TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025059708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169968
出願日
2023-09-29
発明の名称
米飯処理装置
出願人
鈴茂器工株式会社
代理人
個人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20250403BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】食感と量目精度とに優れた米飯塊を得る。
【解決手段】米飯Rの搬送空間を挟んで相互に対向配置されて米飯Rを下方へと搬送する一対の上段ローラ3aa、一対の中段ローラ3abおよび一対の下段ローラ3acと、一対の下段ローラ3acから搬送された米飯Rを分割して米飯塊Rmにするシャッタ3bと、一対の上段ローラ3aaと一対の中段ローラ3abとを回転させて米飯Rを横方向に圧縮しながら下方へ搬送する第1の工程、一対の上段ローラ3aaと一対の中段ローラ3abとを回転させるとともに一対の下段ローラ3acの回転を停止させて一対の中段ローラ3abと一対の下段ローラ3acとの間の米飯Rを縦方向に圧縮する第2の工程、一対の上段ローラ3aaと一対の中段ローラ3abと一対の下段ローラ3acとを回転させて一対の下段ローラ3acから搬送された米飯Rをシャッタ3bで分割する第3の工程を順次実行する制御手段Cとを有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
米飯を解して下方へ送り出す米飯解し部と、
前記米飯解し部の下方において上下方向に設置され、米飯の搬送空間を挟んで相互に対向配置されるとともに回転運動により前記米飯解し部から送り出された米飯を下方へと搬送する少なくとも1段の一対の上段ローラ、1段の一対の中段ローラおよび1段の一対の下段ローラと、
前記一対の下段ローラの下方に設置され、前記一対の下段ローラから搬送された米飯を分割して米飯塊にする分割部と、
前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを同じ周速度で回転駆動するとともに、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとは独立して前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラと同じ周速度で前記一対の下段ローラを回転駆動する駆動手段と、
前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを回転させて米飯を横方向に圧縮しながら下方へ搬送する第1の工程と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを回転させるとともに前記一対の下段ローラの回転を停止させて前記一対の中段ローラと前記一対の下段ローラとの間にある米飯を縦方向に圧縮する第2の工程と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラと前記一対の下段ローラとを回転させて前記一対の下段ローラから搬送された米飯を前記分割部で分割する第3の工程とを順次実行するように前記駆動手段および前記分割部を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする米飯処理装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記駆動手段は、
前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを回転駆動する第1のモータと、
前記一対の下段ローラを回転駆動する第2のモータとで構成される、
ことを特徴とする請求項1記載の米飯処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2の工程において前記一対の中段ローラによる米飯の圧縮で前記第1のモータに所定の負荷トルクが加わったならば前記第2の工程から前記第3の工程に移行する制御を行う、
ことを特徴とする請求項2記載の米飯処理装置。
【請求項4】
前記一対の中段ローラ相互間の間隔は前記一対の上段ローラ相互間の間隔よりも狭くまたは前記一対の上段ローラ相互間の間隔と同一に設定され、
前記一対の下段ローラ相互間の間隔は前記一対の中段ローラ相互間の間隔よりも狭く設定されている、
ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の米飯処理装置。
【請求項5】
前記一対の中段ローラおよび前記一対の下段ローラの径は前記一対の上段ローラの径よりも小さく設定されている、
ことを特徴とする請求項4記載の米飯処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、米飯処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
米飯処理装置は、おむすびや寿司シャリ玉等のような米飯の塊を自動成形する装置であり、ホッパから供給された米飯を圧縮して予め決められた量目(重量)に分割する機構を備えている。
【0003】
