TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025060051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170541
出願日
2023-09-29
発明の名称
組成物
出願人
第一工業製薬株式会社
代理人
主分類
A23L
5/00 20160101AFI20250403BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】凝集物が少なく、水系媒体への再分散性、酸性条件下での再分散性、再分散後の透明性がより優れる粉末を形成できるとともに、光による着色を抑制できる組成物を提供する。
【解決手段】本発明の組成物は、カンナビノイド(A)、ショ糖脂肪酸エステル(B)および環状構造を有するデキストリン(C)を含み、前記環状構造は10~500個のグルコースにより構成されたものである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カンナビノイド(A)、ショ糖脂肪酸エステル(B)および環状構造を有するデキストリン(C)を含み、
前記環状構造は、10~500個のグルコースにより構成されている、組成物。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記ショ糖脂肪酸エステル(B)100質量部に対して、前記環状構造を有するデキストリン(C)を5~150質量部含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記ショ糖脂肪酸エステル(B)は、平均エステル化度が1.00~1.15である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
粉末状である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
食品用、化粧用、飼料用、又は、医薬用である、請求項1又は2に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カンナビノイドを含む組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
カンナビノイドは、アサの葉及び種子皮に含まれており、カンナビジオール(CBD)等の種々の成分を有することが知られている。カンナビジオールは、特異な効能を有することから、食品添加剤等の食品分野、及び、製剤等の医療分野に広く適用されており、利用価値の高い成分である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、カンナビノイド、とりわけカンナビジオールは、粉末化することが難しく、また、一度粉末化されると再度の水系媒体への分散性が悪いという問題がある。また、粉末を再分散した場合、光による着色が起こりやすく、保存環境や使用環境が制限される場合がある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、凝集物が少なく、水系媒体への再分散性に優れ、光による着色を抑制できる組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ショ糖脂肪酸エステルとともに、環状構造を有するデキストリンを必須成分とすることにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、例えば、以下の項に記載の主題を包含する。
項1
カンナビノイド(A)、ショ糖脂肪酸エステル(B)および環状構造を有するデキストリン(C)を含む組成物。
項2
前記ショ糖脂肪酸エステル(B)100質量部に対して、前記環状構造を有するデキストリン(C)を5~150質量部含む、項1に記載の組成物。
項3
前記ショ糖脂肪酸エステルは、平均エステル化度が1.00~1.15である、項1または2に記載の組成物。
項4
粉末状である、項1~3のいずれかに記載の組成物。
項5
食品用、化粧用、飼料用、又は、医薬用である、項1~4のいずれかに記載の組成物。
【発明の効果】
【0006】
本発明の組成物は、凝集物が少なく、水系媒体への再分散性に優れ、光による着色を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書中において、「含有」及び「含む」なる表現については、「含有」、「含む」、「実質的にからなる」及び「のみからなる」という概念を含む。
【0008】
1.組成物
本発明の組成物は、カンナビノイド(A)、ショ糖脂肪酸エステル(B)および環状構造を有するデキストリン(C)を含み、前記環状構造は10~500個のグルコースにより構成されている。本発明の組成物は、カンナビノイド(A)を含む組成物において、前記ショ糖脂肪酸エステル(B)および前記環状構造を有するデキストリン(C)を含むので、凝集物が少なく、水系媒体への再分散性、酸性条件下での再分散性、再分散後の透明性がより優れる粉末を形成できるとともに、光による着色を抑制することができる。また、本発明の組成物は、酸性条件下にあっても光による着色を抑制することができる。本明細書において、「酸性条件下」とは、乳化組成物のpHが7以下、好ましくは4以下であることを意味する。
【0009】
(カンナビノイド(A))
本発明の組成物に含まれるカンナビノイド(A)としては、例えば、アサ由来のカンナビノイドに含まれる種々の化合物群(具体的には、カンナビジオール(CBD)、テトラヒドロカンナビノール等)の1種又は2種以上を使用することができる。
【0010】
カンナビノイド(A)はカンナビジオールを含むことが好ましい。この場合、溶媒、特には水性溶媒への分散性に特に優れ、食品分野、化粧分野、飼料分野、又は、医薬分野に特段適用しやすい。カンナビノイド(A)はカンナビジオールを50質量%以上含むことが好ましく、80質量%以上含むことがより好ましく、90質量%以上含むことがさらに好ましく、95質量%以上含むことが特に好ましい。カンナビノイド(A)はカンナビジオール1種のみとすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
焼き魚の製造方法
16日前
第一工業製薬株式会社
組成物
3日前
第一工業製薬株式会社
組成物
3日前
日澱化學株式会社
チーズ様食品
19日前
第一工業製薬株式会社
固形食品
16日前
長谷川香料株式会社
苦味感増強剤
18日前
株式会社SERE
だしパック
1か月前
池田食研株式会社
風味付与用組成物
1か月前
鈴茂器工株式会社
米飯処理装置
16日前
株式会社バンダイ
菓子及び菓子セット
1か月前
株式会社バンダイ
菓子及び菓子セット
1か月前
鈴茂器工株式会社
米飯処理装置
3日前
株式会社バンダイ
菓子及び菓子セット
1か月前
個人
スープとその製造方法
3日前
株式会社明治
繊維状チーズ
3日前
日油株式会社
栄養飲料
4日前
不二精機株式会社
米飯成形装置
11日前
株式会社たからや商店
魚ハンバーグ加工食品
9日前
日清オイリオグループ株式会社
卵代替組成物
4日前
株式会社アサノ食品
早炊き米の製造方法
13日前
フジッコ株式会社
包装ダイズライスの製造方法
20日前
小林製薬株式会社
経口組成物
1か月前
小林製薬株式会社
経口組成物
1か月前
長野県
高濃度イソマルトース麹発酵食品の製造法
9日前
小林製薬株式会社
経口組成物
10日前
個人
あん入り 冷凍苺
1か月前
株式会社本田興業
果実脱水方法
1か月前
日本製紙株式会社
米粉麺及び米粉麺の製造方法
16日前
日清食品ホールディングス株式会社
冷凍パスタソース
1か月前
株式会社本田興業
食品冷凍保存方法
1か月前
昭和産業株式会社
冷凍ショートパスタの製造方法
1か月前
日清食品ホールディングス株式会社
乾燥食品の復元方法
4日前
日清食品ホールディングス株式会社
乾燥食品の復元方法
4日前
グローフーズ株式会社
冷凍食品及びその製造方法
23日前
日清オイリオグループ株式会社
澱粉含有食品用ほぐれ剤
1か月前
エステック株式会社
可食フィルム及びその製造方法
4日前
続きを見る
他の特許を見る