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公開番号
2025065869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175366
出願日
2023-10-10
発明の名称
麺または麺生地
出願人
株式会社クボタ
,
株式会社中九州クボタ
,
株式会社熊本玄米研究所
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A23L
7/109 20160101AFI20250415BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】米ペーストが主原料である麺または麺生地であって、食感及び製造コストの面で優れた麺または麺生地を提供する。
【解決手段】米が粉砕された米粉砕物と水とを含有する米ペーストが主原料であり、加工デンプン及び増粘剤が含まれており、米粉砕物に含有されるデンプンのα化を促進する処理が行われていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
米が粉砕された米粉砕物と水とを含有する米ペーストが主原料であり、
加工デンプン及び増粘剤が含まれており、
前記米粉砕物に含有されるデンプンのα化を促進する処理が行われていない麺または麺生地。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
水の含有量が25~35重量パーセントである請求項1に記載の麺または麺生地。
【請求項3】
水の含有量が29~32重量パーセントである請求項1に記載の麺または麺生地。
【請求項4】
前記加工デンプンとして、ヒドロキシプロピル化されたデンプンが含まれている請求項1から3の何れか一項に記載の麺または麺生地。
【請求項5】
前記加工デンプンとして、架橋デンプンが含まれている請求項1から3の何れか一項に記載の麺または麺生地。
【請求項6】
前記加工デンプンとして、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンが含まれている請求項1から3の何れか一項に記載の麺または麺生地。
【請求項7】
前記加工デンプンとして、加工処理されたタピオカデンプンが含まれている請求項1から3の何れか一項に記載の麺または麺生地。
【請求項8】
前記加工デンプンとして、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン及び加工処理されたタピオカデンプンが含まれている請求項1から3の何れか一項に記載の麺または麺生地。
【請求項9】
パスタ用の麺または麺生地であって、
前記米の重量に対する前記ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンの重量比が、0.033から0.17である請求項8に記載の麺または麺生地。
【請求項10】
パスタ用の麺または麺生地であって、
前記米の重量に対する前記ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンの重量比が、0.083から0.17である請求項8に記載の麺または麺生地。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、麺または麺生地に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
米は栄養価の高い非常に優れた食品である。また、食糧自給率の低い我が国において、実質的に100%の自給率である。その一方で、パンや麺類等の小麦を主原料とする食品の普及により、米余りの状況が生じている。そこで、米のさらなる用途拡大を目的として、小麦粉の代替原料として、米粉等の米原料を主原料とするパンや麺類等を製造することが試みられている。例えば、特許文献1には、米ペーストを原料とする食品の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-187663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
米ペーストを原料とする食品の製造工程において、デンプンのα化(糊化)を促進する処理が行われる場合がある。しかしながら、デンプンのα化が促進されると、食感の面で、小麦を主原料とする食品や食品生地とは異なるものになりがちである。また、デンプンのα化を促進する処理を行うことにより、製造コストが増大しがちである。
【0005】
本発明の目的は、米ペーストが主原料である麺または麺生地であって、食感及び製造コストの面で優れた麺または麺生地を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴は、米が粉砕された米粉砕物と水とを含有する米ペーストが主原料であり、加工デンプン及び増粘剤が含まれており、前記米粉砕物に含有されるデンプンのα化を促進する処理が行われていないことにある。
【0007】
本構成によれば、米粉砕物に含有されるデンプンのα化を促進する処理が行われていないので、食感の面で、小麦を主原料とする麺や麺生地とは異なるものになってしまう事態を回避しやすい。さらに、本願の発明者による研究の結果、加工デンプン及び増粘剤を加えることにより、小麦を主原料とする麺や麺生地と同等の食感が得られやすいことが見出された。即ち、本構成によれば、小麦を主原料とする麺や麺生地と同等の食感が得られやすい。
【0008】
また、本構成によれば、米粉砕物に含有されるデンプンのα化を促進する処理が行われていないので、製造コストの増大を回避しやすい。
【0009】
従って、本構成によれば、米ペーストが主原料である麺または麺生地であって、食感及び製造コストの面で優れた麺または麺生地を実現できる。
【0010】
さらに、本発明において、水の含有量が25~35重量パーセントであると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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