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公開番号2025076727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188527
出願日2023-11-02
発明の名称お好み焼き
出願人大山食品株式会社
代理人個人
主分類A23L 35/00 20160101AFI20250509BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】野外やイベント会場などで食べるのに好適なお好み焼きであって、例えば片手で持って当該お好み焼きを傾けた場合等であっても、中に含まれるソースが端からこぼれ落ちて、手や洋服を汚してしまうことがなく、しかも安心・安全に食することが可能なお好み焼きを提供する。
【解決手段】お好み焼き1は、手で持つことが可能な低背略円柱状の小型のお好み焼きである。そして、このお好み焼き1は、ソース2にコンニャク粉末を混ぜて、当該ソース2を中に含ませたことを特徴としている。ソース2として「レストランウスターソース(イカリソース株式会社製)」が用いられており、このレストランウスターソース100[g]当たり0.8~1.2[mL]、好ましくは約1.0[mL]のコンニャク粉末が混ぜられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
手で持つことが可能な小型のお好み焼きであって、
ソースにコンニャク粉末を混ぜて、当該ソースを中に含ませたことを特徴とするお好み焼き。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記コンニャク粉末を混ぜた前記ソースは、前記お好み焼きのほぼ真ん中に配置されている、請求項1に記載のお好み焼き。
【請求項3】
前記コンニャク粉末を混ぜた前記ソースのLST値(室内温度25℃前後)は、30~32[mm]である、請求項1又は2に記載のお好み焼き。
【請求項4】
前記ソースがレストランウスターソース(イカリソース株式会社製)であり、当該レストランウスターソース100[g]当たり0.8~1.2[mL]の前記コンニャク粉末が混ぜられている、請求項1又は2に記載のお好み焼き。
【請求項5】
前記お好み焼きは、真空パックされている、請求項1~4のいずれか1項に記載のお好み焼き。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、お好み焼きに関する。さらに詳細には、本発明は、野外やイベント会場などで食べるのに好適なお好み焼きの構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、おやつ、軽食、酒のつまみなどとして、お好み焼きが知られている。お好み焼きは、一般的には、小麦粉に水、卵、だし汁等を加えて調製した生地に、キャベツ、エビ、タコ、イカ、豚肉等の具材を加え、熱した鉄板で焼成することによって製造される。そして、このようにして製造されたお好み焼きは、通常、皿の上に載せ、表面にソースやマヨネーズ等をかけ、青のり等でトッピングした後に、テコ(ヘラ)や箸を使って食される。
【0003】
しかし、かかる形態のお好み焼きでは、野外やイベント会場などで食べる際に、片手で持って食べることは困難である。
【0004】
そこで、従来、ハンバーガーのように、ソースやマヨネーズ等を中身に含ませたお好み焼きが提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。
そして、特許文献1に開示されたお好み焼きの構造によれば、野外やイベント会場などで食べる際に、片手で持って食べることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3162171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1で開示されたお好み焼きの構造では、通常のソースを使用し、片手で持って当該お好み焼きを傾けた場合に、中身に含ませたソースが端からこぼれ落ちてしまう虞があり、手や洋服を汚してしまうことにも繋がりかねない。
これを解決するために、ソースに所定の「とろみ」を付けることが考えられる。この場合、通常は、増粘剤等を添加することとなるが、安心・安全に食し得ることを保証するためにも、天然物でソースに「とろみ」を付けることが望ましい。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、野外やイベント会場などで食べるのに好適なお好み焼きであって、例えば片手で持って当該お好み焼きを傾けた場合等であっても、中に含まれるソースが端からこぼれ落ちて、手や洋服を汚してしまうことがなく、しかも安心・安全に食することが可能なお好み焼きを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明に係るお好み焼きの構成は、
(1)手で持つことが可能な小型のお好み焼きであって、
ソースにコンニャク粉末を混ぜて、当該ソースを中に含ませたことを特徴とする。
【0009】
本発明のお好み焼きの上記(1)の構成は、次のような作用効果を奏する。
すなわち、お好み焼きの上記(1)の構成によれば、手で持つことが可能な小型の形状とすることにより、野外やイベント会場などで食べるのに好適なお好み焼きを実現することができる。また、ソースをお好み焼きの中に含ませたことにより、食する前にソースが当該お好み焼きの内部から外部に漏れ出て、手や洋服を汚してしまう心配はない。また、ソースにコンニャク粉末を混ぜたことにより、ソースの「とろみ」を強くすることが可能となり、食している途中で当該お好み焼きを傾けても、噛み切った部分(端)からソースがこぼれ落ちてしまう虞はない。そして、これによっても手や洋服を汚してしまうことを防止することができる。さらに、ソースの「とろみ」を強くするために、天然物であるコンニャク粉末が使用されていることにより、当該お好み焼きを安心・安全に食することが可能となる。
したがって、上記(1)の構成によれば、野外やイベント会場などで食べるのに好適なお好み焼きであって、例えば片手で持って当該お好み焼きを傾けた場合等であっても、中に含まれるソースが端からこぼれ落ちて、手や洋服を汚してしまうことがなく、しかも安心・安全に食することが可能なお好み焼きを提供することができる。
【0010】
本発明のお好み焼きの上記(1)の構成においては、以下の(2)~(5)のような構成にすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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