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公開番号2025006871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107903
出願日2023-06-30
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250109BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】バックホー等の作業機において、リザーブタンクの支持強度の向上を図る。
【解決手段】機体と、機体に搭載された原動機と、原動機の周辺に配置された周辺装置と、周辺装置を支持する取付ブラケットと、を備え、取付ブラケットは、原動機の動力により駆動する駆動部の近傍にて周辺装置を支持するベース部材と、ベース部材に連結され且つベース部材との間で周辺装置を挟んで保持する押さえ部材と、を有している。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体に搭載された原動機と、
前記原動機の周辺に配置された周辺装置と、
前記周辺装置を支持する取付ブラケットと、を備え、
前記取付ブラケットは、前記原動機の動力により駆動する駆動部の近傍にて前記周辺装置を支持するベース部材と、前記ベース部材に連結され且つ前記ベース部材との間で前記周辺装置を挟んで保持する押さえ部材と、を有している作業機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ベース部材は、前記押さえ部材の連結部となる第1連結枠部を有し、
前記第1連結枠部は、前記機体の上下方向に延在する柱状に形成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記機体の外郭を構成するカバー体と、
前記機体の内部に立設され且つ前記カバー体を支持する支持フレームと、を備え、
前記第1連結枠部は、前記支持フレームと前記周辺装置との間隙に沿って延設されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記押さえ部材は、前記第1連結枠部に連結される第2連結枠部を有し、
前記第2連結枠部は、前記第1連結枠部に沿って延在する柱状に形成されている請求項2に記載の作業機。
【請求項5】
前記押さえ部材は、前記ベース部材の連結部となる第2連結枠部を有し、
前記第2連結枠部は、前記機体の上下方向に延在する柱状に形成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項6】
前記ベース部材は、前記周辺装置を下方から支持する下枠部を有し、
前記押さえ部材は、前記周辺装置を上方から保持する上枠部を有している請求項1に記載の作業機。
【請求項7】
前記ベース部材は、
上方視L字状に形成された第1側面部および第2側面部を有する板状部材からなる上下方向に長い柱状の第1連結枠部と、
前記第1連結枠部の下部から側方に板面が上下方向を向くように延設する下枠部と、を備え、
前記押さえ部材は、
上方視L字状に形成された第3側面部および第4側面部を有する板状部材からなる上下方向に長い柱状の第2連結枠部と、
前記第2連結枠部の上部から側方に板面が上下方向を向くように延設する上枠部と、を備え、
前記周辺装置は、前記下枠部と前記上枠部とで上下から挟まれた状態で保持される請求項1に記載の作業機。
【請求項8】
前記ベース部材は、前記下枠部から上方に延設するホルダ部をさらに備え、
前記周辺装置は、前記下枠部と前記上枠部とで上下から挟まれ、且つ前記ホルダ部によって前記駆動部側の面を支持された状態で保持される請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記ホルダ部は、前記下枠部ら上方に延設するホルダ支柱と、前記ホルダ支柱に連結された差込片と、を備え、
前記周辺装置は、前記駆動部側の面に差込溝を備え、
前記差込溝に前記差込片を嵌挿することにより前記周辺装置における前記駆動部側の面が前記ホルダ部に支持される請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
前記上枠部は、略円弧状に形成された切欠部を有し、
前記周辺装置は、上方に突出する首部を有し、
前記首部が前記切欠部に嵌挿される請求8に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バックホー等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された作業機は、原動機の周辺に、原動機の冷却液を貯留するリザーブタンク等の周辺装置が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-85490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の作業機では、機体の外郭を構成するカバー体が開閉可能に構成されており、上記カバー体を開くことで原動機等の点検を行うことができる。しかしながら、上記点検作業中に作業者が原動機の周辺に配置された周辺装置に凭れかかったり強く接触したりしたことで、周辺装置を支持するブラケットが変形したり、周辺装置が当該ブラケットから脱落したりすれば、原動機の動力により駆動する冷却ファン、オルタネータ、動力伝達ベルト等の駆動部に作業者が不用意に触れてしまう虞がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであって、周辺装置の支持強度の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
【0007】
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機の周辺に配置された周辺装置と、前記周辺装置を支持する取付ブラケットと、を備え、前記取付ブラケットは、前記原動機の動力により駆動する駆動部の近傍にて前記周辺装置を支持するベース部材と、前記ベース部材に連結され且つ前記ベース部材との間で前記周辺装置を挟んで保持する押さえ部材と、を有している。
【発明の効果】
【0008】
上記作業機によれば、取付ブラケットのベース部材および押さえ部材によって周辺装置を強固に支持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
作業機の左側方視図である。
作業機の左後方斜視図である。
カバー体を一部分離させた状態の機体の左後方斜視図である。
機体の内部構造を示す左後方斜視図である。
機体の内部構造を示す後方視図である。
支持フレームの左後方斜視図である。
支持フレームの後方空間周辺の一部分解斜視図である。
支持フレームの後方空間周辺の一部分解斜視図である。
取付ブラケットおよびリザーブタンクの一部分解斜視図である。
取付ブラケットおよびリザーブタンクの後方視図である。
取付ブラケットおよびリザーブタンクの後方斜視図である。
取付ブラケットおよびリザーブタンクの前方斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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