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公開番号
2025005797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106173
出願日
2023-06-28
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60W
20/20 20160101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】屋内での作業環境の悪化を回避しながら、車体を大重量化させることなく長時間の作業が可能な作業車を提供する。
【解決手段】走行装置Bと、エンジンEと、電動モータMと、電動モータMに電力を供給するバッテリーTと、が備えられ、エンジンEは、走行装置Bへの動力の供給及びバッテリーへの充電のうちの少なくともいずれかを行い、電動モータMは、少なくとも走行装置Bに動力を供給し、エンジンEの作動が制限される領域で走行するときには、エンジンEの回転数をアイドリング回転数以下にし、電動モータMからの動力で走行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置と、エンジンと、電動モータと、前記電動モータに電力を供給するバッテリーと、が備えられ、
前記エンジンは、前記走行装置への動力の供給及び前記バッテリーへの充電のうちの少なくともいずれかを行い、
前記電動モータは、少なくとも前記走行装置に動力を供給し、
前記エンジンの作動が制限される領域で走行するときには、前記エンジンの回転数をアイドリング回転数以下にし、前記電動モータからの動力で走行する作業車。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記エンジンの作動が制限される領域で走行するときには、前記エンジンの回転数を零にする請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記エンジンの作動が制限される領域が、屋内又は前記屋内及び前記屋内と屋外との境界よりも所定距離外側に設定された制限境界の内側の領域であり、前記エンジンの作動が許可される領域が、屋外又は前記制限境界の外側の領域である請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記エンジンの作動を許可する第1状態と、前記エンジンの作動を規制する第2状態とに切り換え可能である切替機構を備え、
前記切替機構は、前記屋外で走行するときには前記第1状態に切り換わり、前記屋内で走行するときには前記第2状態に切り換わる請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
手動操作にて前記切替機構を前記第1状態と前記第2状態とに切り換え可能な切換指令手段が備えられている請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記バッテリーの充電状態を検出する充電状態検出手段と、
前記バッテリーが満充電状態であることを報知する満充電報知手段と、が備えられ、
前記満充電状態が報知されているときに、前記切換指令手段が操作されることにより前記切替機構が前記第1状態から前記第2状態に切り換わる請求項5に記載の作業車。
【請求項7】
前記バッテリーの充電状態を検出する充電状態検出手段が備えられ、
前記切替機構は、前記充電状態検出手段の検出情報に基づいて、前記エンジンの作動による充電に伴って前記バッテリーが満充電状態になったことを判別すると、前記第1状態から前記第2状態に切り換える請求項4に記載の作業車。
【請求項8】
車両が屋外にいるか屋内にいるかを判別する車両位置判別手段が備えられ、
前記切替機構は、前記車両位置判別手段の判別結果に基づいて、車両が屋外にいるときは前記第1状態に切り換え、車両が屋内にいるときは前記第2状態に切り換える請求項4に記載の作業車。
【請求項9】
車両が屋外から建物の扉部を通して屋内に入り込むときに、前記扉部が開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉状態検出手段が備えられ、
前記切替機構は、前記開閉状態検出手段にて前記扉部が開状態であることを検出すると、前記扉部よりも所定距離手前側で前記第1状態から前記第2状態に切り換わる請求項4に記載の作業車。
【請求項10】
車両が傾斜姿勢状態を判別する姿勢判別手段が備えられ、
前記切替機構は、前記姿勢判別手段の判別結果に基づいて、車両が傾斜姿勢であれば前記第1状態に切り換え、車両が傾斜姿勢でなければ前記第2状態に切り換える請求項4に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば傾斜地や凹凸のある不整地等を移動するのに適した作業車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
上記作業車として、従来では、車両本体に対して、油圧シリンダの操作により伸縮操作可能に、油圧モータにて駆動される複数の走行車輪が支持され、走行車輪の高さを変更させることにより、傾斜地等であっても車両本体の姿勢を維持しながら走行可能に構成されたものがある。そして、この作業車では、油圧供給源である油圧ポンプを駆動する駆動源としてエンジンが搭載されていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-93124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、駆動源としてエンジンが搭載されているので、例えば、ビニールハウス等の建物の内部において作業走行するような場合には、排気ガスの排出によって作業環境を悪化させるという不利な面があり、屋内での使用には適していなかった。
【0005】
そこで、環境問題を考慮してエンジンに代えて駆動源として電動モータを用いることが考えられるが、電動モータにて駆動する構成であれば、電動モータが大きな電力を消費することから、バッテリーの充電量を確保することが課題となる。
【0006】
特に、上記したような不整地等を移動するのに適した作業車にあっては、山間地など充電用設備が備えられていない作業領域で作業することが多く、バッテリーの充電量が不足すると作業を行えなくなるおそれがある。一方、長時間作業が可能な大容量のバッテリーを搭載すると、車体が大型化して重量が過大となる。その結果、例えば、荷物を積載する作業車等にあっては、十分な積載量を確保できない等、の不利がある。
【0007】
このような課題を解消するために、エンジンを搭載して、エンジンによりバッテリーを充電できるようにすることが考えられる。しかし、エンジンを備える場合、屋内での作業の際にバッテリーの充電量が少なくなると、エンジンによる発電を行う必要があり、作業環境が悪化するおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、屋内での作業環境の悪化を回避しながら、車体を大重量化させることなく長時間の作業が可能な作業車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る作業車の特徴構成は、走行装置と、エンジンと、電動モータと、前記電動モータに電力を供給するバッテリーと、が備えられ、前記エンジンは、前記走行装置への動力の供給及び前記バッテリーへの充電のうちの少なくともいずれかを行い、前記電動モータは、少なくとも前記走行装置に動力を供給し、前記エンジンの作動が制限される領域で走行するときには、前記エンジンの回転数をアイドリング回転数以下にし、前記電動モータからの動力で走行する点にある。
【0010】
本発明によれば、例えば、建物の内部等のようにエンジンの作動が制限される領域で走行するときには、電動モータによって走行装置を駆動して走行する。又、電動モータを駆動するバッテリーをエンジンによって充電することが可能であるから、大型の大容量のバッテリーを備えなくても、長時間にわたる作業が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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