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公開番号2025064398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174139
出願日2023-10-06
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類F01N 1/00 20060101AFI20250410BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】マフラーが防振マウントにより取付対象物に取り付けられる場合、少ない数の防振マウントにより、マフラーが取付対象物に適切に取り付けられるように構成する。
【解決手段】マフラー17の長手方向A1が水平面に沿ったマフラー17の姿勢で、マフラー17を取付対象物に取り付ける第1防振マウント21及び第2防振マウント22が備えられている。第1防振マウント21が、マフラー17における長手方向A1での一方側の部分で且つマフラー17の上下方向A2での一方側の部分に設けられている。第2防振マウント22が、マフラー17における長手方向A1での他方側の部分で且つマフラー17の上下方向A2での他方側の部分に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンから延出された排気管と、
前記排気管が接続されたマフラーと、
前記マフラーの長手方向が水平面に沿った前記マフラーの姿勢で、前記マフラーを取付対象物に取り付ける第1防振マウント及び第2防振マウントとが備えられ、
前記第1防振マウントが、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での一方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での一方側の部分に設けられ、
前記第2防振マウントが、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での他方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での他方側の部分に設けられている作業車。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記排気管が、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での一方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での一方側の部分に接続されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記マフラーの長手方向から視て、前記マフラーの中心を通る仮想の鉛直線に対して、前記鉛直線の位置、水平面に沿った方向での一方側及び他方側の3個所において、
前記マフラーの長手方向から視て、前記排気管と前記マフラーとの接続部分、前記第1防振マウント及び前記第2防振マウントの3つが、前記3個所の各々に1個ずつ設けられている請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記排気管が、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での一方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での一方側の部分に接続され、
前記マフラーの長手方向から視て、前記排気管と前記マフラーとの接続部分が、前記鉛直線に対して、水平面に沿った方向での一方側に設けられ、
前記マフラーの長手方向から視て、前記第1防振マウントが、前記鉛直線の位置に設けられ、
前記マフラーの長手方向から視て、前記第2防振マウントが、前記鉛直線に対して、水平面に沿った方向での他方側に設けられている請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記マフラーの長手方向が前記取付対象物に沿った前記マフラーの姿勢で、前記マフラーが前記取付対象物の横方に配置され、
前記マフラーの長手方向から視て、前記排気管と前記マフラーとの接続部分が、前記鉛直線に対して、水平面に沿った方向での前記取付対象物から遠い側に設けられ、
前記マフラーの長手方向から視て、前記第1防振マウント及び前記第2防振マウントのうちの一方が、前記鉛直線の位置に設けられ、
前記マフラーの長手方向から視て、前記第1防振マウント及び前記第2防振マウントのうちの他方が、前記鉛直線に対して、水平面に沿った方向での前記取付対象物に近い側に設けられている請求項3に記載の作業車。
【請求項6】
前記排気管と前記マフラーとを接続する球面ジョイントが備えられている請求項1~5のうちのいずれか一項に記載の作業車。
【請求項7】
前記第1防振マウント及び前記第2防振マウントは、前記マフラー及び前記取付対象物のうちの一方に設けられ、開口部が開口された防振ゴムと、前記マフラー及び前記取付対象物のうちの他方に設けられた基部と、前記基部に設けられた支持部材とを有し、
前記防振ゴムの前記開口部と前記支持部材とが同じ方向に沿って設けられ、前記支持部材が前記防振ゴムの前記開口部に挿入される請求項1に記載の作業車。
【請求項8】
前記防振ゴムの前記開口部と前記支持部材とが、前記マフラーの長手方向に沿って設けられている請求項7に記載の作業車。
【請求項9】
前記防振ゴムが、前記取付対象物に設けられ、
前記基部が、前記マフラーに設けられている請求項7に記載の作業車。
【請求項10】
前記第1防振マウントの前記支持部材と、前記第2防振マウントの前記支持部材とが、前記基部から互いに逆向きに延出され、
前記支持部材が前記防振ゴムの前記開口部に挿入されると、前記第1防振マウントの前記基部と、前記第2防振マウントの前記基部とが、前記防振ゴムに対して互いに反対側に配置される請求項7に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンが搭載された作業車において、マフラーの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンが搭載された作業車の一例である多目的の作業車では、特許文献1に開示されているように、エンジンからの排気管が接続されるマフラーが、機体フレームの一部のフレーム(取付対象物に相当)に取り付けられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-155998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業車において、マフラーの破損防止のために、マフラーを防振マウントにより取付対象物に取り付けることが提案されている。
本発明は、作業車において、マフラーが防振マウントにより取付対象物に取り付けられる場合、少ない数の防振マウントにより、マフラーが取付対象物に適切に取り付けられるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の作業車は、エンジンと、前記エンジンから延出された排気管と、前記排気管が接続されたマフラーと、前記マフラーの長手方向が水平面に沿った前記マフラーの姿勢で、前記マフラーを取付対象物に取り付ける第1防振マウント及び第2防振マウントとが備えられ、前記第1防振マウントが、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での一方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での一方側の部分に設けられ、前記第2防振マウントが、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での他方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での他方側の部分に設けられている。
【0006】
本発明によると、マフラーの長手方向が水平面に沿ったマフラーの姿勢(例えば、前後方向や左右方向に沿った姿勢)で、マフラーが第1防振マウント及び第2防振マウントにより取付対象物に取り付けられる。
【0007】
例えば、マフラーの長手方向が前後方向に沿っていると仮定した場合、第1防振マウントが、マフラーの前部の下部に設けられ、第2防振マウントが、マフラーの後部の上部に設けられる。
又は、第1防振マウントが、マフラーの前部の上部に設けられ、第2防振マウントが、マフラーの後部の下部に設けられる。
又は、第1防振マウントが、マフラーの後部の下部に設けられ、第2防振マウントが、マフラーの前部の上部に設けられる。
又は、第1防振マウントが、マフラーの後部の上部に設けられ、第2防振マウントが、マフラーの後部の下部に設けられる。
【0008】
本発明によると、水平面に沿った方向でマフラーの長手方向に対して直交する方向から視た場合、第1防振マウント及び第2防振マウントが、マフラーの対角線の位置に設けられて、互いに離れた位置に設けられる。
これにより、マフラーが第1防振マウント及び第2防振マウントにより取付対象物に取り付けられる場合、少ない数の第1防振マウント及び第2防振マウントであっても、取付対象物からマフラーに伝達される振動が適切に吸収されるのであり、振動によるマフラーの破損防止を図ることができる。
【0009】
本発明において、前記排気管が、前記マフラーにおいて、前記マフラーの長手方向での一方側の部分で、且つ、前記マフラーの上下方向での一方側の部分に接続されていると好適である。
【0010】
本発明によると、排気管が、マフラーにおける第1防振マウントに近い部分に接続される。
これにより、排気管からマフラーに伝達される振動が、第1防振マウントにより適切に吸収されるので、振動によるマフラーの破損防止の面で有利である。
(【0011】以降は省略されています)

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