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公開番号2025173703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079393
出願日2024-05-15
発明の名称粘着剤前駆体組成物及び粘着テープ又はシートの製造方法
出願人コニシ株式会社
代理人個人
主分類C09J 133/06 20060101AFI20251120BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 冬場の低温下においても組み立て作業が順調に行え、且つ、耐熱性のある粘着テープを提供する。また、かかる粘着テープを製造するための粘着剤前駆体組成物を提供する。
【解決手段】 アクリル酸アルキルエステルとアクリル酸との共重合ポリマー100質量部、硬化性ポリマー1~50質量部及び架橋剤を含有する粘着剤前駆体組成物を準備する。ここで、硬化性ポリマーは、主鎖がポリオキシアルキレンエーテルで、主鎖の末端両方に-Si(Rn)X3-n[但し、Rは炭素数1~6のアルキル基を、Xはヒドロキシ基又は炭素数1~6のアルコキシ基を、nは0,1又は2を表す。]で表される加水分解性シリル基を有し、該主鎖と該末端の間にウレタン結合及び/又は尿素結合を有するものである。この粘着剤前駆体組成物に有機溶剤を添加し混合して溶液を得る。この溶液をテープ基材に塗布した後、有機溶剤を蒸発させて粘着剤層を形成し、粘着テープを得る。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)アクリル酸との共重合ポリマー100質量部、
主鎖がポリオキシアルキレンエーテルで、該主鎖の末端両方に下記一般式(1)で表される加水分解性シリル基を有し、該主鎖と該末端の間にウレタン結合及び/又は尿素結合を有する硬化性ポリマー1~50質量部及び
架橋剤を含有する粘着剤前駆体組成物。
一般式(1);
-Si(R
n
)X
3-n
(但し、Rは炭素数1~6のアルキル基を、Xはヒドロキシ基又は炭素数1~6のアルコキシ基を、nは0,1又は2を表す。)
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)アクリル酸の共重合比が、(メタ)アクリル酸アルキルエステル:(メタ)アクリル酸=100質量部:1~15質量部である請求項1記載の粘着剤前駆体組成物。
【請求項3】
さらに、粘着付与樹脂を含有する請求項1記載の粘着剤前駆体組成物。
【請求項4】
架橋剤がイソシアネート化合物及び/又はエポキシ化合物である請求項1記載の粘着剤前駆体組成物。
【請求項5】
請求項1記載の粘着剤前駆体組成物に有機溶剤を添加し均一に混合した溶液を、テープ基材又はシート基材に塗布した後、大気中で加熱することによって該有機溶剤を蒸発させた後、硬化性ポリマーを硬化させて粘着剤層を形成することを特徴とする粘着テープ又はシートの製造方法。
【請求項6】
室温下又は加熱下で養生することにより、硬化性ポリマーを硬化させる請求項5記載の粘着テープ又はシートの製造方法。
【請求項7】
テープ基材又はシート基材の片面又は両面に、請求項1記載の粘着剤前駆体組成物由来の粘着剤層が形成されてなる粘着テープ又はシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着テープ又はシート(以下、両者をまとめて「粘着テープ」という。)を製造する際に用いる粘着剤前駆体組成物に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、住宅の扉やトラックの荷台等を組み立てる際に粘着テープが用いられている。住宅の扉等は、夏場において高温下に暴露されるため、粘着テープとして耐熱性のあるものが用いられる。耐熱性のある粘着テープとは、高温下においても高い保持力を有するものである。本件出願人は、耐熱性のある粘着テープとして、特許文献1記載の粘着テープを提案している。この粘着テープは、以下の粘着剤前駆体組成物を用いて得られるものである。すなわち、アクリル酸アルキルエステルとアクリル酸との共重合ポリマー0.5~50質量部と、主鎖がポリオキシアルキレンエーテルで、該主鎖の末端両方に-Si(R
n
)X
3-n
[但し、Rは炭素数1~6のアルキル基を、Xはヒドロキシ基又は炭素数1~6のアルコキシ基を、nは0,1又は2を表す。]で表される加水分解性シリル基を有し、該主鎖と該末端の間にウレタン結合及び/又は尿素結合を有する硬化性ポリマー100質量部と、粘着付与樹脂5~150質量部とを含有し、実質的に硬化触媒を含有しない粘着剤前駆体組成物を用いて得られるものである。
【0003】
本件出願人は、特許文献1記載の耐熱性のある粘着テープを用いて、住宅の扉等の組み立て作業を行った。しかるに、夏場においては組み立て作業を順調に行うことができる反面、冬場において組み立て作業を順調に行えないことがあった。たとえば、住宅の扉等の構成部材同士を接着しようとしても、構成部材同士の密着性が悪く、取り扱い時に剥離しやすいということがあった。これは、住宅の扉等の組み立て作業は、屋外や空調設備のない工場内で行われることが多く、冬場では組み立て作業が0℃前後の低温下で行われるためである。
