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公開番号
2024171998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089404
出願日
2023-05-31
発明の名称
草抜き機
出願人
個人
代理人
主分類
A01M
21/00 20060101AFI20241205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】従来の草刈り機が苦手とする、地上3センチから10センチ程度の雑草を根ごと引き抜きたい。また、抜いた雑草をまとめて処理したい。
【解決手段】この引き抜き機は、回転体(棒状のローラー)、もしくは回転帯(ベルト、チェーン、キャタピラ)などをもち、それに対向する位置に回転体、回転帯、そのほかおさえ金具によって、標的である雑草を挟み込み、引っぱる、あるいは巻き取るような動きをする。
丈が3センチから10センチ程度の細かい雑草を、根ごとに引き抜く機能をもつ。
引き抜かれた雑草は、円筒形、角の丸い容器を備えた収納装置に導かれる。
丈の長い雑草は、収納装置の斜めに置かれた内壁に衝突し、コイル状、うずまき状になり、互いに絡み合って円筒形の団塊を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
A.少なくとも一つ以上の、
1:回転体(棒状のローラー)、もしくは回転帯(ベルト、チェーン、キャタピラ)をもち、
それに対向する位置に、
2:回転体、回転帯、もしくはおさえ具を備える。
以上の1と2で、雑草等を挟み込み、回転体1、2のいずれか一つ以上が回転することで、雑草等を巻き込む、引き込み装置をもち、
B.回転体1、2からなる引き込み装置の前に、
雑草の茎や葉は通過するが、小石、泥の塊などを通過させないような、橇状、櫛状の形状であり、根がすぐに抜けない場合、強く押し付けられて反応するセンサースイッチの一部ともなることができる、
ストッパーを備えている。
以上A.引き込み装置の前にB.ストッパーを備えた、草抜き機。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
A.少なくとも一つ以上の、
1:回転体(棒状のローラー)、もしくは回転帯(ベルト、チェーン、キャタピラ)をもち、
それに対向する位置に、
2:回転体、回転帯、もしくはおさえ具を備える。
以上の1と2で、雑草等を挟み込み、回転体1、2のいずれか一つ以上が回転することで、雑草等を巻き込む、引き込み装置をもち、
C.回転体1、2からなる引き込み装置の後ろに、
抜いた雑草をとりこむ、円筒形、角の丸くなった形状の収納容器を備え、収納装置の内寸より丈の高い雑草は、引き込まれた先端部が当たる部分の内壁に、傾斜があることなどにより、円筒形等の内周をめぐるように進み、うずまき状、コイル状に巻き込まれ、団塊状に収容されることを特徴とする、円筒形、角の丸くなった収納容器を備えている。
以上A.引き込み装置の後ろにC.円筒形、角の丸くなった収納容器を備えた、草抜き機。
【請求項3】
雑草等を引き込み始め、回転体等を回転させたとき、雑草の根が抜けない状態となったとき、雑草を引き込む反作用によって、回転体本体は地面に向かって引き込まれ、地面に押し付けられることが起こる。この状態の時、
押し付けられたことを、ストッパーなどのセンサー、あるいはモーターの負荷を感じるセンサーなどにより検知し、一度、回転体の回転を中止し、
D.テコの原理で、根を引き起こすためのハンドルあり、根を引き起こす機能がある。
E.引き込み装置に振動を与える振動子をもち、振動で根をほぐして引き起こす機能がある。
F.必要に応じて、必要な長さを逆転できる機能がある。
G.回転体の下部に備えており、引き込み中の雑草を切断する刃物で、雑草を切断する機能がある。
H.回転体の下部に楔状の棒を備えており、回転体をわずかに逆回転し、回転体下部に収納されていた楔状の棒を引き起こしたのち、回転体を正転させて、回転体が引き込まれる力を利用して、楔を雑草の根の周辺に打ち込み、根の周辺の土をほぐし、根が抜けやすくすることができる機能がある。
以上、D、E、F、G、Hいずれかの機能を作動させることができる、請求項1、もしくは請求項2に記載された草抜き機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、雑草の中でも比較的小さな雑草をその根もろともに引き抜き、引き抜かれた雑草をコンパクトに収納する機械と、その取扱方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、雑草を刈り取るための機械は、一般に草刈り機と呼ばれる機械を使うものだった。これは、高速で回転する刃や、細いワイヤーで雑草の根本、生え際など、地上部を切ってしまうことで行われてきた。この草刈り機は万能であり、一株の径が20センチを越すようなススキでさえ容易に刈り取ることができるものである。
