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公開番号
2025052751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161624
出願日
2023-09-25
発明の名称
カバー
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
55/02 20060101AFI20250328BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】脱着を容易とすることができるカバーを提供する。
【解決手段】補給口22(パイプ)の先端に嵌合されるキャップ23を覆うカバー100であって、キャップ23の一部を覆うように形成された第1部材110と、キャップ23の他部を覆うように形成され、ヒンジ部130によって第1部材110と互いに回動可能に接続された第2部材120と、第1部材110及び第2部材120の回動を規制する規制部材140と、を具備する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
パイプの先端に嵌合されるキャップを覆うカバーであって、
前記キャップの一部を覆うように形成された第1部材と、
前記キャップの他部を覆うように形成され、ヒンジ部によって前記第1部材と互いに回動可能に接続された第2部材と、
前記第1部材及び前記第2部材の回動を規制する規制部材と、
を具備する、
カバー。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方は、
前記キャップとの摩擦を低減する摩擦低減部を具備する、
請求項1に記載のカバー。
【請求項3】
前記摩擦低減部は、
前記キャップに対向するように設けられた樹脂面である、
請求項2に記載のカバー。
【請求項4】
前記樹脂面は、
前記キャップの上面に対向するように設けられた第1樹脂面を含む、
請求項3に記載のカバー。
【請求項5】
前記樹脂面は、
前記キャップの下面に対向するように設けられた第2樹脂面を含む、
請求項4に記載のカバー。
【請求項6】
前記第1部材は、
第1貫通孔を有する第1突起部を具備し、
前記第2部材は、
前記第1突起部と当接可能であり、前記第1突起部と当接した際に前記第1貫通孔と連通する第2貫通孔を有する第2突起部を具備する、
請求項1に記載のカバー。
【請求項7】
前記規制部材は、
互いに当接させた前記第1突起部と前記第2突起部とが挿入される第3貫通孔を有する、
請求項6に記載のカバー。
【請求項8】
前記ヒンジ部は、
当該ヒンジ部の回転軸が前記パイプの軸方向と平行となるように設けられ、
前記第1部材は、
前記キャップの側面の一方側を覆うように形成され、
前記第2部材は、
前記キャップの側面の他方側を覆うように形成されている、
請求項1に記載のカバー。
【請求項9】
前記規制部材は、
前記第1部材又は前記第2部材と紐状部材を介して接続されている、
請求項1に記載のカバー。
【請求項10】
前記パイプは、
作業車両の尿素水タンクの補給口である、
請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプの先端に嵌合されるキャップを覆うカバーの技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、パイプの先端に嵌合されるキャップの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、尿素水を貯留する尿素水タンクを備えたトラクタが記載されている。尿素水タンクの補給口には、当該補給口の先端に嵌合するようにキャップが設けられており、尿素水タンクに尿素水を補給するときにキャップを取り外し可能に構成されている。
【0004】
ここで、キャップが第三者によって容易に取り外されると、タンク内に尿素水以外の物が入れられたり尿素水が盗難されたりするおそれがあるため、キャップを覆うようにカバーを設ける場合がある。このようなカバーは、必要に応じて着脱を行うので、容易に着脱できる構造が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-2957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、脱着を容易とすることができるカバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様に係るカバーは、パイプの先端に嵌合されるキャップを覆うカバーであって、前記キャップの一部を覆うように形成された第1部材と、前記キャップの他部を覆うように形成され、ヒンジ部によって前記第1部材と互いに回動可能に接続された第2部材と、前記第1部材及び前記第2部材の回動を規制する規制部材と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、脱着を容易とすることができる。
【0009】
本開示の一態様に係る前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方は、前記キャップとの摩擦を低減する摩擦低減部を具備するものである。
本開示の一態様によれば、カバーが取り付けられた状態でキャップが取り外されてしまうのを抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様に係る前記摩擦低減部は、前記キャップに対向するように設けられた樹脂面であるものである。
本開示の一態様によれば、カバーが取り付けられた状態でキャップが取り外されてしまうのを簡素な構成で抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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