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公開番号
2025069861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179844
出願日
2023-10-18
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250423BHJP(車両一般)
要約
【課題】キャビン及び空調装置が設けられた作業車において、作業車の生産コストの低減を図る。
【解決手段】パネル27は、空調装置から供給された冷房用の空気がキャビンの内部に向けて出る第1開口部28と、空調装置から供給された暖房用の空気がキャビンの内部に向けて出る第2開口部29とを有している。第2開口部29と空調装置とに亘るダクトと、第2開口部29を塞ぐカバーとのうちの一方が、第2開口部29に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者が搭乗するキャビンと、
前記キャビンの内部の前部に設けられたパネルと、
前記パネルよりも前側に設けられた空調装置とが備えられ、
前記パネルは、前記空調装置から供給された冷房用の空気が前記キャビンの内部に向けて出る第1開口部と、前記空調装置から供給された暖房用の空気が前記キャビンの内部に向けて出る第2開口部とを有し、
前記第2開口部と前記空調装置とに亘るダクトと、前記第2開口部を塞ぐカバーとのうちの一方が、前記第2開口部に設けられる作業車。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記パネルは、前記キャビンの右部及び左部に亘って形成され、
前記第1開口部は、前記パネルの右部の上部及び左部の上部に設けられ、
前記第2開口部は、前記パネルの下部で右及び左の前記第1開口部の間の部分に設けられている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記第2開口部の左右幅が、前記第1開口部の左右幅よりも大きなものに設定されている請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
物入れ部が、前記パネルにおける前記第2開口部の上方の部分で右及び左の前記第1開口部の間の部分に設けられている請求項2又は3に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が搭乗するキャビンが設けられた作業車において、キャビンの空調の構成に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
キャビンが設けられた作業車の一例である多目的の作業車では、特許文献1に開示されているように、パネルがキャビンの内部の前部に設けられ、空調装置がパネルよりも前側に設けられて、空調装置から供給された冷房用(暖房用)の空気が、パネルの開口部からキャビンの内部に向けて出るように構成されたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-120249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キャビン及び空調装置が設けられた作業車では、作業車が使用される国や地域により、冷房及び暖房の両方が要望されることがあり、冷房が要望され暖房が不要とされることがある。
この場合、キャビンの内部の前部のパネルにおいて、冷房及び暖房の両方に対応したパネルと、冷房だけに対応したパネルとの2種類のパネルが用意されて、作業車の生産が行われることがあるので、作業車の生産コストの低減の面で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、キャビン及び空調装置が設けられた作業車において、作業車の生産コストの低減を図ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、作業者が搭乗するキャビンと、前記キャビンの内部の前部に設けられたパネルと、前記パネルよりも前側に設けられた空調装置とが備えられ、前記パネルは、前記空調装置から供給された冷房用の空気が前記キャビンの内部に向けて出る第1開口部と、前記空調装置から供給された暖房用の空気が前記キャビンの内部に向けて出る第2開口部とを有し、前記第2開口部と前記空調装置とに亘るダクトと、前記第2開口部を塞ぐカバーとのうちの一方が、前記第2開口部に設けられる。
【0007】
本発明によると、冷房及び暖房の両方に対応した作業車が生産される場合、生産者は、ダクトが第2開口部に設けられたパネルを、キャビンの内部の前部に取り付ける。
これにより、空調装置の冷房用の空気は、パネルの第1開口部を通って、キャビンの内部に供給される。空調装置の暖房用の空気は、パネルのダクトを通りパネルの第2開口部を通って、キャビンの内部に供給される。
【0008】
冷房だけに対応した作業車が生産される場合、生産者は、カバーが第2開口部に設けられたパネルを、キャビンの内部の前部に取り付ける。
これにより、空調装置の冷房用の空気は、パネルの第1開口部を通って、キャビンの内部に供給される。この場合、パネルの第2開口部はカバーによって塞がれているので、キャビンの作業者にとって不都合はなく、パネルの意匠面でも好ましい。
【0009】
本発明によると、キャビン及び空調装置が設けられた作業車において、冷房及び暖房の両方に対応した作業車と、冷房だけに対応した作業車とを生産する場合、キャビンの内部の前部に取り付けられるパネルを共通化することができるので、作業車の生産コストの低減を図ることができる。
【0010】
本発明において、前記パネルは、前記キャビンの右部及び左部に亘って形成され、前記第1開口部は、前記パネルの右部の上部及び左部の上部に設けられ、前記第2開口部は、前記パネルの下部で右及び左の前記第1開口部の間の部分に設けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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