米飯の供給路には、当該供給路を挟んで配置された一対のローラが米飯の搬送方向に沿って複数段配置されている。これらのローラ対は、互いの対向方向(内向き)に回転可能で、且つ米飯の搬送方向に沿って各対の対向間隔が狭くなるように配置されている。また、上段の一対のローラで米飯を送り、上段の一対のローラと下段の一対のローラとの速度差で米飯を集約している。これにより、米飯は複数段の対になったローラにより徐々に圧縮されながら所定の密度になって搬送され、シャッタ(分割部)で所定の量目に分割されて米飯塊になる。
【0004】
なお、このような一対のローラによる米飯の圧縮搬送については、例えば特開2015-149937号公報に記載された技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-149937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、所定の量目に分割された米飯塊には、食感と量目精度の2つの品質が要求される。食感とは、米飯塊に空気感があって口ほどけがよいことであり、量目精度とは、このような食感を維持しつつ、実際の量目と設定された量目との差が少ないことである。
【0007】
しかしながら、上述のようなローラの構成では、複数段のローラ対の配置間隔に合わせて徐々に米飯を圧縮して横幅および縦幅を狭めているので、食感が悪くなる。
【0008】
また、米飯塊の食感を向上させるためには米飯の圧縮を弱める必要があるが、密度が粗くなって量目精度が悪くなる。一方、米飯塊の量目精度を向上させるには米飯の圧縮を強める必要があるが、そうすると、今度は食感が悪くなってしまう。
【0009】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、食感と量目精度とに優れた米飯塊を得ることのできる米飯処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の米飯処理装置は、米飯を解して下方へ送り出す米飯解し部と、前記米飯解し部の下方において上下方向に設置され、米飯の搬送空間を挟んで相互に対向配置されるとともに回転運動により前記米飯解し部から送り出された米飯を下方へと搬送する少なくとも1段の一対の上段ローラ、1段の一対の中段ローラおよび1段の一対の下段ローラと、前記一対の下段ローラの下方に設置され、前記一対の下段ローラから搬送された米飯を分割して米飯塊にする分割部と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを同じ周速度で回転駆動するとともに、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとは独立して前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラと同じ周速度で前記一対の下段ローラを回転駆動する駆動手段と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを回転させて米飯を横方向に圧縮しながら下方へ搬送する第1の工程と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラとを回転させるとともに前記一対の下段ローラの回転を停止させて前記一対の中段ローラと前記一対の下段ローラとの間にある米飯を縦方向に圧縮する第2の工程と、前記一対の上段ローラと前記一対の中段ローラと前記一対の下段ローラとを回転させて前記一対の下段ローラから搬送された米飯を前記分割部で分割する第3の工程とを順次実行するように前記駆動手段および前記分割部を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
鈴茂器工株式会社
米飯処理装置
1か月前
鈴茂器工株式会社
米飯処理装置
1か月前
鈴茂器工株式会社
板海苔分離装置
1か月前
個人
ペットフード
1か月前
個人
古代食品塩梅醤
2日前
個人
焼き魚の製造方法
1か月前
株式会社バンダイ
菓子
3か月前
個人
血圧降下用組成物
1か月前
株式会社バンダイ
菓子
3か月前
個人
具入り餅食品
22日前
第一工業製薬株式会社
組成物
1か月前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
2か月前
不二製油株式会社
卵代替素材
9日前
第一工業製薬株式会社
組成物
1か月前
個人
サメの加工品の識別方法
3か月前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
2か月前
第一工業製薬株式会社
固形食品
1か月前
有限会社丸繁商店
メカブ
1か月前
有限会社丸繁商店
メカブ
1か月前
株式会社東洋新薬
飲食用組成物
1か月前
不二製油株式会社
異風味抑制剤
23日前
池田食研株式会社
乳化用組成物
3か月前
有限会社丸繁商店
メカブ
1か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
3か月前
日澱化學株式会社
チーズ様食品
2か月前
長谷川香料株式会社
苦味感増強剤
1か月前
一般社団法人神真都Q会
松の木茶
2か月前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
2か月前
SoPros株式会社
経口養毛剤
4日前
池田食研株式会社
風味付与用組成物
2か月前
長野県
軟らかい食肉製品の製造方法
2か月前
池田食研株式会社
TGR5活性化剤
1か月前
不二製油株式会社
菓子類の製造方法
2か月前
株式会社SERE
だしパック
2か月前
池田食研株式会社
TGR5活性化剤
1か月前
大山食品株式会社
お好み焼き
8日前
続きを見る
他の特許を見る