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公開番号
2024175233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092836
出願日
2023-06-06
発明の名称
排泄物処理材及びその製造方法
出願人
株式会社大貴
代理人
個人
主分類
A01K
1/015 20060101AFI20241211BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】pH指示薬の選択の自由度が高い排泄物処理材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】排泄物処理材は、動物の尿を吸収する粒状体10を備えている。粒状体10は、添加剤12、及び指示薬14を含有している。添加剤12は、動物の尿に溶解して当該尿のpHを変動させる。指示薬14は、添加剤12が溶解した尿のpHに応じて変色する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
動物の尿を吸収する粒状体を備え、
前記粒状体は、
前記尿に溶解して当該尿のpHを変動させる添加剤と、
前記添加剤が溶解した前記尿のpHに応じて変色するpH指示薬と、を含有することを特徴とする排泄物処理材。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記添加剤は、前記尿のpHが正常値であるときに前記pH指示薬が第1の色を呈するとともに、当該尿のpHが異常値であるときに当該pH指示薬が前記第1の色と異なる第2の色を呈するように、当該尿のpHを変動させる排泄物処理材。
【請求項3】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記添加剤は、固体の状態で前記粒状体に含有されている排泄物処理材。
【請求項4】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記添加剤の水溶液のpHは、当該添加剤が溶解する前の前記尿のpHよりも高い排泄物処理材。
【請求項5】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記添加剤は、ホウ砂である排泄物処理材。
【請求項6】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記粒状体に占める前記添加剤の重量割合は、0.1%以上5%以下である排泄物処理材。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記pH指示薬は、pHに応じて変色する天然色素を含有する排泄物処理材。
【請求項8】
請求項7に記載の排泄物処理材において、
前記天然色素は、クルクミン、又はアントシアニンである排泄物処理材。
【請求項9】
請求項1乃至6の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記粒状体に占める前記pH指示薬の重量割合は、1%以上20%以下である排泄物処理材。
【請求項10】
請求項1乃至6の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記粒状体は、有機物を主材料とする排泄物処理材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排泄物処理材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の排泄物処理材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された排泄物処理材は、動物の尿を吸収する複数の粒状体からなる。各粒状体は、不織布粉砕物及び糊剤に加えて、pH指示薬を含有している。そのため、この排泄物処理材においては、動物の尿のpHに応じて粒状体が変色する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-333547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようにpH指示薬は、動物の尿のpHに応じて粒状体を変色させるために含有されている。それゆえ、pH指示薬は、当該排泄物処理材を使用する動物(対象動物)の尿のpHを変色域に含むものでなければならないという制約がある。かかる制約は、従来の排泄物処理材においてpH指示薬の選択の自由度を低下させる要因となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、pH指示薬の選択の自由度が高い排泄物処理材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による排泄物処理材は、動物の尿を吸収する粒状体を備え、上記粒状体は、上記尿に溶解して当該尿のpHを変動させる添加剤と、上記添加剤が溶解した上記尿のpHに応じて変色するpH指示薬と、を含有することを特徴とする。
【0007】
この排泄物処理材においては、尿に溶解して当該尿のpHを変動させる添加剤を含有する粒状体が設けられている。この場合、pH指示薬は、元の尿(添加剤が溶解する前の尿)のpHを変色域に含まなくても、添加剤が溶解した尿のpHを変色域に含んでいれば充分である。これにより、pH指示薬が対象動物の尿のpHを変色域に含むものでなければならないという制約から免れることができる。
【0008】
また、本発明による排泄物処理材の製造方法は、動物の尿を吸収する粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、上記粒状体形成工程においては、上記尿に溶解して当該尿のpHを変動させる添加剤と、上記添加剤が溶解した上記尿のpHに応じて変色するpH指示薬と、を含有する上記粒状体を形成することを特徴とする。
【0009】
この製造方法においては、尿に溶解して当該尿のpHを変動させる添加剤を含有する粒状体が形成される。この場合、pH指示薬は、元の尿のpHを変色域に含まなくても、添加剤が溶解した尿のpHを変色域に含んでいれば充分である。これにより、pH指示薬が対象動物の尿のpHを変色域に含むものでなければならないという制約から免れることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、pH指示薬の選択の自由度が高い排泄物処理材、及びその製造方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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