TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025169118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024081293
出願日
2024-04-30
発明の名称
可食性素材からなる容器
出願人
個人
代理人
主分類
A23L
5/00 20160101AFI20251105BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】 可食性素材を笹舟状に成型し、食材ごと食すことができる可食性素材からなる容器を提供する。
【解決手段】 略長方形上の本体両端に、略三角形状の折り返し片をそれぞれ設け、本体と折り返し片が接する左右の谷折り部をまたぐように設けた2本のスリットを、それぞれ設けたことを特徴とする可食性素材からなる容器。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
略長方形上の本体に、略三角形状の折り返し片を設け、本体と折り返し片が接する谷折り部をまたぐように、2本のスリットを設けたことを特徴とする可食性素材からなる容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可食性素材を笹舟状に成型し、食材ごと食すことができる可食性素材からなる容器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食材を入れる容器として、アルミホイルやシリコン製のカップがあった。
また、おにぎりに装飾を加えるため、海苔に貼るとサッカーボールのようになり、視覚的に楽しめる、おにぎり用海苔があった(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
意匠登録第1075918号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これには次のような問題点があった。
(イ)アルミホイルやシリコン製の、食材を入れるカップ容器は、それ自体は食べられな いため、使用後はゴミとなっていた。
(ロ)おにぎりに貼るとサッカーボールのようになる、おにぎり用海苔は、装飾できる対 象がおにぎりに限定されており、他の食材を装飾する目的では使いにくかった。
(ハ)食材を手で触れる必要があり、手が汚れてしまう原因になっていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
略長方形上の本体に、略三角形状の折り返し片を設け、本体と折り返し片が接する谷折り部をまたぐように、2本のスリットを設ける。
以上を特徴とする可食性素材からなる容器である。
【発明の効果】
【0006】
海苔等の可食性素材からなる容器のため、食材と一緒に食べる事ができ、ゴミの削減にもなった。また、笹舟形状となることで、おにぎりに限定せず、あらゆる食材を載せて食することができ、視覚的に楽しめる対象食材が増えた。また、海苔等の可食性素材からなる容器ごと、食材を食する事ができるため、食材に直接触れる必要がなく、手が汚れてしまうことが無くなった。
また、我が国には、昔から寿司、おにぎり、和菓子などの食に関する「和食文化」と、折り紙という、日本ならではの「伝統文化」があり、海苔などの食材で笹舟状の容器を作り、その中に食品を載せて食することは、和食文化と伝統文化が融合する事となり、日本国内外に、日本ならではの文化を、よりアピールすることができるメッセージ性の強い商品とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の組み立て前の平面図である。
本発明の一部を折りたたんだ組み立て途中の平面図である。
本発明の帆掛け船状に組み立てた状態の平面図である。
本発明を帆掛け船状に組み立てた状態の側面図である。
本発明の他の実施例となる平面図である。
本発明の他の実施例の組み立て途中の平面図である。
本発明の他の実施例の組み立てた状態の平面図である。
本発明の他の実施例の組み立てた状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)略長方形上の本体に、略三角形状の折り返し片を設ける。
(ロ)本体と折り返し片が接する谷折り部をまたぐように、2本のスリットを設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、本体(1)に設けられた略三角形状の折り返し片(2)を、谷折り部(3)で、表面側に折り返す。そして、折り返した部分に設けたスリット(4)によって現れる3つに分かれた部分の両端にある固定片(5)を、内側に寄せて、二重になっている固定片(5)に、もう一方の固定片(5)を挿入するようにして差し込んで固定して、帆掛け船のような形に成型する。
使用するときは、笹舟のような形状に成型された本発明に、寿司や漬物、ミニトマトなどの食材を載せ、食材ごと本発明を食する。
なお、図4が示す通り、略三角形状の折り返し片(2)は、本体(1)の両端に設けても良く、略三角形状の折り返し片(2)を、それぞれ谷折り部(3)で折り返して、同様の方法で、固定片(5)を、内側に寄せて、二重になっている固定片(5)に、もう一方の固定片(5)を挿入するようにして差し込んで固定することで、舟状に成型することもできる。
また、本体の素材は、海苔や、野菜や肉、魚肉をシート状に成型して乾燥させたものや、粉状にした穀物をクレープのようなシート状に成型させたものなど、可食性のものを、主な素材例とする。
【符号の説明】
【0009】
1 本体
2 折り返し片
3 谷折り部
4 スリット
5 固定片
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
健康促進霊芝茶
1か月前
不二製油株式会社
グミ類
2か月前
不二製油株式会社
組成物
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
2か月前
不二製油株式会社
油性食品
1か月前
個人
ヨーグルト等の発酵器
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
4か月前
個人
可食性素材からなる容器
3日前
不二製油株式会社
油脂組成物
2か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
4か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
22日前
池田食研株式会社
微粉状食品
4か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
3か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
2か月前
不二製油株式会社
光照射油脂
1か月前
株式会社東洋新薬
飲料
1か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
4か月前
奥野製薬工業株式会社
処理方法
1か月前
東ソー株式会社
食品品質保持剤
3か月前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
1か月前
個人
発酵あんこの製造方法
1か月前
株式会社エポック社
絞出具
1か月前
東洋ライス株式会社
搗精米
2か月前
株式会社ソディック
食品搬送装置
3か月前
不二製油株式会社
被覆用油性食品
1か月前
個人
海ぶどうの加工処理方法
1日前
個人
廃棄食品の資源化法とその装置
3か月前
池田食研株式会社
油脂含有造粒顆粒
2か月前
不二製油株式会社
カカオ含有飲食物
1か月前
個人
天然マンゴー果汁色青汁
4か月前
池田食研株式会社
食品生地用組成物
3か月前
不二製油株式会社
冷凍霜付き抑制剤
1か月前
株式会社XAXA
ペットフード
9日前
長谷川香料株式会社
動物油脂感付与剤
3か月前
株式会社米島本店
七草加工食品
4か月前
個人
にんにくの熟成方法
25日前
続きを見る
他の特許を見る