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公開番号2025045952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023154039
出願日2023-09-21
発明の名称弁の漏水防止装置、弁および弁の漏水防止方法
出願人株式会社クボタ建設
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類F16K 41/04 20060101AFI20250326BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】作業スペースが狭くても弁の軸封部に取付ることができる漏水防止装置を提供する。
【解決手段】弁1の軸封部20からの漏水を防止する漏水防止装置100であって、弁棒3の外周面と押え部材7の第1貫通孔15との間を塞ぐ円環状の第2シール部材32と、第2シール部材32を保持する保持部材33と、保持部材33を押え部材7に押圧する回転自在な複数の押圧体101とを有し、保持部材33は、分割可能な複数の分割保持片と、分割保持片同士を接合する保持片接合部材とを有し、押圧体101は、ねじ102を介してボルト8に螺合しており、ボルト8の径方向において分割可能な複数の分割押圧片と、分割押圧片同士を接合する押圧片接合部材とを有する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
弁箱を貫通する弁棒と、弁棒の貫通部をシールする第1シール部材と、第1シール部材が収納される収納部と、収納部に収納された第1シール部材を外部から軸心方向における弁箱の内側へ押圧する押え部材と、押え部材を固定する複数のボルトとを有し、
ボルトが収納部に設けられ、
押え部材に第1貫通孔が形成され、
弁棒が第1貫通孔を貫通するとともにボルトが押え部材を貫通する弁の軸封部からの漏水を防止する漏水防止装置であって、
弁棒の外周面に配置されて弁棒の外周面と押え部材の第1貫通孔との間を塞ぐ円環状の第2シール部材と、
第2シール部材を保持する保持部材と、
保持部材を押え部材に押圧する回転自在な複数の押圧体とを有し、
保持部材に第2貫通孔が形成され、
弁棒が第2貫通孔を貫通し、
保持部材は、第2貫通孔から弁棒の径方向において分割可能な複数の分割保持片と、分割保持片同士を接合する保持片接合部材とを有し、
押圧体は、ねじを介してボルトに螺合しており、ボルトの径方向において分割可能な複数の分割押圧片と、分割押圧片同士を接合する押圧片接合部材とを有することを特徴とする漏水防止装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
押圧体は、ねじを介してボルトに継ぎ足される継足部材と、ねじを介して継足部材に螺合する押圧部本体とを有し、
押圧部本体が保持部材を押え部材に押圧し、
継足部材は、ボルトに対して回転自在であり、ボルトの径方向において分割可能な複数の分割継足片と、分割継足片同士を接合する継足片接合部材とを有し、
押圧部本体は、継足部材に対して回転自在であり、ボルトの径方向において分割可能な複数の分割本体片と、分割本体片同士を接合する本体片接合部材とを有し、
分割継足片と分割本体片とで分割押圧片が構成され、
継足片接合部材と本体片接合部材とで押圧片接合部材が構成されることを特徴とする請求項1に記載の漏水防止装置。
【請求項3】
弁棒の回転方向において、保持部材が継足部材に当接して保持部材の回転が規制されることを特徴とする請求項2に記載の漏水防止装置。
【請求項4】
継足部材に、所定の半径を有する外周面が形成され、
継足片接合部材は継足部材の外周面の半径よりも内側に収められていることを特徴とする請求項2に記載の漏水防止装置。
【請求項5】
上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の漏水防止装置を取り付けた弁であって、
弁棒に回転力を伝達する回転力伝達部材が弁箱の外側において弁棒に設けられ、
漏水防止装置が押え部材と回転力伝達部材との間に配置されることを特徴とする弁。
【請求項6】
上記請求項1に記載の漏水防止装置を用いた弁の漏水防止方法であって、
第2シール部材を弁棒の外周面に配置し、
弁棒が保持部材の第2貫通孔を貫通するように、弁棒の径方向から弁棒を取り囲むようにして複数の分割保持片同士を保持片接合部材で接合して保持部材を組み立て、
第2シール部材を保持部材で保持し、
複数の分割押圧片同士を、径方向からボルトに螺合させた状態で、押圧片接合部材で接合することにより、押圧体を組み立て、
押圧体を回してボルトに締め込むことにより、保持部材を押え部材に押圧して、第2シール部材を弁棒の外周面と押え部材とに押圧して圧縮することを特徴とする弁の漏水防止方法。
