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公開番号2025064240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173839
出願日2023-10-05
発明の名称管支持装置及び管支持装置の設置方法
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類F16L 3/02 20060101AFI20250410BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】管を溝内に容易に設置可能で、且つ、前記溝内から容易に回収可能な管支持装置を実現することである。
【解決手段】管支持装置1は、管90を載置可能な本体部10と、本体部10上で管90を位置決めするように、本体部10に設けられた一対の歯止め部20と、を有し、掘削された溝77内に配置されて、管90を溝77内で支持する。管支持装置1の本体部10及び一対の歯止め部20は、それらの内部に、流体Fを注入可能または排出可能な内部空間Sを有するとともに、内部空間S内への流体Fの注入により膨張する一方、内部空間Sからの流体Fの排出によって収縮するように構成されている。
【選択図】図2C
特許請求の範囲【請求項1】
管を載置可能な本体部と、
前記本体部上で前記管を位置決めするように、前記本体部に設けられた歯止め部と、
を有し、
掘削された溝内に配置されて、前記管を前記溝内で支持する管支持装置であって、
前記本体部及び前記歯止め部は、
それらの内部に、流体を注入可能または排出可能な内部空間を有するとともに、前記内部空間内への前記流体の注入により膨張する一方、前記内部空間からの前記流体の排出によって収縮するように構成されている、
管支持装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管支持装置において、
前記内部空間は、
前記本体部の内部に位置する本体部内部空間と、
前記歯止め部の内部に位置する歯止め部内部空間と、
を含み、
前記本体部内部空間と前記歯止め部内部空間とは、流体が移動可能に繋がっている、
管支持装置。
【請求項3】
請求項2に記載の管支持装置において、
前記歯止め部は、前記内部空間内から前記流体を排出する際に、前記歯止め部内部空間内の流体が前記本体部内部空間内の流体よりも後に排出されるように構成されている、
管支持装置。
【請求項4】
請求項2に記載の管支持装置において、
前記本体部は、その上部に、前記本体部内部空間内に流体を注入または前記本体部内部空間から前記流体を排出するための注入排出部を有し、
前記管支持装置は、前記注入排出部に接続され、前記流体を流すための接続管をさらに有する、
管支持装置。
【請求項5】
請求項1に記載の管支持装置において、
前記溝内における前記本体部の姿勢を調整可能なように、一端側が前記本体部に接続されている紐状の姿勢調整部をさらに有する、
管支持装置。
【請求項6】
請求項1に記載の管支持装置において、
前記本体部及び前記歯止め部は、一体で形成されている、
管支持装置。
【請求項7】
管を載置可能な本体部と、
前記本体部上で前記管を位置決めするように、前記本体部に設けられた歯止め部と、
を有し、
掘削された溝内に配置されて、前記管を前記溝内で支持する管支持装置の設置方法であって、
前記本体部及び前記歯止め部の内部空間内に流体が注入された前記管支持装置を、前記溝内に配置する配置ステップと、
前記溝内に配置された前記管支持装置によって、前記管を支持する管支持ステップと、
前記管を前記溝内で他の管に接続した後に、前記本体部及び前記歯止め部の内部空間から前記流体を排出して前記管支持装置を収縮させ、収縮した前記管支持装置を前記溝内から取り出す取り出しステップと、
を有する、
管支持装置の設置方法。
【請求項8】
請求項7に記載の管支持装置の設置方法において、
前記配置ステップによって前記溝内に配置された前記管支持装置の前記本体部の高さ寸法を調整する高さ調整ステップをさらに有する、
管支持装置の設置方法。
【請求項9】
請求項7に記載の管支持装置の設置方法において、
前記管は、軸線方向の一方の端部に位置する受口と、前記軸線方向の他方の端部に位置する挿し口とを有し、
前記配置ステップでは、
前記管を軸線方向の両端部で支持するように、前記溝内に前記管支持装置を複数配置し、
前記取り出しステップでは、
前記管の挿し口を前記他の管の受口に接続した後、前記複数の管支持装置のうち前記挿し口側の端部を支持する管支持装置の内部空間から前記流体を排出して前記管支持装置を収縮させ、収縮した前記管支持装置を前記溝内から取り出す、
管支持装置の設置方法。
【請求項10】
請求項7に記載の管支持装置の設置方法において、
前記取り出しステップでは、
前記溝内から取り出す前記管支持装置において、前記本体部の内部空間から前記流体の排出を開始した後、前記歯止め部の内部空間から前記流体の排出を開始して、前記管支持装置の内部空間から前記流体を排出して前記管支持装置を収縮させる、
管支持装置の設置方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、掘削された溝内で管を支持する管支持装置及びその設置方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、水道管、ガス管等を地中に設置する場合、地面を掘削することにより得られた溝内で複数の管同士を連結する必要がある。前記溝内で前記複数の管を連結する際には、前記管の高さを調整した状態で前記管を支持するために枕木が使用されている。
【0003】
特許文献1には、埋設管を掘削溝内に設置した袋体によって支持しながら前記掘削溝の底部まで沈設させ、前記袋体を前記掘削溝から回収した後、前記掘削溝を埋め戻す地中埋設管の敷設工法が開示されている。具体的には、前記特許文献1における前記地中埋設管の敷設工法では、前記掘削溝内に設置した前記袋体に流体を注入し、前記袋体の頂面部に前記埋設管を載置する。そして、前記流体の排出により前記袋体を収縮させ、前記袋体で前記埋設管を支持しながら前記掘削溝の底部まで沈設させる。その後、前記袋体を前記掘削溝から回収して、前記掘削溝を埋め戻す。
【0004】
前記袋体の前記頂面部の厚さは、前記袋体の他の部分の厚さよりも大きい。前記頂面部には、前記埋設管の座りを良くするために横断面円弧形の受溝が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-261360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1の前記袋体に前記流体を注入または前記袋体から前記流体を排出させることによって、前記埋設管の高さを容易に調整することができる。したがって、前記袋体を用いることによって、前記埋設管を前記掘削溝内に容易に設置可能である。
【0007】
しかしながら、前記特許文献1の図5及び図6に開示されているように、前記袋体における前記受溝を含む前記頂面部は、前記袋体を収縮させた後でも、収縮または変形しない。
【0008】
そのため、前記埋設管を前記掘削溝内に設置した後、前記流体を排出させて収縮した状態で前記袋体を前記埋設管の下から引き抜く際に、前記受溝が前記埋設管に干渉する可能性がある。よって、前記袋体を、前記埋設管の下から容易に回収できない可能性がある。
【0009】
したがって、掘削によって得られた溝内で管を支持する管支持装置において、前記管を前記溝内に容易に設置可能であるとともに、前記溝内から容易に回収可能な管支持装置が望まれている。
【0010】
本発明の目的は、前記管を前記溝内に容易に設置可能で、且つ、前記溝内から容易に回収可能な管支持装置を実現することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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