TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025005641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105897
出願日2023-06-28
発明の名称排泄物処理材及びその製造方法
出願人株式会社大貴
代理人個人
主分類A01K 1/015 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】性質の異なる2種類の粒状体を含むにもかかわらず、低コストで製造するのに適した排泄物処理材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】排泄物処理材1は、粒状体10及び粒状体20を備えている。粒状体10は、疎水性を有している。粒状体20は、吸水性を有している。粒状体20は、粒状体10と同一組成の材料からなっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
疎水性を有する第1の粒状体と、
前記第1の粒状体と同一組成の材料からなり、吸水性を有する第2の粒状体と、
を備えることを特徴とする排泄物処理材。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排泄物処理材において、
前記第1及び第2の粒状体は、複数ずつ設けられている排泄物処理材。
【請求項3】
請求項2に記載の排泄物処理材において、
前記第2の粒状体の個数は、前記第1及び第2の粒状体の個数の合計の30%以上70%以下である排泄物処理材。
【請求項4】
請求項3に記載の排泄物処理材において、
前記第2の粒状体の個数は、前記第1及び第2の粒状体の個数の合計の40%以上60%以下である排泄物処理材。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記第1の粒状体の粒径は、前記第2の粒状体の粒径よりも小さい排泄物処理材。
【請求項6】
請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記第1の粒状体の見掛け密度は、前記第2の粒状体の見掛け密度よりも大きい排泄物処理材。
【請求項7】
請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記第1の粒状体の空隙率は、前記第2の粒状体の空隙率よりも小さい排泄物処理材。
【請求項8】
請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記第1及び第2の粒状体は、プラスチックを含有する排泄物処理材。
【請求項9】
請求項8に記載の排泄物処理材において、
前記第1の粒状体に含有される前記プラスチックの平均粒度は、前記第2の粒状体に含有される前記プラスチックの平均粒度よりも大きい排泄物処理材。
【請求項10】
請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
前記第1及び第2の粒状体は、有機物を主材料とする排泄物処理材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排泄物処理材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の排泄物処理材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された排泄物処理材は、動物用トイレに用いられる動物用の排泄物処理材であって、複数の粒状体からなる。複数の粒状体には、性質の異なる2種類の粒状体が含まれている。すなわち、撥水性を有する粒状体と、吸水性を有する粒状体とが混在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-55098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の排泄物処理材において撥水性を有する粒状体は、吸水性を有する基材の表面に撥水加工を施すことによって得られたものである。それゆえ、撥水性を有する粒状体と吸水性を有する粒状体とは、相異なる組成の材料からなっている。そのため、吸水性を有する粒状体を構成する材料とは別に、撥水性を有する粒状体を構成する材料を準備しなければならない。このことは、排泄物処理材の製造コストを増大させる要因となる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、性質の異なる2種類の粒状体を含むにもかかわらず、低コストで製造するのに適した排泄物処理材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による排泄物処理材は、疎水性を有する第1の粒状体と、上記第1の粒状体と同一組成の材料からなり、吸水性を有する第2の粒状体と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この排泄物処理材においては、疎水性を有する粒状体(第1の粒状体)と吸水性を有する粒状体(第2の粒状体)とが設けられている。第1及び第2の粒状体は、同一組成の材料からなっている。このため、第1の粒状体を構成する材料と第2の粒状体を構成する材料とを別々に準備する必要がない。このように第1及び第2の粒状体の材料を共通化することは、排泄物処理材の製造コストの低減に資する。
【0008】
また、本発明による排泄物処理材の製造方法は、疎水性を有する第1の粒状体を形成する第1の粒状体形成工程と、上記第1の粒状体と同一組成の材料からなり、吸水性を有する第2の粒状体を形成する第2の粒状体形成工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
この製造方法においては、疎水性を有する粒状体(第1の粒状体)と吸水性を有する粒状体(第2の粒状体)とが形成される。第1及び第2の粒状体は、同一組成の材料からなっている。このため、第1の粒状体を構成する材料と第2の粒状体を構成する材料とを別々に準備する必要がない。このように第1及び第2の粒状体の材料を共通化することは、排泄物処理材の製造コストの低減に資する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、性質の異なる2種類の粒状体を含むにもかかわらず、低コストで製造するのに適した排泄物処理材、及びその製造方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許