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公開番号
2024175785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093788
出願日
2023-06-07
発明の名称
空調システム
出願人
関西電力株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
9/24 20060101AFI20241212BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】対象室において温度ムラ及び湿度ムラが発生することを抑制しつつ、対象室の空気の相対湿度及び温度を適切な状態に保つ。
【解決手段】空調システムは、複数の空気調和装置が設置されている空調室と、調温調湿された空気を要する対象室と、前記対象室における除湿要求と空調要求とに基づいて、前記複数の空気調和装置のそれぞれの運転状態を冷房運転状態と暖房運転状態との間で切り替える制御装置と、前記複数の空気調和装置によって調温調湿された空気を前記空調室から前記対象室に送る送風機と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の空気調和装置が設置されている空調室と、
調温調湿された空気を要する対象室と、
前記対象室における除湿要求と空調要求とに基づいて、前記複数の空気調和装置のそれぞれの運転状態を冷房運転状態と暖房運転状態との間で切り替える制御装置と、
前記複数の空気調和装置によって調温調湿された空気を前記空調室から前記対象室に送る送風機と、を備える、空調システム。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の空調システムであって、
前記対象室には植物の生育床が配置されている、空調システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の空調システムであって、
前記制御装置は、前記送風機が生成する空気流において、冷房運転状態の前記空気調和装置が暖房運転状態の前記空気調和装置に対して上流側に位置するように、前記各空気調和装置の運転状態の切り替えを行う、空調システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の空調システムであって、
前記空調室は、外気を取り込むための外気取り込み口を有しており、
前記対象室は、室内空気を外気に排出するための排気口を有している、空調システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の空調システムであって、
前記制御装置は、前記各空気調和装置の運転状態を切り替えて、冷房運転状態の前記空気調和装置の台数が過半数を超える過半数冷房運転モードと、暖房運転状態の前記空気調和装置の台数が過半数を超える過半数暖房運転モードと、全ての前記空気調和装置が冷房運転状態となる全冷房運転モードと、冷房運転状態の前記空気調和装置と暖房運転状態の前記空気調和装置との台数が同数となる冷暖同数運転モードと、のうちいずれかの運転モードを実行する、空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、所定の空間の空気を調温調湿する技術が知られている。例えば、特許文献1には、閉鎖型構造物(対象室)の内部に複数台の空調装置(空気調和装置)を設置し、前記閉鎖型構造物の内部の冷房負荷が低下した際に、前記複数の空調装置のうちの1台で暖房運転を行い、残りの空調装置で冷房運転を行う空調方法が開示されている。この空調方法は、冷房負荷が低下した際は冷房運転が送風運転等に切り替わるおそれがあることを考慮して、1台の空調装置で暖房運転を行うことにより、冷房負荷が低下することを抑制している。これにより、残りの空調装置による安定的な冷房運転を継続させ、冷房運転による除湿効果を維持することを企図している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-212078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の空調方法では、温度ムラ及び湿度ムラが発生するおそれがある。具体的に、特許文献1では、暖気と寒気との混合が閉鎖型構造物の内部で行われており、かつ、冷房負荷が低下した際には、暖房運転を行う空調装置が1台のみ存在するように各空調装置の制御がなされる。そのため、閉鎖型構造物の内部における所定の領域、例えば、暖房運転を行っている空調装置から遠く離れている領域においては、暖気と寒気との混合がうまく行われない可能性がある。その結果、当該領域における空気の相対湿度及び温度と、他の領域における空気の相対湿度及び温度とが不均一になるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象室において温度ムラ及び湿度ムラが発生することを抑制しつつ、対象室の空気の相対湿度及び温度を適切な状態に保つことができる空調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に係る空調システムは、複数の空気調和装置が設置されている空調室と、調温調湿された空気を要する対象室と、前記対象室における除湿要求と空調要求とに基づいて、前記複数の空気調和装置のそれぞれの運転状態を冷房運転状態と暖房運転状態との間で切り替える制御装置と、前記複数の空気調和装置によって調温調湿された空気を前記空調室から前記対象室に送る送風機と、を備える。
【0007】
この空調システムによれば、複数の空気調和装置によって調温調湿された空気を対象室に送り込むことができるため、対象室の空気の相対湿度及び温度を適切な状態に保つことができる。具体的に、上記システムでは、制御装置が、対象室における除湿負荷と空調負荷とに基づいて、複数の空気調和装置のうち一部の空気調和装置を冷房運転状態にするとともに、残りの空気調和装置を暖房運転状態にする。これにより、空調室における空気の調温及び調湿が行われる。言い換えると、対象室における相対湿度及び温度を適切な状態に保つために最適化された空気が生成される。そして、当該空気を送風機によって空調室から対象室に送り込むことにより、対象室における空気の相対湿度及び温度を適切な状態に保つことができる。
【0008】
ここで、上記空調システムによれば、空調室から対象室に空気が送り込まれる過程において、冷房運転状態の空気調和装置から送り出される空気と、暖房運転状態の空気調和装置から送り出される空気と、の混合がなされる。これにより、略均一な相対湿度及び温度を有する空気を対象室に送り込むことができる。このため、対象室において空気の混合を行う場合と比較して、対象室に温度ムラ及び湿度ムラが生じることを抑制できる。
【0009】
したがって、上記空調システムによれば、対象室において温度ムラ及び湿度ムラが生じることを抑制しつつ、対象室の空気の相対湿度及び温度を適切な状態に保つことができる。
【0010】
上記の空調システムにおいて、前記対象室には植物の生育床が配置されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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