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公開番号2025005136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105181
出願日2023-06-27
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01C 15/00 20060101AFI20250108BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】散布物(農用資材)が詰まった場所に応じて、散布物の散布作業を適切に行うことを目的とする。
【解決手段】作業機は、散布物を散布する散布装置と、前記散布装置による散布作業の支援を実施する支援装置と、を備え、前記散布装置は、前記散布物を貯留するタンクと、前記タンクから前記散布物を繰り出す繰出し装置と、前記繰出し装置から繰り出された前記散布物を圃場に排出する排出管と、前記排出管の異なる位置に設けられ、且つ前記排出管の詰まりを検出する複数の詰まり検出装置と、を有し、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置の検出結果に応じて前記支援を実施する。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
散布物を散布する散布装置と、
前記散布装置による散布作業の支援を実施する支援装置と、
を備え、
前記散布装置は、
前記散布物を貯留するタンクと、
前記タンクから前記散布物を繰り出す繰出し装置と、
前記繰出し装置から繰り出された前記散布物を圃場に排出する排出管と、
前記排出管の異なる位置に設けられ、且つ前記排出管の詰まりを検出する複数の詰まり検出装置と、
を有し、
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置の検出結果に応じて前記支援を実施する作業機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の詰まり検出装置は、地面からの高さが異なる位置に設けられている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、前記排出管の詰まりを検出した詰まり検出装置の組み合わせに応じて、前記支援内容を異ならせる請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
報知を行う報知装置を備え、
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、所定の第1高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管の詰まりを検出すると、前記報知装置に警告を報知させる請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記散布装置と連結され、且つ走行する走行車両を備え、
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、所定の第2高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管の詰まりを検出すると、前記走行車両の走行を停止させる請求項3に記載の作業機。
【請求項6】
前記散布装置と連結され、且つ走行する走行車両を備え、
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、前記第1高さよりも高い第2高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管の詰まりを検出すると、前記走行車両の走行を停止させる請求項4に記載の作業機。
【請求項7】
前記散布装置が前記散布物を散布する位置を検出する位置検出装置を備え、
前記複数の詰まり検出装置のうち、少なくともいずれかが前記排出管に詰まりを検出すると、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置の検出結果と、前記位置検出装置が検出した位置情報と、に基づいて、前記排出管に詰まりが検出された第1位置を、前記圃場を示す圃場マップに関連付ける請求項1に記載の作業機。
【請求項8】
前記複数の詰まり検出装置のうち、少なくともいずれかが前記排出管に詰まりを検出し、前記複数の詰まり検出装置の全てが当該詰まりの解消を検出すると、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置の検出結果と、前記位置検出装置が検出した位置情報と、に基づいて、前記排出管の詰まりの解消が検出された第2位置を、前記圃場を示す圃場マップに関連付ける請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記支援装置は、前記圃場マップに関連付けた前記第1位置と、当該第1位置に対応する前記第2位置と、を結ぶ区間を前記散布装置の散布作業が十分でない第1エラー区間として定義する請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
前記散布装置と連結され、且つ走行する走行車両を備え、
前記複数の詰まり検出装置のうち、所定の第2高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管に詰まりを検出し、且つ前記走行車両及び/又は前記散布装置が停止した場合、前記支援装置は、前記走行車両の走行情報と、前記位置検出装置が検出した位置情報と、に基づいて、前記走行車両及び/又は前記散布装置が停止した際の前記散布装置の第3位置を、前記圃場マップに関連付ける請求項7に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に散布物を散布する作業機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された粉粒体供給装置は、粉粒状の農用資材が貯留される貯留部と、駆動軸からの回転動力によって駆動されると共に、貯留部に貯留された農用資材を繰り出す繰出部と、駆動軸に回転動力を付与可能な電動モータと、電動モータを制御するモータ制御部と、ホッパーの重量の経時的な変化に基づいて、ホッパーまた繰出部における農用資材の詰まりを検知するホッパー詰まり検知部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-165715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたホッパー詰まり検知部は、ホッパー又は繰出部における農用資材の詰まりを検知するものである。しかしながら、ホッパーや繰出部以外のホースなどの部材にて肥料(粉粒状の農用資材、散布物)が詰まっていても、当該農用資材が詰まっている位置によっては正常に農用資材の繰出しがなされていることがある。このため、農用資材が詰まった位置に応じて適切な散布作業の支援を行う必要がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、散布物が詰まった位置に応じて、散布物の散布作業を適切に行うことができる作業機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業機は、散布物を散布する散布装置と、前記散布装置による散布作業の支援を実施する支援装置と、を備え、前記散布装置は、前記散布物を貯留するタンクと、前記タンクから前記散布物を繰り出す繰出し装置と、前記繰出し装置から繰り出された前記散布物を圃場に排出する排出管と、前記排出管の異なる位置に設けられ、且つ前記排出管の詰まりを検出する複数の詰まり検出装置と、を有し、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置の検出結果に応じて前記支援を実施する。
【0007】
前記複数の詰まり検出装置は、地面からの高さが異なる位置に設けられていてもよい。
【0008】
前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、前記排出管の詰まりを検出した詰まり検出装置の組み合わせに応じて、前記支援内容を異ならせてもよい。
【0009】
前記作業機は、報知を行う報知装置を備え、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、所定の第1高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管の詰まりを検出すると、前記報知装置に警告を報知させてもよい。
【0010】
前記作業機は、前記散布装置と連結され、且つ走行する走行車両を備え、前記支援装置は、前記複数の詰まり検出装置のうち、所定の第2高さよりも上方の詰まり検出装置が前記排出管の詰まりを検出すると、前記走行車両の走行を停止させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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