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公開番号
2025158614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061329
出願日
2024-04-05
発明の名称
多目的車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F01N
13/08 20100101AFI20251009BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】エンジンから延ばされて車体横幅方向に沿っている複数本の上流側排気管部、及び、複数本の上流側排気管部を合流させて車体前後方向に延びている下流側排気管部を有した排気管が備えられた多目的車両において、排気管に排気管カバーを緩み難いように取付け易くする。
【解決手段】複数本の上流側排気管部17、及び、下流側排気管部18を纏めて覆う排気管カバー20が備えられている。排気管カバー20は、2つの分割排気管カバーに分割されている。複数本の上流側排気管部17に亘って取付けられた第1支持部材25、及び、下流側排気管部18に取付けられた第2支持部材26が備えられている。2つの分割排気管カバーを第1支持部材25に締め付け固定する第1締付けバンド31、及び、2つの分割排気管カバーを第2支持部材26に締め付け固定する第2締付けバンド32が備えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体の後部に設けられた荷台と、
前記荷台の下方に設けられたエンジンと、
前記エンジンの排気部から延ばされて車体横幅方向に沿っている複数本の上流側排気管部、及び、前記複数本の上流側排気管部を合流させて前記複数本の上流側排気管部よりも後側で車体前後方向に延びている下流側排気管部を有し、前記エンジンからの排気を排出する排気管と、
前記複数本の上流側排気管部、及び、前記下流側排気管部を纏めて覆う排気管カバーと、が備えられ、
前記排気管カバーは、前記上流側排気管部、及び、前記下流側排気管部それぞれの径方向に2つの分割排気管カバーに分割されており、
前記複数本の上流側排気管部に亘って取付けられ、前記2つの分割排気管カバーを内側から支持する第1支持部材、及び、前記下流側排気管部に取付けられ、前記2つの分割排気管カバーを内側から支持する第2支持部材が備えられ、
前記2つの分割排気管カバーのうち前記第1支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割排気管カバーを前記第1支持部材に締め付け固定する第1締付けバンド、及び、前記2つの分割排気管カバーのうち前記第2支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割排気管カバーを前記第2支持部材に締め付け固定する第2締付けバンドが備えられている多目的車両。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記下流側排気管部に接続されたマフラーが備えられ、
前記マフラーを覆うマフラーカバーが2つの分割マフラーカバーに分割された状態で備えられ、
前記2つの分割マフラーカバーのうちの一方の分割マフラーカバーが前記2つの分割排気管カバーのうちの一方の分割排気管カバーに一体成形されており、
前記2つの分割マフラーカバーのうちの他方の分割マフラーカバーが前記2つの分割排気管カバーのうちの他方の分割排気管カバーに一体成形されており、
前記マフラーの排気口部に取り付けられ、前記2つの分割マフラーカバーを内側から支持する第3支持部材が備えられ、
前記2つの分割マフラーカバーのうち前記第3支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割マフラーカバーを前記第3支持部材に締め付け固定する第3締付けバンドが備えられている請求項1に記載の多目的車両。
【請求項3】
前記2つの分割排気管カバーのうちの一方の分割排気管カバーは、前記上流側排気管部及び前記下流側排気管部を上方から覆い、前記2つの分割排気管カバーのうちの他方の分割排気管カバーは、前記上流側排気管部及び前記下流側排気管部それぞれを下方から覆うように構成されている請求項1に記載の多目的車両。
【請求項4】
前記複数本の上流側排気管部は上下方向に並んでいる請求項1に記載の多目的車両。
【請求項5】
