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公開番号2025026222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023138436
出願日2023-08-10
発明の名称サメの加工品の識別方法
出願人個人
代理人
主分類A23L 17/00 20160101AFI20250214BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】サメの加工品がヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを簡易に識別できる方法を提供すること。
【解決手段】サメの加工品を識別する方法であって、
サメの加工品の鱗の形状に基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別することを含む方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
サメの加工品を識別する方法であって、
サメの加工品の鱗の形状に基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別することを含む方法。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
サメの加工品の鱗が、一端の先尖り部から他端部に向かって延びる三本の線状隆起部を有することを確認した場合にヨシキリザメの加工品であると識別することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
サメの加工品の鱗と鱗の隙間の大きさに基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別することを含む、請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ヨシキリザメ以外のサメの加工品が、クロヘリメジロザメ、ヨゴレ、ドタブカ、クロトガリザメ、シロシュモクザメ、マオナガ、アオザメ、アカシュモクザメ、ハチワレ、ホホジロザメ、カマストガリザメ及びハナザメの加工品である、請求項1に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サメの加工品がヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別する方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
メジロザメ目メジロザメ科に分類されるヨシキリザメは、日本におけるサメの漁獲量のおよそ8割を占めるサメであり、高級食材であるフカヒレの原料等として加工され、海外にも輸出されている。
一方、ヨシキリザメと同じメジロザメ目メジロザメ科に分類されるサメの中には、ヨゴレ、ドタブカ、シロシュモクザメ等の絶滅危惧種が含まれる。
ヨシキリザメは絶滅危惧種に該当しないが、海外では絶滅危惧種のサメをヨシキリザメと偽って密輸入されるケースが摘発されている。
こうした絶滅危惧種の密輸入への懸念は、サメの過剰な取引規制を誘発し、真正のヨシキリザメの加工品の国際取引の縮小にも繋がりかねない。
【0003】
現在、機械学習技術を使用してフカヒレの形状からサメの種類を識別するシステムが開発されている(iSharkFin)。しかし、サメの加工品はカットされてヒレの原形を留めていないため、このシステムでは識別できない。サメの種類をDNAから識別することは可能であるが、煩雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、サメの加工品がヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを簡易に識別できる方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者の研究の結果、サメは種によって鱗(楯鱗)の形状が異なり、ヨシキリザメは特有の鱗の形状を有しており、その形状を確認することによって、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別できることを見出した。すなわち、本発明は、以下の発明を包含する。
(1)サメの加工品を識別する方法であって、
サメの加工品の鱗の形状に基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別することを含む方法。
(2)サメの加工品の鱗が、一端の先尖り部から他端部に向かって延びる三本の線状隆起部を有することを確認した場合にヨシキリザメの加工品であると識別することを含む、上記(1)に記載の方法。
(3)サメの加工品の鱗と鱗の隙間の大きさに基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別することを含む、上記(1)又は(2)に記載の方法。
(4)前記ヨシキリザメ以外のサメの加工品が、クロヘリメジロザメ、ヨゴレ、ドタブカ、クロトガリザメ、シロシュモクザメ、マオナガ、アオザメ、アカシュモクザメ、ハチワレ、ホホジロザメ、カマストガリザメ及びハナザメの加工品である、上記(1)に記載の方法。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、サメの加工品がヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを簡易に識別できる方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ヨシキリザメの鱗の形を示す図である。
ヨシキリザメの鱗の顕微鏡写真である。
クロヘリメジロザメの鱗の顕微鏡写真である。
ヨゴレの鱗の顕微鏡写真である。
ドタブカの鱗の顕微鏡写真である。
クロトガリザメの鱗の顕微鏡写真である。
シロシュモクザメの鱗の顕微鏡写真である。
マオナガの鱗の顕微鏡写真である。
アオザメの鱗の顕微鏡写真である。
アカシュモクザメの鱗の顕微鏡写真である。
ハチワレの鱗の顕微鏡写真である。
ホホジロザメの鱗の顕微鏡写真である。
カマストガリザメの鱗の顕微鏡写真である。
ハナザメの鱗の顕微鏡写真である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明のサメの加工品の識別方法について説明する。本発明の識別方法は、サメの加工品の鱗(楯鱗)の形状に基づいて、ヨシキリザメの加工品なのか、ヨシキリザメ以外のサメの加工品なのかを識別する。サメの加工品としては、サメのヒレの部分を含む加工品でも胴体の部分を含む加工品でもよい。例えばフカヒレの原料等としてヒレの部分をカットして乾燥等の加工がされたものが挙げられる。
【0009】
ヨシキリザメはメジロザメ目メジロザメ科に分類される。ヨシキリザメ以外のサメとしては、ヨシキリザメと同じメジロザメ目メジロザメ科に分類されるサメとして、クロヘリメジロザメ、ヨゴレ、ドタブカ、クロトガリザメ、カマストガリザメ、ハナザメが挙げられる。また、ヨシキリザメ以外のサメとして、メジロザメ目シュモクザメ科に分類されるシロシュモクザメ、アカシュモクザメ、ネズミザメ目オナガザメ科に分類されるマオナガ、ハチワレ、ネズミザメ目ネズミザメ科に分類されるアオザメ、ホホジロザメが挙げられる。
【0010】
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は、ヨシキリザメの鱗の形状を示す。サメの鱗の形状は顕微鏡で拡大して見ることができる。図1に示すように、ヨシキリザメの鱗10は、一端の先尖り部12と、他端部14と、先尖り部12から放射状に延びて他端部14に繋がる弧状側部16A、16Bとを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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