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公開番号2025005456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105582
出願日2023-06-28
発明の名称排水ポンプ車用ポンプ
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類F04B 23/00 20060101AFI20250109BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】複数人のユーザーによる可搬性を向上できる排水ポンプ車用ポンプを提供する。
【解決手段】排水ポンプ車1で使用される排水ポンプ車用ポンプ100であって、ケーシング10と、ケーシング10に設けられる複数の取っ手20とを備える。複数の取っ手20は、排水ポンプ車用ポンプの搬送時に把持される把持部22,27を有する。複数の把持部22,27は、ケーシング10の軸心方向と交差する方向に延びるとともに、並列に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
排水ポンプ車で使用される排水ポンプ車用ポンプであって、
ケーシングと、
前記ケーシングに設けられ、排水ポンプ車用ポンプの搬送時に把持される把持部を有する複数の取っ手と、
を備え、
前記複数の把持部のうち少なくとも一対の把持部は、前記ケーシングの軸心方向と交差する方向に延びるとともに、並列に設けられることを特徴とする排水ポンプ車用ポンプ。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
排水ポンプ車で使用される排水ポンプ車用ポンプであって、
ケーシングと、
前記ケーシングに設けられ、排水ポンプ車用ポンプの搬送時に把持される把持部を複数有する取っ手と、
を備え、
前記複数の把持部のうち少なくとも一対の把持部は、前記ケーシングの軸心方向と交差する方向に延びるとともに、並列に設けられることを特徴とする排水ポンプ車用ポンプ。
【請求項3】
前記一対の把持部は、前記ケーシングの軸心方向に対して直交する方向に延びることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水ポンプ車用ポンプ。
【請求項4】
開口部が形成された環状のフロートをさらに備え、
前記フロートは、前記ケーシングと紐状体を介して連結され、
前記複数の把持部は、前記開口部の内側に収まる間隔で前記ケーシングに設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水ポンプ車用ポンプ。
【請求項5】
前記取っ手は、前記把持部を前記ケーシングに連結する連結部を有し、
前記一対の把持部は、前記連結部を介して前記ケーシングの上部に設けられ、
前記連結部は、前記一対の把持部のそれぞれの両端に設けられるとともに、前記ケーシングに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の排水ポンプ車用ポンプ。
【請求項6】
前記取っ手は、前記把持部を前記ケーシングに連結する連結部を有し、
前記連結部は前記一対の把持部のそれぞれの両端に設けられるとともに、前記ケーシングに連結されている紐状体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水ポンプ車用ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排水ポンプ車用ポンプに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
排水ポンプ車等に搭載される排水ポンプ車用ポンプ(以下、単に「排水ポンプ」と称する)は、災害時などの緊急時に用いられることから、機動的にかつ迅速に対応できるように、人力で運搬可能なように構成されることが望まれる。
【0003】
特許文献1に記載の排水ポンプは、排水ポンプの下部に台車が連結されており、人力で台車を押して移動することで排水ポンプを運搬可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-197669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の排水ポンプは、例えば排水ポンプ車の荷台からの積み下ろし、災害現場に至るまでに急斜面を登って排水ポンプを搬送する必要があるなどの一時的に人力で持ち上げられる必要がある場面において、人力で効果的に力を掛けて持ち上げられることが困難であることから作業性が悪い。つまり、災害現場の状況に応じた柔軟な可搬性に課題があった。
【0006】
加えて、災害現場に到着し、実際に冠水部で排水作業を行うためには、排水ポンプを冠水部に投げ入れる必要があるところ、排水ポンプの重量(一般的に40kg以上)を考慮すると、排水ポンプは、複数人で持ち上げられて冠水部に投入される必要がある。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数人で効果的に力を掛けて持ち上げて搬送などすることができる、すなわちユーザーによる可搬性を向上できる排水ポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本第1発明による排水ポンプは、ケーシングと、前記ケーシングに設けられ、排水ポンプの搬送時に把持される把持部を有する複数の取っ手とを備え、前記複数の把持部のうち少なくとも一対の把持部は、前記ケーシングの軸心方向と交差する方向に延びるとともに、並列に設けられるものである。
【0009】
これによると、排水ポンプの搬送時において複数のユーザーは、排水ポンプを挟んだ両側から、別々の把持部を把持することで、ポンプを持ち上げて搬送することができる。このとき、ユーザーは、排水ポンプの質量を効率的に分担して負担することができる。
【0010】
特に、排水ポンプを持ち上げて、斜面を上ったり下ったりする際、排水ポンプを挟んだ左右両側のユーザーが進行方向に対して横一列になった状態かつ、ポンプ軸心C方向に対して交差する向きで排水ポンプを搬送することができる。このため、斜面において左右のユーザーは、ほぼ同じ高さで排水ポンプを持ち上げて搬送することができる。したがって、排水ポンプは、複数人によって効果的に力を掛けて持ち上げられて搬送などされることができ、ユーザーによる可搬性を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)

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