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公開番号2025088270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202865
出願日2023-11-30
発明の名称焙煎機
出願人ライソン株式会社
代理人
主分類A23N 12/10 20060101AFI20250604BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】コーヒー豆などを焙煎時、焙煎容器内の旋回している豆等の加熱対象からの油分や汚れに伴って、空気を流入するファンユニットから風路への気流の流れが鈍化し、加熱対象の旋回速度が減衰し、停止することで過加熱され、前記加熱対象から発煙、発火することを防止する装置を提供する。
【解決手段】スリットを有する焙煎容器とヒーターユニットとの間に温度センサを有し、焙煎容器内豆の旋回停止時に伴う温度上昇を検知可能な構造を有し、回転数値に換算可能な矩形波信号を出力する機能を有する送風装置を含むファンユニットによって、旋回停止時、Duty比に対する回転数値の変動を検知し、温度センサと併用したDuty比補正が可能な構造から構成される発煙発火を未然に防止する焙煎機1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
焙煎において、焙煎容器内豆の旋回停止を一つ若しくは複数の手段で検知し、発煙や発火、やけどを防ぐ焙煎機。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
回転数値に換算可能な信号を出力する機能を有する送風装置を含むファンユニットを有し、前記焙煎容器内豆の旋回停止時の静圧負荷変動を検知し、豆の旋回停止を検知する請求項1の焙煎機。
【請求項3】
前記焙煎容器近傍に温度センサを有し、豆の旋回停止による前記焙煎容器下近傍の温度上昇を検知し、使用者の火傷や筐体の損傷を未然に防止する請求項1の焙煎機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、焙煎機における発煙、発火、やけど防止装置に関するものである。焙煎機は、コーヒー豆の生豆を焙煎する際に使用される機器であり、本発明はその安全性を向上させることを目的とする。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コーヒーの生豆を焙煎する際に使用される焙煎機として、熱風式焙煎機が広く利用されている。前記熱風式焙煎機は筐体内の空気流入口から空気を吸い込むファンユニットと、前記空気を加熱するヒーターユニットを通して焙煎容器内の豆を加熱し、焙煎するものである。従来、前記熱風式焙煎機において、前記豆の油分や規定を超えた量を焙煎する事で前記焙煎容器内の前記豆の旋回が止まり、過加熱され、発煙し、発火に至る可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-088908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の焙煎機は、前記焙煎容器内で豆の旋回が停止し、焙煎中の豆が局所的に熱せられ、発煙及び発火に至り、使用者の火傷などの負傷事故に至る課題がある
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は前記焙煎機に前記焙煎中の豆の旋回停止を検知可能な装置を設置することで、焙煎中の豆が局所的に熱せられ、発煙及び発火を未然に防止することができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明により前記焙煎機1は、前記焙煎容器2内の前記豆の旋回が停止した事を複数の手段で検知し、発煙や発火、やけどの未然防止装置を備える構造を有する。これにより、前記焙煎機1の安全性が向上し、使用者の負傷事故を低減する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は本発明の一実施例の焙煎機1を示す斜視図である。
図2は本発明の一実施例の焙煎機1を示す断面図である。
図3は本発明の一実施例の送風装置による豆停止検知の状態遷移図である。
図4は本発明の一実施例の豆の旋回停止時の温度グラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図2に示すように、本実施例の前記焙煎機1は、筐体3と、前記筐体3内の空気流入口から空気を吸い込み、ファンの回転数値に換算可能な矩形波信号を出力する機能を有する送風装置を含むファンユニット4と、前記空気流入口から流れ込んだ前記空気を加熱し、加熱温度を測定する温度センサを有するヒーターユニット5を設け、前記加熱空気を前記筐体3の外部に排出する排気口7、および、前記ファンユニット4によって吸い込まれた前記加熱空気を前記排気口7へ導き、風路を有する風洞構造体9と、空気流入角度を設けたスリット及び焙煎室を有する着脱式焙煎容器2を備え、前記着脱式焙煎容器2内に豆の発火を検知する炎検知センサ8を前記筐体3内に搭載する構造を有する。
【0009】
発明の実施形態として、前記風洞構造体は金属材料で構成されている。
【0010】
前記発明の実施形態として、前記風洞構造体の金属材料はアルミである。
(【0011】以降は省略されています)

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