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公開番号
2025064097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173566
出願日
2023-10-05
発明の名称
TGR5活性化剤
出願人
池田食研株式会社
代理人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250410BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】 天然物由来の成分を有効成分とする新たなTGR5活性化剤を提供し、また、TGR5活性化用、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用の飲食品等を提供する。
【解決手段】 ジンギベレン類に、TGR5活性化効果があることを見出し、本発明を完成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ジンギベレン類を有効成分とする、TGR5活性化剤。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用である、請求項1記載のTGR5活性化剤。
【請求項3】
請求項1記載のTGR5活性化剤を含む、飲食品、医薬品、医薬部外品又は飼料。
【請求項4】
請求項1記載のTGR5活性化剤を含む、TGR5活性化用、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用飲食品、医薬品、医薬部外品又は飼料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、TGR5活性化剤、TGR5活性化方法等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
TGR5は、体内に広く発現しており、胆汁酸を受容して活性化することが知られている。TGR5の活性化による作用の一つとして、糖代謝を向上させ、抗肥満や抗糖尿病に寄与することが報告されており、TGR5を活性化する成分について種々の検討が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、α-イオノン、α-メチルイオノン、γ-メチルイオノン、α-アリルイオノン、β-イオノン、ジヒドロβ-イオノン及び5,6-エポキシ-β-イオノンからなる群より選ばれるイオノン類を有効成分とするTGR5作動作用を発現するための薬剤が開示され、特許文献2には、ジンゲロール、バナバ葉抽出物、赤シソ抽出物、赤ショウガ抽出物、チェストツリー抽出物より選択される少なくとも1つを有効成分とするTGR5活性化剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5818259号公報
特開2016-8196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、天然物由来の成分を有効成分とする新たなTGR5活性化剤を提供し、また、TGR5活性化用、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用の飲食品等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明者らは、ジンギベレン類に、TGR5活性化効果があることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の[1]~[4]の態様に関する。
[1]ジンギベレン類を有効成分とする、TGR5活性化剤。
[2]基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用である、[1]記載のTGR5活性化剤。
[3][1]記載のTGR5活性化剤を含む、飲食品、医薬品、医薬部外品又は飼料。
[4][1]記載のTGR5活性化剤を含む、TGR5活性化用、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用飲食品、医薬品、医薬部外品又は飼料。
【発明の効果】
【0008】
本発明によって天然物由来の成分を有効成分とする安全なTGR5活性化剤を提供でき、ジンギベレン類を有効成分として含有させることで、TGR5活性化用、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用飲食品、医薬品、医薬部外品又は飼料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
陰性対照(NC)及び各終濃度におけるジンジャーオイルのTGR5活性について、TGR5(GP-BAR1) Reporter Assay Kitを用いたSEAP(分泌型アルカリホスファターゼ)活性の測定値を示す。
陰性対照(NC)及び各終濃度におけるジンギベレン類含有組成物のTGR5活性について、TGR5(GP-BAR1) Reporter Assay Kitを用いたSEAP(分泌型アルカリホスファターゼ)活性の測定値を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のTGR5活性化剤は、ジンギベレン類を有効成分として含有するTGR5活性化剤であって、好ましくは、基礎代謝量増加用、脂質蓄積抑制用、抗肥満用、抗疲労用又は抗糖尿病用のTGR5活性化剤である。
(【0011】以降は省略されています)
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