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公開番号2025065864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175358
出願日2023-10-10
発明の名称花粉症抑制剤、排便改善剤及び皮膚疾患改善剤
出願人有限会社丸繁商店
代理人個人
主分類A23L 33/21 20160101AFI20250415BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】海藻として、そのものを摂取したときに新たな機能性を有するメカブを提供すること。
【解決手段】本発明の花粉症抑制剤は、水溶性食物繊維を4.5質量%以上含有するメカブを含むものである。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
水溶性食物繊維を４．５質量％以上含有するメカブを含む
花粉症抑制剤。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記メカブ換算で、１日３０ｇ以上２００ｇ以下摂取する
請求項１に記載の花粉症抑制剤。
【請求項３】
水溶性食物繊維を４．５質量％以上含有するメカブを含む
排便改善剤。
【請求項４】
前記メカブ換算で、１日３０ｇ以上２００ｇ以下摂取する
請求項３に記載の排便改善剤。
【請求項５】
水溶性食物繊維を４．５質量％以上含有するメカブを含む
皮膚疾患改善剤。
【請求項６】
前記メカブ換算で、１日３０ｇ以上２００ｇ以下摂取する
請求項５に記載の皮膚疾患改善剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、花粉症抑制剤、排便改善剤及び皮膚疾患改善剤に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
ワカメや昆布、ひじきなどの海藻は和食の伝統食材の一つであり、日本では古来より食されてきた。海藻は、最近の多くの研究により、健康に非常に良いことがわかっている。
【０００３】
中でもメカブは褐藻類であるワカメの根元（胞子葉）にあたる部分であり、フコイダン、アルギン酸等の多様な多糖類が含まれている（例えば、非特許文献１参照）。フコイダンはフコースを主成分とした多糖類であり、免疫賦活作用等多くの生理活性が報告されている。またアルギン酸にも血圧低下作用等、様々な効果が報告されている（例えば、非特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
Ｈ．Ｏｈｎｏｇｉ，Ｙ．Ｎａｉｔｏ，Ｙ．Ｈｉｇａｓｈｉｍａｒｕ，Ｋ．Ｕｎｏ，Ｔ．Ｙｏｓｈｉｋａｗａ，ＪａｐａｎｅｓｅＪｏｕｒｎａｌｏｆＣｏｍｐｌｅｍｅｎｔａｒｙａｎｄＡｌｔｅｒｎａｔｉｖｅＭｅｄｉｃｉｎｅ，２０１５，１２（２），８７－９３．
【０００５】
辻啓介，辻悦子，中川靖枝，鈴木慎次郎，日本家政学会誌，１９８８，３９（３），１８７－１９５．
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
メカブから抽出されたフコイダンやアルギン酸に対する機能性の報告がされている一方、海藻であるメカブそのものを摂取した場合の機能性については未だ報告がない。
【０００７】
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、海藻として、そのものを摂取したときに新たな機能性を有するメカブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明者は、上述した課題を解決するため、鋭意検討を行った。その結果、水溶性食物繊維を４．５質量％以上含有するメカブは、花粉症抑制効果、排便改善効果を有することを見出し、本発明を完成するに至った。具体的に、本発明は以下を提供する。
【０００９】
（１）水溶性食物繊維を４．５質量％以上含有するメカブを含む花粉症抑制剤。
【００１０】
（２）前記メカブ換算で、１日３０ｇ以上２００ｇ以下摂取する（１）に記載の花粉症抑制剤。
（【００１１】以降は省略されています）

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