【0004】
特許第5890737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、冬場の低温下において構成部材同士の密着性がよく、且つ、耐熱性のある粘着テープを提供することにある。また、かかる粘着テープを製造するための粘着剤前駆体組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、特許文献1記載の共重合ポリマーと硬化性ポリマーの質量割合を逆転させることにより、上記課題を解決したものである。すなわち、本発明は、アクリル酸アルキルエステルとアクリル酸との共重合ポリマー100質量部、主鎖がポリオキシアルキレンエーテルで、該主鎖の末端両方に-Si(R
n
)X
3-n
[但し、Rは炭素数1~6のアルキル基を、Xはヒドロキシ基又は炭素数1~6のアルコキシ基を、nは0,1又は2を表す。]で表される加水分解性シリル基を有し、該主鎖と該末端の間にウレタン結合及び/又は尿素結合を有する硬化性ポリマー1~50質量部及び架橋剤を含有する粘着剤前駆体組成物に関するものである。また、かかる粘着剤前駆体組成物を用いて粘着テープを製造する方法に関するものである。
【0007】
[共重合ポリマーについて]
本発明で用いる共重合ポリマーは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)アクリル酸との共重合体よりなる。なお、「(メタ)アクリル酸」なる表記は、アクリル酸とメタアクリル酸の両者をまとめて表したもので、アクリル酸であってもメタアクリル酸であっても、或いは両者の混合であってもよい。また、「(メタ)アクリレート」と表記するときも同様である。(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)アクリル酸との共重合割合は任意であるが、一般的に、(メタ)アクリル酸アルキルエステル:(メタ)アクリル酸=100質量部:0.5~25質量部であるのが好ましく、特に(メタ)アクリル酸アルキルエステル:(メタ)アクリル酸=100質量部:1~15質量部であるのが好ましい。
【0008】
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、4-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート又はメチル(メタ)アクリレートを単独又は混合して用いることができる。(メタ)アクリル酸としては、アクリル酸又はメタアクリル酸を単独又は混合して用いることができる。共重合ポリマーには、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)アクリル酸以外に他の単量体(モノマー)が共重合されていてもよい。たとえば、スルホン酸基含有モノマー、リン酸基含有モノマー、シアノ基含有モノマー、ビニルエステル類、芳香族ビニル化合物などの凝集力向上成分や、カルボキシル基含有モノマー、酸無水物基含有モノマー、4-ヒドロキシエチルアクリレートや2-ヒドロキシエチルアクリレート等のヒドロキシル基含有モノマー、アミド基含有モノマー、アミノ基含有モノマー、イミド基含有モノマー、エポキシ基含有モノマー、N-アクリロイルモルホリン、ビニルエーテル類等の接着力向上や架橋化基点として働く官能基を有する成分を適宜用いることができる。その他の成分は1種又は2種以上併用して用いることができる。
【0009】
共重合ポリマーは、従来公知の溶液重合法やエマルジョン重合法で製造される。共重合ポリマーの重量平均分子量は任意であるが、一般的に10万~100万に調整する。重量平均分子量がこの範囲外であると、粘着剤層の粘着性が低下したり、粘着剤層が硬くなる傾向が生じる。共重合ポリマーの重量平均分子量は、20万~90万であるのが好ましい。重量平均分子量の測定方法は、GPC法による。具体的には、GPC測定装置として東ソー株式会社製「ゲルパーミエーションクロマトグラフィHLC-8220」、展開溶媒としてTHF(テトラヒドロフラン)、カラムとして東ソー株式会社製「TSKgelSuperHZM-H」、標準物質としてポリスチレンを用いた。
【0010】
[硬化性ポリマーについて]
本発明で用いる硬化性ポリマーは、主鎖がポリオキシアルキレンエーテルで、この主鎖の末端両方に下記一般式(1)で表される加水分解性シリル基を有し、主鎖と末端の間にウレタン結合及び/又は尿素結合を有するものである。
一般式(1);
-Si(R
n
)X
3-n
(但し、Rは炭素数1~6のアルキル基を、Xはヒドロキシ基又は炭素数1~6のアルコキシ基を、nは0,1又は2を表す。)
(【0011】以降は省略されています)

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