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公開番号2024176550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095136
出願日2023-06-08
発明の名称防ダニ袋体
出願人株式会社バイオフェイス東京研究所
代理人個人
主分類A01P 7/02 20060101AFI20241212BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】使い捨てではなく長期の防ダニ効果を実現できる防ダニ袋体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の防ダニ袋体は、開口部とその開口部を開閉可能とする閉塞部が設けられた袋体本体を有し、前記袋体本体は防ダニ効果を有する本体シート材からなることを特徴とする。袋体本体の防ダニ効果からダニなどの不快害虫を死滅させ、且つ生息可能な対象物品への不快害虫の移動を抑え、また同時に生息可能な対象物品からの不快害虫の拡散も防止できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
開口部とその開口部を開閉可能とする閉塞部が設けられた袋体本体を有し、前記袋体本体は防ダニ効果を有する本体シート材からなることを特徴とする防ダニ袋体。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体シート材は、防ダニ剤を担持体に担持させてなることを特徴とする防ダニ袋体。
【請求項3】
請求項2記載の防ダニ剤は硼酸系セラミックス又は銅担持セラミックスを含むことを特徴とする防ダニ袋体。
【請求項4】
請求項2記載の防ダニ剤は植物由来の微粉若しくは精油を練込み若しくは担持させたものであることを特徴とする防ダニ袋体。
【請求項5】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体シート材は硼酸系セラミックス又は銅担持セラミックスを含む防ダニ剤、或いは植物由来の微粉若しくは精油を含む防ダニ剤と共に、防ダニ成分の化合物からなる薬品を含む層を有することを特徴とする防ダニ袋体。
【請求項6】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体シート材は硼酸系セラミックス又は銅担持セラミックスを含む防ダニ剤、或いは植物由来の微粉若しくは精油を含む防ダニ剤と共に、抗菌防臭剤が付加されることを特徴とする防ダニ袋体。
【請求項7】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体袋体には寝具を収納できることを特徴とする寝具用防ダニ袋体。
【請求項8】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体袋体には緩衝材若しくは家具の一部を収納できることを特徴とする緩衝材用防ダニ袋体。
【請求項9】
請求項1記載の防ダニ袋体であって、前記本体袋体には衣類を収納できることを特徴とする衣類用防ダニ袋体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人体に影響があるダニから人が使用する物品を隔離して人体への影響を低減させる防ダニ袋体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、居住環境の改良や、高級化が進む中、ダニを中心とする不快害虫の生息が数多く認められている。かかる不快害虫は皮膚疾患や喘息などの原因とされていることからその防除が強く望まれている。
【0003】
従来、このような不快害虫の防除方法としては、強力な掃除機による吸引除去の他、これらの不快害虫にとって好適な生息場所となる畳やカーペット、或いは寝具などにおいて、カーペットの下や寝具の付近に、ダニ誘引剤を含むダニ誘引シートと粘着剤層を組み合わせた防ダニシートを配置する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-202062公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上述のようにダニ誘引シートと粘着剤層を組み合わせた防ダニシートを配置して不快害虫を駆除する方法では、一旦、防ダニシートに不快害虫を集めて駆除することになり、例えば枕などの寝具に対して使用する場合には、人が寝ている間に不快害虫が防ダニシートに集まってくることになり、それは心理的には安眠を妨げるようになってしまう。また、ダニ誘引シートと粘着剤層を組み合わせた防ダニシートは、不快害虫を補足してシートごと廃棄することになるが、その防ダニシートの廃棄後は、また元の状態となるために長期の防ダニ効果をもたらすことが難しいと言う課題も生じる。
【0006】
そこで、本発明は、上述の技術的な課題に鑑み、不快害虫を集めるようなことはせずに、長期の防ダニ効果を実現できる防ダニ袋体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の技術的な課題に鑑み、本発明の防ダニ袋体は、開口部とその開口部を開閉可能とする閉塞部が設けられた袋体本体を有し、前記袋体本体は防ダニ効果を有する本体シート材からなることを特徴とする。
【0008】
本発明の防ダニ袋体は、袋体本体に防ダニ効果を有しており、該袋体本体は閉塞できる袋を構成するため、寝具、クッション材、座布団、家具の一部、衣類などの不快害虫が生息可能な対象物品を包むように配設させることができる。これにより、前記袋体本体の防ダニ効果から不快害虫を死滅させ、且つ生息可能な対象物品への不快害虫の移動を抑え、また同時に生息可能な対象物品からの不快害虫の拡散も防止する。
【0009】
前記閉塞部は、前記袋体本体の内外を開閉可能とするものであって、袋体本体の開口部側の端部を長めに取って袋体自体の折り返しによって開口部を閉じる構造とすることもでき、紐やテープを袋体の開口部近傍に沿わせて巾着の紐を絞るように操作することで閉じる構造とすることもでき、粘着テープ、スナップボタン、ファスナー、面ファスナーなどを有する構造とすることもできる。
【0010】
前記袋体本体は防ダニ効果を有する本体シート材は、防ダニ剤を担持体に担持させたものであっても良く、担持体の例としては、紙、織布または不織布等の基布、木材パルプ板、木材パルプ粒、多孔質有機成形体である多孔性セルロース粒子(商品名:ビスコパール)、カオリン、タルク、ケイ酸カルシウム粒子(商品名:フローライト)、炭酸カルシウム粒子、珪石、珪砂、セラミックス等の無機(多孔質)担持体や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ABS、エチレン/酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、スチレン系ジブロックポリマー、スチレン系トリブロックポリマー、熱可塑性樹脂エラストマー(TPE、TPO)等から構成されるフィルム又は固形状あるいは繊維状成形体等が挙げられ、これらの単体若しくは複数の層からなる構造を有していても良い。さらに担持体としては上記のポリオール系繊維の代わりにアクリロニトリル、ビニロン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリウレタン、非染色用ナイロンからなる繊維を使用しても良い。担持体に対しては、防ダニ機能付与剤を滴下、塗布、浸漬、練り込み等の各種方法にて含有させることができる。なお、本明細書において、「防ダニ」とは広い意味で用いており、殺ダニ、ダニ忌避、ダニ侵入阻止、ダニ行動阻害などの多くの機能について言及するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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