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公開番号2025062775
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172020
出願日2023-10-03
発明の名称きのこ加工食品
出願人株式会社長根商店
代理人個人
主分類A23L 19/00 20160101AFI20250408BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】きのこを主原料とし、低カロリーで刺身の代用品として生でも焼いても食することができ、且つ、アレルギー表示の必要な原材料を含まないきのこ加工食品を提供すること。
【解決手段】きのこ加工食品は、きのこ、こんにゃく粉及び紅藻海藻粉を所定の配合比率で混合し、凝固させたものである。きのこを主原料とし、低カロリーで刺身の代用品として生でも焼いても食することができ、且つ、アレルギー表示の必要な原材料を含まないきのこ加工食品を提供することができる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
原材料として、きのこ、こんにゃく粉及び紅藻海藻粉を所定の配合比率で混合し、凝固させたことを特徴とするきのこ加工食品。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1記載のきのこ加工食品であって、
前記原材料の配合比率を、きのこ40~60重量%、こんにゃく粉0.2~0.5重量%、紅藻海藻粉0.4~0.7重量%としたことを特徴とするきのこ加工食品。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載のきのこ加工食品であって、
前記きのこは、あみたけであることを特徴とするきのこ加工食品。
【請求項4】
請求項1又は請求項2記載のきのこ加工食品であって、
前記原材料には、カカオ及びトマトが混合されていることを特徴とするきのこ加工食品。
【請求項5】
請求項1又は請求項2記載のきのこ加工食品であって、
前記原材料には、食塩が添加されていることを特徴とするきのこ加工食品。
【請求項6】
請求項1又は請求項2記載のきのこ加工食品であって、
前記原材料には、キサンタンガムが添加されていることを特徴とするきのこ加工食品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、きのこを主原料とし、低カロリーで且つ生でも焼いても食することができ、お刺身の代用品として利用できるきのこ加工食品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、精進料理など肉や魚を含まない料理には、様々な食品の原材料が使用されている。その中の一つに、きのこを主原料とした食品ある。きのこは低カロリーであることが一般的に知られているが、近年では健康志向の高まりの背景から、きのこの需要が大きく高まってきている。
【0003】
また、きのこの機能性を活かした加工食品の開発も行われている。このような、きのこを含む加工食品として特許文献1のきのこ加工食品が知られている。
【0004】
特許文献1のきのこ加工食品は、きのこ、こんにゃく粉及びおからを所定の配合比率で混合し、凝固させたものである。詳細には、原料として、きのこ20~60重量%、こんにゃく粉1~10重量%、おから20~40重量%、さらに豆乳とひじき若干量を配合し、撹拌、混合し凝固させることで作られる。主原料となる細断したあみたけ、こんにゃく粉、おから、豆乳、ひじきを所定量お湯に投入して撹拌する。その後、冷却のため所定量の水を投入して撹拌し、次に水酸化カルシウムを投入して撹拌し、次に型に流し込み所定時間放置する。放置することでこんにゃく粉と水酸化カルシウムが反応して全体が凝固する。これにより、熱に強く、焼肉のような食感のきのこ加工食品ができる。
【0005】
ところで、昨今、健康志向の高まりによる低カロリー原材料を使用した食品の他に、食物アレルギーの原因となる原材料を含まない食品も注目されており、このようなアレルギーフリーの食品の需要も高まっている。アレルギー表示が必要な原材料として、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)、さらにこれらに準ずるものとして、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンが挙げられている。
【0006】
特許文献1のきのこ加工食品には、きのことこんにゃく粉の他に、おからが含まれている。おからは、豆腐製造の際、大豆から豆乳を搾った(豆汁を濾して搾った)かすであり、アレルギー表示が必要な原材料である。
【0007】
このため、特許文献1のきのこ加工食品は、きのこを含んだ低カロリーで熱に強く、焼肉のような食感を得られる加工食品であるものの、大豆からなるおからを含むため、いわゆるアレルギーフリーのきのこ加工食品ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2009-77704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上の点に鑑み、きのこを主原料とし、低カロリーで刺身の代用品として生でも焼いても食することができ、且つ、アレルギー表示の必要な原材料を含まないきのこ加工食品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
[1]原材料として、きのこ、こんにゃく粉及び紅藻海藻粉を所定の配合比率で混合し、凝固させたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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