揺動可能に保持され、下部アームは、下部アーム用の連結筒部に連結されて連結筒部によって支軸に連結されることによって一対の保持部に上下揺動可能に保持されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-25226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、上記した上部アームや下部アームのような揺動部材が備えられた作業車では、グリスを封入し、定期的にグリスを追加することによってブシュの摩耗の軽減が図られている。また、定期的にブシュの交換が行われている。グリス封入によってコスト高になる。定期的にメンテナンスを行う煩わしい作業が必要になる。
【0005】
本発明は、ブシュの長期にわたる使用が可能であり、しかも安価で済む作業車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による作業車は、
一対の保持部と、前記一対の保持部に保持される支軸と、前記一対の保持部の間で前記支軸に回転可能に外嵌する連結筒部と、前記連結筒部に連結され、前記支軸に前記連結筒部によって揺動可能に連結された揺動部材と、前記支軸と前記連結筒部との間に設けられたブシュと、前記保持部と前記連結筒部の端部との間に位置させて前記支軸に外嵌され、前記保持部と前記端部との隙間を埋める環状の隙間埋め部材と、が備えられ、前記隙間埋め部材の外周部に、前記端部を全周にわたって覆う状態で前記端部に外嵌するカバー部が形成されている。
【0007】
本構成によると、連結筒部と保持との隙間が隙間埋め部材によって埋められ、さらに連結筒部の端部がカバー部によって覆われるのでブシュへのダスト浸入が隙間埋め部材によって防止される。ブシュへのダスト浸入が防止されることにより、ブシュが摩滅し難くなるのでブシュの長期使用が可能である。隙間埋め部材を設けるだけでブシュが摩滅し難くなり、ブシュが摩滅しに難いことによってグリスの封入や定期的な追加をせずに済むので、安価で済む。
【0008】
本発明においては、
前記隙間埋め部材は、前記揺動部材が揺動するとき、前記連結筒部に付いて動かないように固定されていると好適である。
【0009】
揺動部材の揺動によって回転する連結筒部に付いて隙間埋め部材が回転する場合、隙間埋め部材の回転によって内部にダストが巻き込まれがちになる。本構成によると、隙間埋め部材が回転しないのでダストの巻き込みを回避でき、ブシュのダスト付着による摩滅を防止できる。
【0010】
本発明においては、
前記ブシュの端部に、前記隙間埋め部材と前記連結筒部の前記端部との間に入り込む鍔部が備えられている好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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