【請求項7】
紐状の第2シール部材を、弁棒の外周面に巻き付け、両端部を接着することにより円環状に形成して、弁棒の外周面に配置することを特徴とする請求項6に記載の弁の漏水防止方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弁の軸封部からの漏水を防止する漏水防止装置、漏水防止装置を取り付けた弁および弁の軸封部からの漏水を防止する漏水防止方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の弁の漏水防止装置としては、例えば図24に示すように仕切弁201の軸封部202からの漏水を防止する漏水防止装置203がある。また、図23は漏水防止装置203を取り付ける前の軸封部202の断面図である。図23に示すように、軸封部202には、複数の円環状のグランドパッキン204がパッキン箱205に収納されて設けられている。パッキン箱205は弁箱206の上部に設けられ、弁棒207が弁箱206の内部からグランドパッキン204を貫通して外部上方へ突出している。弁棒207の外周面とパッキン箱205の内周面との間がグランドパッキン204によってシールされる。
【0003】
パッキン箱205の上方には、グランドパッキン204を外部から押圧するパッキン押え208が配置されている。パッキン押え208は、パッキン箱205に立設された複数本の植込ボルト209と、植込ボルト209に螺合する第1ナット210とによって、パッキン箱205に連結されている。第1ナット210を締め込むことにより、パッキン押え208がグランドパッキン204を下向きに押圧する。
【0004】
弁棒207の上端には第1歯車211が設けられている。第1歯車211は第2歯車216に歯合しており、第2歯車216は回転ハンドル(図示せず)に連動するように連結されている。回転ハンドルを回すことにより、第1歯車211と第2歯車216とが回転するため、弁棒207が回転し、弁体(図示せず)が開閉される。第1歯車211には、上下方向に貫通する複数の孔部212が形成されている。孔部212は植込ボルト209と第1ナット210との真上に位置するように配置されている。
【0005】
このような仕切弁201では、グランドパッキン204の経年劣化等により、弁箱206内の液体(例えば水等)が、弁棒207の外周面とグランドパッキン204の内周面との間を通り、弁棒207の外周面とパッキン押え208の内周面との間からパッキン押え208の上方へ漏出することがある。
【0006】
上記のような漏水Wが発生した場合、図24に示すような漏水防止装置203を用いて、漏水を防止していた。漏水防止装置203は、弁棒207の外周面に配置されて弁棒207の外周面とパッキン押え208の内周面との隙間を塞ぐOリング213と、Oリング213を保持するケース214と、ケース214を押えるための押え板215とを有している。
ケース214は、2分割された分割ケース片と、分割ケース片同士を接合するボルト219およびナットとを有している。
【0007】
押え板215には挿通孔222が形成されており、植込ボルト217が挿通孔222に挿通されている。尚、漏水防止装置203を取り付ける際、図23に示した既設の植込ボルト209ではボルト長さが不足するため、既設の植込ボルト209よりも長い別の植込ボルト217(図24参照)が新たに使用される。これら新設の植込ボルト217には第2ナット218が螺合しており、第2ナット218を締め込むことにより、押え板215がケース214を下向きに押え付け、Oリング213が圧縮される。押え板215は2分割された分割押え片を有している。
【0008】
これによると、図24に示すように、第2ナット218を締め込むことにより、押え板215がケース214を下向きに押え付け、Oリング213が圧縮され、弁棒207の外周面とパッキン押え208の内周面との間がOリング213で塞がれるため、漏水が防止される。
【0009】
また、ケース214は分割ケース片に2分割され、押え板215は分割押え片に2分割されているため、弁棒207の径方向(横方向)からケース214と押え板215とを組み立てて装着することができる。これにより、パッキン押え208と第1歯車211との上下間のスペース220が狭い場合であっても、漏水防止装置203を取り付けることができる。
【0010】
この際、図23に示した既設の植込ボルト209を図24に示した新設の植込ボルト217に交換し、新設の植込ボルト217に第1ナット210と第2ナット218とを螺合する。このような植込ボルト209,217の交換作業と第1および第2ナット210,218の螺合作業は、第1歯車211の上方から孔部212を通して行われる。
(【0011】以降は省略されています)

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