しかしながら、この草刈り機は土の中の根には一切働きかけは出来なかった。また、3センチから10センチ程度の小さな雑草を刈るには、あまり適当とは言えなかった。
さらに、高速で回転する刃が、石などを弾き飛ばすことがあるという大きな欠点もあった。
その他にも、土の中の根を抜くことを特に意識したものは、あるにはあるが、個別の株をひとつひとつ処理するという傾向が強かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
本発明に関する公知技術として次の特許文献をあげることができる。
特開平10-127101
特開2008-35724
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記したような一般的な草刈り機の仕事ではなく、一般に「草むしり」として、手によって行われているような、小さな雑草を引き抜く、もしくは刈るための機械を目指す。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、回転する棒状の回転体(ローラー、回転帯)と、もう一つの回転体を向かい合わせで配置し、この2つの回転体で雑草を挟み込んで引っ張り込む手段を取る。
引っ張り込んだ先に、円筒状の容器を置くことで、巻き込まれた雑草が、円筒の内周に沿って渦巻状、コイル状にまとめられ、円筒状の塊になるように構成する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
草抜き機の本体と部品の構成図
草抜きを行うときの概念図
根が抜けにくい雑草のときの概念図
丈の高い草を抜くときの概念図
ローラーの形状を示す図であり、上部には円周方向に溝があるローラー、下には、歯車状になったローラー
容器の蓋裏側の見取り図
侵入する雑草を角度をつけて取り込む様子を示す概念図
雑草を引き込むとき、反作用で草抜き機が持っていかれ、根の周辺をほぐす楔状の棒が土に入り、てこの原理で土をほぐしている状態を示す概念図。
ローラーが縦に回転する状態で草抜き機を保持し、丈の低い雑草を取るときの概念図。
図1と同じであるが、取り込み容器の吸入方向を逆にしたもの。
図2と同じであるが、取り込み容器の吸入方向を逆にしたもの。
図3と同じであるが、取り込み容器の吸入方向を逆にしたもの。
【0007】
以下符号の説明を行う。
【符号の説明】
【0008】
1 回転体、ローラー、ベルト等
2 対向する回転体
2A 回転体の軸方向に刻まれた歯車状の溝
2B 回転体の回転方向に刻まれた輪状の溝
3 回転体の後ろにつけられた円筒容器
3A 円筒容器につけられた取り込み口
3B 円筒容器と回転体との境に取り付けられた付着防止の板
3C 2Bの輪状の溝に噛み合うような付着防止の突き出し部
3D 円筒容器の蓋部
3E 円筒容器の蓋部についた、取り外し用の棒
4 櫛状のストッパー、泥落とし
4A 回転体を垂直に立てたときのストッパー、泥落とし
5 ハンドル
5A ハンドルの回転軸部分
6 車輪
6A 車輪中心
7 草や根がひっかかったときに使うハサミ
8 根をほぐす楔状の棒
9 標的である雑草
10 標的である雑草類を取り込む動き
11 雑草類を取り込むときの反作用
12 反作用による力のかかる方向
13 全体が雑草に持っていかれる様子
14 動くハンドル
15 標的である雑草、大きい場合
16 地面
17 伸縮性のハンドル
18 てこの原理で土を崩す力の方向
19 ローラ縦使用時の櫛状のストッパー
20 標的引き込みの角度
21 振動子
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、狭い面積の雑草取りを目的としたものであり、雑草を挟んで引き抜くために、雑草を引き抜く機構、後処理工程の機構を備えた機械である。
基本的には、片手もしくは両手で扱うハンドルを持ち、リチウム電池等の電池とモーターによって駆動することで、片手で持ち、動かすことができるポータブルなものを目指している。以下、図を参照しながら、機能を説明する。
【0010】
まず、引き抜き機構について述べる。
(【0011】以降は省略されています)
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