前記マフラーは、排ガス浄化処理のためのマフラーである請求項2に記載の多目的車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多目的車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、車体の後部に設けられた荷台と、荷台の下方に設けられたエンジンと、エンジンの排気部から延ばされて車体横幅方向に沿っている複数本の上流側排気管部、及び、複数本の上流側排気管部を合流させて複数本の上流側排気管部よりも後側で車体前後方向に沿っている下流側排気管部を有し、エンジンからの排気を排出する排気管と、が備えられた多目的車両がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6655970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した多目的車両にあっては、排気管に取り付けて排気管に保持されて排気管を覆う排気管カバーを備えることにより、排気管の上方に位置する荷台、排気管の周りに位置するエンジン周辺部品に対する排気管からの伝熱が排気管カバーによって抑制される。しかし、従来、排気管を覆う排気管カバーは、複数本の上流側排気管部を個々に対応する複数のカバー部によって各別に覆うように構成されており、排気管カバーを排気管に取り付けるのに手間が掛かって取付けにくい。また、排気管カバーをボルト止めしているものがあるが、振動が大きい排気管では、ボルト緩みの懸念がある。
【0005】
本発明は、排気管に排気管カバーを緩み難いように取付け易い多目的車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による多目的車両は、
車体の後部に設けられた荷台と、前記荷台の下方に設けられたエンジンと、前記エンジンの排気部から延ばされて車体横幅方向に沿っている複数本の上流側排気管部、及び、前記複数本の上流側排気管部を合流させて前記複数本の上流側排気管部よりも後側で車体前後方向に延びている下流側排気管部を有し、前記エンジンからの排気を排出する排気管と、前記複数本の上流側排気管部、及び、前記下流側排気管部を纏めて覆う排気管カバーと、が備えられ、前記排気管カバーは、前記上流側排気管部、及び、前記下流側排気管部それぞれの径方向に2つの分割排気管カバーに分割されており、前記複数本の上流側排気管部に亘って取付けられ、前記2つの分割排気管カバーを内側から支持する第1支持部材、及び、前記下流側排気管部に取付けられ、前記2つの分割排気管カバーを内側から支持する第2支持部材が備えられ、前記2つの分割排気管カバーのうち前記第1支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割排気管カバーを前記第1支持部材に締め付け固定する第1締付けバンド、及び、前記2つの分割排気管カバーのうち前記第2支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割排気管カバーを前記第2支持部材に締め付け固定する第2締付けバンドが備えられている。
【0007】
本構成によると、複数本の上流側排気管部と下流側排気管部とにわたって2つの分割排気管カバーを取り付けるだけで排気管カバーを排気管に取り付けることができる。すなわち、2つの分割排気管カバーを取り付けるだけの少ない手間で排気管カバーを排気管に取り付けることができるので排気管カバーを排気管に取付け易い。
第1支持部材に2つの分割排気管カバーを第1締付けバンドによって固定し、第2支持部材に2つの分割排気管カバーを第2締付けバンドによって締め付け固定することによって排気管カバーを排気管に固定する。すなわち、第1締め付けバンド及び第2締め付けバンドによる締め付け固定という緩み難い固定手段を採用するので排気管カバーを排気管に緩み難いように取付けることができる。
【0008】
本発明においては、
前記下流側排気管部に接続されたマフラーが備えられ、前記マフラーを覆うマフラーカバーが2つの分割マフラーカバーに分割された状態で備えられ、前記2つの分割マフラーカバーのうちの一方の分割マフラーカバーが前記2つの分割排気管カバーのうちの一方の分割排気管カバーに一体成形されており、前記2つの分割マフラーカバーのうちの他方の分割マフラーカバーが前記2つの分割排気管カバーのうちの他方の分割排気管カバーに一体成形されており、前記マフラーの排気口部に取り付けられ、前記2つの分割マフラーカバーを内側から支持する第3支持部材が備えられ、前記2つの分割マフラーカバーのうち前記第3支持部材に対応する部位の外周部に嵌められ、前記2つの分割マフラーカバーを前記第3支持部材に締め付け固定する第3締付けバンドが備えられていると好適である。
【0009】
本構成によると、第1分割排気管カバーと共に第1分割マフラーカバーを取り付け、第2分割排気管カバーと共に第2分割マフラーカバーを取り付けることができ、2つの分割マフラーカバーを第3支持部材に第3締付けバンドによって締め付け固定するので、マフラーカバーをマフラーに緩み難いように少ない手間で取付けることができる。
【0010】
本発明においては、
前記2つの分割排気管カバーのうちの一方の分割排気管カバーは、前記上流側排気管部及び前記下流側排気管部を上方から覆い、前記2つの分割排気管カバーのうちの他方の分割排気管カバーは、前記上流側排気管部及び前記下流側排気管部それぞれを下方から覆うように構成されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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