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公開番号2025065851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175337
出願日2023-10-10
発明の名称メカブ
出願人有限会社丸繁商店
代理人個人
主分類A23L 17/60 20160101AFI20250415BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】食感の良いメカブを提供すること。
【解決手段】本発明のメカブは、一片の長さが20mm以下、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が2N以上7N以下であるか、又は一片の長さが30mm以上、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が10N以上20N以下であるものである。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
一片の長さが20mm以下、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が2N以上7N以下であるか、又は
一片の長さが30mm以上、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が10N以上20N以下である
メカブ。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
水分含有量が80質量%以上94質量%以下である
請求項1に記載のメカブ。
【請求項3】
前記メカブは被加熱メカブである
請求項1又は2に記載のメカブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メカブに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ワカメや昆布、ひじきなどの海藻は和食の伝統食材の一つであり、日本では古来より食されてきた。海藻は、最近の多くの研究により、健康に非常に良いことがわかっている。
【0003】
中でもメカブは褐藻類であるワカメの根元(胞子葉)にあたる部分であり、強い粘りを有する食材である(例えば、非特許文献1)。近年、粘りのある「ネバネバ食材」として、納豆やオクラ等とともに注目されている食材の一つである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
山中なつみ,小川宣子,日本調理科学会誌,l31,1(1998).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
メカブは、粘り以外にも、独特の硬度で独特の食感を有しており、コリコリ、シャキシャキした食感が好まれる傾向にあるが、具体的にどのようなメカブが好まれる傾向にあるのか定量的に明らかでなかった。
【0006】
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、食感の良いメカブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上述した課題を解決するため、鋭意検討を行った。その結果、一片の長さが20mm以下、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が2N以上7N以下であるか、又は一片の長さが30mm以上、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が10N以上20N以下であるメカブによれば、食感の良いメカブを提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的に、本発明は以下を提供する。
【0008】
(1)一片の長さが20mm以下、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が2N以上7N以下であるか、又は
一片の長さが30mm以上、幅が0.5mm以上2mm以下であり、破断硬度が10N以上20N以下であるメカブ。
【0009】
(2)水分含有量が80質量%以上94質量%以下である(1)に記載のメカブ。
【0010】
(3)前記メカブは被加熱メカブである
請求項1又は2に記載のメカブ。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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