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公開番号2025091743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207177
出願日2023-12-07
発明の名称飲料
出願人サッポロビール株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A23L 2/52 20060101AFI20250612BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】カンナビジオールを含みながらもスムースさ(マイルド感)を充分に感じられる飲料を提供すること。
【解決手段】カンナビジオール及びゲラニオールを含有し、ゲラニオールの含有量が7μg/L以上である、飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
カンナビジオール及びゲラニオールを含有し、
前記ゲラニオールの含有量が７μｇ／Ｌ以上である、飲料。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
プリン体含有量が２．０ｍｇ／１００ｍＬ以下である、請求項１に記載の飲料。
【請求項３】
前記ゲラニオールの含有量が３０μｇ／Ｌ以上である、請求項１又は２に記載の飲料。
【請求項４】
ミルセンを更に含有する、請求項１又は２に記載の飲料。
【請求項５】
前記ミルセンの含有量が１００μｇ／Ｌ以下である、請求項４に記載の飲料。
【請求項６】
プリン体含有量が０．５ｍｇ／１００ｍＬ未満である、請求項１又は２に記載の飲料。
【請求項７】
ビールテイスト飲料である、請求項１又は２に記載の飲料。
【請求項８】
ノンアルコール飲料である、請求項１又は２に記載の飲料。
【請求項９】
原料に麦芽を使用しない、請求項１又は２に記載の飲料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、飲料に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
飲料に機能性を付与するために生理活性を有する成分を配合することが行われている。例えば、特許文献１には、γ－アミノ酪酸（ＧＡＢＡ）および食物繊維を含有し、γ－アミノ酪酸の含有量が５００ｐｐｍ以下であり、食物繊維の含有量が０．１質量％以上である、ノンアルコールビールテイスト飲料が開示されている。ＧＡＢＡは、血圧降下作用、精神安定作用、腎・肝機能改善作用、アルコール代謝促進作用等を有することが知られている成分である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１７／０９００９２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
大麻に含まれる成分の一つであるカンナビジオール（ＣＢＤ）は、リラックス作用（鎮静化作用）やストレス緩和作用等を有する成分として、近年注目を集めている。本発明者は、ＣＢＤを含む飲料の検討を行っていたところ、ＣＢＤを含む飲料は、スムースさ（マイルド感）が感じられにくいという課題があることを見出した。
【０００５】
そこで、本発明は、カンナビジオール（ＣＢＤ）を含みながらもスムースさ（マイルド感）を充分に感じられる飲料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、カンナビジオール（ＣＢＤ）及びゲラニオールを含有し、ゲラニオールの含有量が７μｇ／Ｌ以上である、飲料に関する。
【０００７】
上記飲料は、ゲラニオールを特定量含むため、ＣＢＤを含みながらもスムースさ（マイルド感）を充分に感じられる。また、ゲラニオールを特定量含むことにより、爽快感を充分に感じられるという効果、飲料としてのバランスに優れるという効果も得られる。更に、上記飲料は、ＣＢＤを含むことから、ＣＢＤが有するリラックス作用（鎮静化作用）やストレス緩和作用等の機能性を発揮することが期待できる。
【０００８】
上記飲料は、プリン体含有量が２．０ｍｇ／１００ｍＬ以下であってよい。上記飲料は、ゲラニオールを特定量含むため、プリン体含有量が低くても、上述した効果が奏される。
【０００９】
上記飲料は、ゲラニオールの含有量が３０μｇ／Ｌ以上であってよい。ゲラニオールの含有量がこの範囲内にあると、スムースさ（マイルド感）を充分に感じられるという効果がより顕著に発揮される。加えて、爽快感を充分に感じられるという効果、飲料としてのバランスに優れるという効果もより顕著に発揮される。
【００１０】
上記飲料は、ミルセンを更に含有するものであってよい。上記飲料は、ミルセンを更に含有しても、スムースさ（マイルド感）を充分に感じられるという効果、爽快感を充分に感じられるという効果、及び飲料としてのバランスに優れるという効果が発揮される。
（【００１１】以降は省略されています）

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