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公開番号
2025095272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211177
出願日
2023-12-14
発明の名称
飲料
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
主分類
A23F
3/16 20060101AFI20250619BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】飲料に含まれるタンニンの含有量を増量しても、飲みやすく、おいしい飲料を提供すること。
【解決手段】本発明の飲料は、タンニンを80ppm以上の割合で含有する飲料であって、δ-ジャスモラクトンを100~50000ppbの割合で含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
タンニンを80ppm以上の割合で含有する飲料であって、
δ-ジャスモラクトンを100~50000ppbの割合で含有する、
飲料。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記δ-ジャスモラクトンを1000~10000ppbの割合で含有する、
請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
pHが3.0~8.0である、
請求項1に記載の飲料。
【請求項4】
茶抽出物を含む飲料である、
請求項1に記載の飲料。
【請求項5】
タンニンを80ppm以上の割合で含有する飲料に、δ-ジャスモラクトンの割合が100~50000ppbとなるように添加する、
飲料の風味改善方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
紅茶等の茶飲料は、茶葉由来の香気と、苦渋味等を有することから嗜好飲料として親しまれている飲料である。
【0003】
近年では、華やかさといった濃厚な茶葉感が感じられる飲料が求められている。このような茶飲料とするためには茶葉の増量が有効な手段ではあるが、茶葉を増量すると、茶葉に含まれるタンニン由来の華やかさだけでなく、苦渋みや土っぽさも併せて強くなる。そのため、茶飲料自体の味わいが強化され、濃厚な茶葉感は得られるものの、飲みやすさや、おいしさが低下してしまう。そこで、飲料に含まれるタンニンの含有量を増量して、飲料の茶葉感を強化しても、飲みやすさや、おいしさを有する飲料が求められている。
【0004】
たとえば、特許文献1には、タンニンの苦味の軽減に有効な香気成分を添加することにより、タンニン由来の苦渋味を軽減した茶飲料が開示されている。
【0005】
特許文献1によると、pHが5.0以上のタンニンを含有する茶飲料に対して、苦味の軽減に有効な香気成分(ゲラニオール)を添加することにより、茶飲料の苦みを軽減できるとされている。
【0006】
しかしながら、タンニンが含まれる茶飲料において、苦みを軽減するだけではなく、茶飲料の飲みやすさ、おいしさを向上させる技術については、まだ検討の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-130109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明によれば、飲料に含まれるタンニンの含有量が増量しても、飲みやすく、おいしい飲料を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、鋭意検討の結果、δ-ジャスモラクトン(δ-Jasmolactone)を特定の割合で配合することで、飲料に含まれるタンニンの含有量が増量しても、飲みやすく、おいしい飲料となることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は、以下の[1]~[5]のように構成される。
【0010】
[1]タンニンを80ppm以上の割合で含有する飲料であって、δ-ジャスモラクトンを100~50000ppbの割合で含有する、飲料。
[2]前記δ-ジャスモラクトンを1000~10000ppbの割合で含有する、[1]に記載の飲料。
[3]pHが3.0~8.0である、[1]または[2]に記載の飲料。
[4]茶抽出物を含む飲料である、[1]~[3]のいずれかに記載の飲料。
[5]タンニンを80ppm以上の割合で含有する飲料に、δ-ジャスモラクトンの割合が100~50000ppbとなるように添加する、飲料の風味改善方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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