TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025005914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106345
出願日2023-06-28
発明の名称コンバイン
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 69/06 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】無端回動体によって動力を脱穀装置の各部に伝達する伝動機構と、伝動機構を横外側から覆うサイドカバーと、が備えられ、サイドカバーの伝動機構と重複しない部分に開口が形成されているコンバインにおいて、土砂やワラ屑などが開口からサイドカバー内に入り込んでも侵入物が伝動機構に巻き込まれることを回避し易くする。
【解決手段】脱穀装置8とサイドカバー12との間の領域のうち伝動機構Mが位置する領域と開口52に対向する領域との間に仕切部材58が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、
前記脱穀装置における機体左右方向の一側部の下部に設けられ、無端回動体によって動力を前記脱穀装置の各部に伝達する伝動機構と、
側面視で前記伝動機構と重複しない部分に形成される開口を有し、前記伝動機構を機体左右方向の外側から覆うサイドカバーと、
前記脱穀装置と前記サイドカバーとの間の領域のうち前記伝動機構が位置する領域と前記開口に対向する領域との間に設けられる仕切部材と、を備えているコンバイン。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記仕切部材は、前下がりに傾斜する傾斜部及び後下がりに傾斜する傾斜部のうち少なくとも何れかを有している請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記開口は、機体前後方向に間隔をあけて複数形成され、
前記仕切部材は、前記開口と同数の複数であり、かつ、前記開口毎に設けられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記脱穀装置の前記一側部と前記サイドカバーとの間に、機体前後方向に延びる状態で設けられ、前記伝動機構を下方から覆う伝動機構カバー部材を備え、
複数の前記仕切部材は、前側の前記仕切部材と、後側の前記仕切部材と、を有し、
前側の前記仕切部材の後端部は、前記伝動機構カバー部材の前端部に取り付けられている請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記サイドカバーの前部が取り付けられるステーを備え、
前側の前記仕切部材の前端部は、前記ステーに取り付けられている請求項4に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記脱穀装置は、一番物の穀粒を回収する一番回収部を有し、
前記一番回収部は、掃除口と、前記掃除口を開閉可能に覆う掃除口カバー部材と、前記掃除口カバー部材を開閉操作するためのレバーと、を有し、
後側の前記仕切部材は、前記レバーに取り付けられている請求項4に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、脱穀装置における機体左右方向の一側部の下部に設けられ、無端回動体(伝動ベルト)によって動力を脱穀装置の各部に伝達する伝動機構(ベルト伝動機構)と、伝動機構を機体左右方向の外側から覆うサイドカバーと、が備えられたコンバインがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-65474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したコンバインにおいて、サイドカバーが機体の付属部材などに接触することを避ける開口がサイドカバーに備えられることがある。走行装置から飛散した土砂やワラ屑などが開口からサイドカバー内に入り込み、侵入物が伝動機構に触れてしまうと伝動機構に巻き込まれ易い。
【0005】
本発明は、土砂やワラ屑などが開口からサイドカバー内に入り込んでも侵入物が伝動機構に巻き込まれることを回避し易いコンバインを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるコンバインは、
刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記脱穀装置における機体左右方向の一側部の下部に設けられ、無端回動体によって動力を前記脱穀装置の各部に伝達する伝動機構と、側面視で前記伝動機構と重複しない部分に形成される開口を有し、前記伝動機構を機体左右方向の外側から覆うサイドカバーと、前記脱穀装置と前記サイドカバーとの間の領域のうち前記伝動機構が位置する領域と前記開口に対向する領域との間に設けられる仕切部材と、を備えている。
【0007】
本構成によると、土砂やワラ屑などが走行装置から飛散するなどによって開口からサイドカバー内に入り込んでも、侵入物が仕切部材に当って伝動機構に触れることが仕切部材によって防止されるので、侵入物が伝動機構に巻き込まれることを回避し易い。
【0008】
本発明においては、
前記仕切部材は、前下がりに傾斜する傾斜部及び後下がりに傾斜する傾斜部のうち少なくとも何れかを有していると好適である。
【0009】
本構成によると、開口からサイドカバー内に入り込んだ侵入物が仕切部材に当たると傾斜部の傾斜によって開口に向けて跳ね返り易い。侵入物が開口に向けて跳ね返り易いことにより、侵入物を伝動機構に巻き込まれ難くできるのみならず、サイドカバー内に滞留し難くできる。
【0010】
本発明においては、
前記開口は、機体前後方向に間隔をあけて複数形成され、前記仕切部材は、前記開口と同数の複数であり、かつ、前記開口毎に設けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタケミックス
電動アクチュエータ
1日前
株式会社クボタケミックス
電動アクチュエータ
1日前
個人
ペット用玩具
28日前
個人
植裁物への水やり装置
13日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
タキイ種苗株式会社
レタス植物
21日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
17日前
みのる産業株式会社
移植機
3日前
株式会社大貴
動物用トイレ
6日前
松山株式会社
収穫機
6日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
17日前
みのる産業株式会社
移植機
3日前
みのる産業株式会社
移植装置
28日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
7日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
6日前
株式会社竹中工務店
プランター
今日
株式会社東海化成
ポット保持具
27日前
個人
ルアー
21日前
井関農機株式会社
コンバイン
13日前
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
AGRIST株式会社
収穫装置
24日前
株式会社クボタ
作業機
14日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
14日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
28日前
株式会社BARKS
ペット収容袋付衣類
14日前
井関農機株式会社
植物工場の生産流通システム
6日前
みのる産業株式会社
苗箱および移植装置
3日前
グローブライド株式会社
釣竿ケース
20日前
大日本除蟲菊株式会社
薬剤揮散装置
21日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
28日前
株式会社吉野工業所
除虫用餌剤容器
7日前
宇都宮測量株式会社
携帯型鳥獣類除け装置
今日
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
21日前
続きを見る