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公開番号2025067848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2024175585
出願日2024-10-07
発明の名称電気車両の液冷システム
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60K 11/04 20060101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明の好適な実施形態は、電気車両の構成部品を効率的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む、液冷システム及び電気車両を提供する。
【解決手段】本発明の好適な実施形態に係る液冷システムは、冷却剤を通過させることにより当該冷却剤を冷却するラジエータと、冷却剤を循環させる第1冷却剤ポンプと、冷却剤を循環させる第2冷却剤ポンプと、冷却剤によって冷却されるインバータと、冷却剤によって冷却される電動モータであって、インバータに接続されている、電動モータと、冷却剤および他の液体が流通可能な熱交換器と、冷却剤によって冷却される、DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器と、冷却剤によって冷却される二次DC/DCコンバータと、を備える。第1冷却剤ポンプ及び第2冷却剤ポンプの各々は、ラジエータに接続されている。
【選択図】図29
特許請求の範囲【請求項1】
冷却剤を通過させることにより当該冷却剤を冷却するラジエータと、
前記冷却剤を循環させる第1冷却剤ポンプと、
前記冷却剤を循環させる第2冷却剤ポンプと、
前記冷却剤によって冷却されるインバータと、
前記冷却剤によって冷却される電動モータであって、前記インバータに接続されている、電動モータと、
前記冷却剤および他の液体が流通可能な熱交換器と、
前記冷却剤によって冷却される、DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器と、
前記冷却剤によって冷却される二次DC/DCコンバータと、を備え、
前記第1冷却剤ポンプ及び前記第2冷却剤ポンプの各々は、前記ラジエータに接続されている、車両の液冷システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1冷却剤ポンプと、前記インバータと、前記電動モータとは、第1冷却路回路に含まれており、
前記第2冷却剤ポンプと、前記熱交換器と、前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器と、前記二次DC/DCコンバータとは、第2冷却路回路に含まれており、
前記第1冷却路回路及び前記第2冷却路回路は、並列な冷却路回路である、請求項1に記載の液冷システム。
【請求項3】
第1冷却路連結部と、
第2冷却路連結部と、をさらに備え、
前記第1冷却路連結部は、前記ラジエータと、前記第1冷却剤ポンプ及び前記第2冷却剤ポンプの各々と、の間に配置されており、
前記第2冷却路連結部は、前記ラジエータと前記第1冷却路回路の一端部との間、及び、前記ラジエータと、前記第2冷却路回路の一端部との間に配置されている、請求項2に記載の液冷システム。
【請求項4】
前記第1冷却路連結部はYコネクタを含み、
前記第2冷却路連結部はTコネクタを含む、請求項3に記載の液冷システム。
【請求項5】
前記第1冷却路回路において、前記冷却剤は、前記第1冷却剤ポンプから前記インバータへ流れ、前記インバータから前記電動モータへ流れる、請求項2に記載の液冷システム。
【請求項6】
前記第2冷却路回路において、前記冷却剤は、前記第2冷却剤ポンプから前記熱交換器へと流れ、前記熱交換器から前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器へと流れ、前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器から前記二次DC/DCコンバータへと流れる、請求項2に記載の液冷システム。
【請求項7】
前記他の液体は作動油を含み、
前記熱交換器は、前記冷却剤と前記他の液体とが前記熱交換器を通る際に前記他の液体から熱を除去するように構成されている、請求項1に記載の液冷システム。
【請求項8】
前記ラジエータを通る方向に空気を誘導する送風ファンをさらに備える、請求項1に記載の液冷システム。
【請求項9】
前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器は、車両に含まれる1又は複数の電池モジュールを充電するように構成されており、
前記二次DC/DCコンバータは、前記車両の1又は複数の装備品に電力を提供する、請求項1に記載の液冷システム。
【請求項10】
前記車両の前記1又は複数の装備品は、冷気を移動させる送風ファンを含む、請求項9に記載の液冷システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気車両の構成部品を冷却するために使用できる構造及び配置を含む液冷システム及び電気車両に関する。より具体的には、本発明は、冷却剤を電気車両の構成部品間に循環させ、それにより電気車両の構成部品を効果的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む、液冷システム及び電気車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両の構成部品を冷却するために使用される従来の構造及び配置は、通常、エンジン構成部品には液冷を、車両の運転者には空冷を使用するのみである。しかし、電気車両にはさまざまな追加部品の冷却も必要であり、従来の液冷や空冷システムでは冷却できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の好適な実施形態は、電気車両の構成部品を効率的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む、液冷システム及び電気車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の好適な実施形態に係る液冷システムは、冷却剤を通過させることにより当該冷却剤を冷却するラジエータと、前記冷却剤を循環させる第1冷却剤ポンプと、前記冷却剤を循環させる第2冷却剤ポンプと、前記冷却剤によって冷却されるインバータと、前記冷却剤によって冷却される電動モータであって、前記インバータに接続されている、電動モータと、前記冷却剤および他の液体が流通可能な熱交換器と、前記冷却剤によって冷却される、DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器と、前記冷却剤によって冷却される二次DC/DCコンバータと、を備える。前記第1冷却剤ポンプ及び前記第2冷却剤ポンプの各々は、前記ラジエータに接続されている。
【0005】
本発明の好適な実施形態において、前記第1冷却剤ポンプと、前記インバータと、前記電動モータとは、第1冷却路回路に含まれており、前記第2冷却剤ポンプと、前記熱交換器と、前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器と、前記二次DC/DCコンバータとは、第2冷却路回路に含まれており、前記第1冷却路回路及び前記第2冷却路回路は、並列な冷却路回路である。
【0006】
本発明の好適な実施形態において、前記液冷システムは、第1冷却路連結部と、第2冷却路連結部と、をさらに備える。前記第1冷却路連結部は、前記ラジエータと、前記第1冷却剤ポンプ及び前記第2冷却剤ポンプの各々と、の間に配置されており、前記第2冷却路連結部は、前記ラジエータと前記第1冷却路回路の一端部との間、及び、前記ラジエータと、前記第2冷却路回路の一端部との間に配置されている。
【0007】
本発明の好適な実施形態において、前記第1冷却路連結部はYコネクタを含み、前記第2冷却路連結部はTコネクタを含む。
【0008】
本発明の好適な実施形態において、前記第1冷却路回路において、前記冷却剤は、前記第1冷却剤ポンプから前記インバータへ流れ、前記インバータから前記電動モータへ流れる。
【0009】
本発明の好適な実施形態において、前記第2冷却路回路において、前記冷却剤は、前記第2冷却剤ポンプから前記熱交換器へと流れ、前記熱交換器から前記DC/DCコンバー
タつきオンボード電池充電器へと流れ、前記DC/DCコンバータつきオンボード電池充電器から前記二次DC/DCコンバータへと流れる。
【0010】
本発明の好適な実施形態において、前記他の液体は作動油を含み、前記熱交換器は、前記冷却剤と前記他の液体とが前記熱交換器を通る際に前記他の液体から熱を除去するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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