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公開番号2025112301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2025007213
出願日2025-01-17
発明の名称食品品質保持剤
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類A23B 2/725 20250101AFI20250724BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】食品包装体内でのアセトアルデヒド濃度をより低濃度に抑えることが可能な食品品質保持剤を提供する。
【解決手段】少なくともエタノール蒸気放出体、脱酸素剤、及び下記一般式(1)で表される構造単位を有するアミノオキシアルキル基含有ポリシロキサンを含むことを特徴とする、食品品質保持剤を用いる。
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[式中、Rは、各々独立して、炭素数1~4のアルキル基、炭素数1~4のアルコキシ基、又は水酸基を表し、前記アルキル基は任意の位置にアミノ基(-NH2)を有していてもよい。Qは、各々独立して、炭素数1~20の二価の有機基を表す。nは、0~100の実数を表す。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくともエタノール蒸気放出体、脱酸素剤、及び下記一般式(1)で表される構造単位を有するアミノオキシアルキル基含有ポリシロキサンを含むことを特徴とする、食品品質保持剤。
TIFF
2025112301000009.tif
33
97
[式中、Rは、各々独立して、炭素数1~4のアルキル基、炭素数1~4のアルコキシ基、又は水酸基を表し、前記アルキル基は任意の位置にアミノ基(-NH

)を有していてもよい。Qは、各々独立して、炭素数1~20の二価の有機基を表す。nは、0~100の実数を表す。]
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
エタノール蒸気放出体が、エタノールをシリカゲルに担持させた粉体である、請求項1に記載の食品品質保持剤。
【請求項3】
脱酸素剤が、鉄粉である、請求項1に記載の食品品質保持剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、菓子、珍味、麺類などの様々な食品包装に添付する食品品質保持剤に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
食品品質保持剤は、紙、プラスチックフィルム等の食品包装袋に収容して保存された食品の日持ちを向上させ、品質を保持するため、前記食品包装袋に添付されるものである。
【0003】
前記食品品質保持剤としては、例えば、鉄粉等の脱酸素剤を食品とともに包装することにより、食品包装袋内の酸素を除去して、食品の酸化を防止するとともに、有害微生物やカビなどの発生を抑制するものが挙げられる。一方、水分が比較的多く含まれる食品では、食品の乾燥を防ぐ必要があるため、前記脱酸素剤に対してエタノール蒸気放出体を共存させ、食品を乾燥させることなく有害微生物やカビなどの発生を抑え、食品の風味などを保持する複合型の食品品質保持剤が用いられている。
【0004】
しかしながら、前記複合型の食品品質保持剤において上記の効果を同時に得るため、エタノール蒸気放出体と鉄粉系の脱酸素剤を共存させた場合、エタノールが脱酸素剤により酸化されてアセトアルデヒドを発生する。これは食品の品質低下を招き、安全衛生上も好ましくない。したがって、前記複合型の食品品質保持剤において、アセトアルデヒドの発生量低減が求められている。
【0005】
前記問題の解決策としては、先行特許(特許文献1)において、陰イオン交換体であるポリアリルアミンや、エチレン尿素を共存させることにより、アセトアルデヒドを吸着してその臭気の発生を抑止することが提案されている。しかし、先行特許では、アセトアルデヒド吸着が十分ではない課題があり、その改良技術が報告されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-172683号公報
特開2021-193920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術については、エタノールの酸化により発生するアセトアルデヒドの吸着除去が不十分であるという課題がった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、前記課題を解決するため、鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成させるに至った。
【0009】
即ち、本発明は、
[1] 少なくともエタノール蒸気放出体、脱酸素剤、及び下記一般式(1)で表される構造単位を有するアミノオキシアルキル基含有ポリシロキサンを含むことを特徴とする、食品品質保持剤。
【0010】
TIFF
2025112301000001.tif
33
97
(【0011】以降は省略されています)

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