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公開番号2024162169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077468
出願日2023-05-09
発明の名称シート巻取り装置
出願人東都興業株式会社
代理人個人
主分類A01G 9/24 20060101AFI20241114BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
本発明では、シートの格納時において、シートを巻取り軸に対して均一に巻取り可能なシート巻取り装置の提供を目的とする。
【解決手段】
前記課題を解決するための手段は、アーチ状あるいは山型状の複数の骨材Pを奥行方向に沿って並べて配置して構成される骨組Fを有するビニールハウスHに設けられて、骨組Fの外側又は内側に設けられる遮光シート2の格納および展開を可能なシート巻取り装置1であって、骨材Pを横切るように配置され遮光シートの上端に取付けられて骨組Fに対して軸回りに回転可能に支持されるとともに遮光シート2を巻取りおよび繰り出し可能な巻取軸3と、巻取軸3の一端に設けられて巻取軸3を回転駆動する駆動装置Mと、遮光シート2の巻取り時および繰り出し時において遮光シート2の下端の移動を案内するガイド部材4とを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
アーチ状あるいは山型状の複数の骨材を奥行方向に沿って並べて配置して構成される骨組を有する簡易構築物に設けられて、前記骨組の外側又は内側に設けられるシートの格納および展開を可能なシート巻取り装置であって、
前記骨材を横切るように配置され前記シートの上端に取付けられて前記骨組に対して軸回りに回転可能に支持されるとともに前記シートを巻取りおよび繰り出し可能な巻取軸と、
前記巻取軸の一端に設けられて前記巻取軸を回転駆動する駆動装置と、
前記シートの巻取り時および繰り出し時において前記シートの下端の移動を案内するガイド部とを備える
ことを特徴とするシート巻取り装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記シートの下端に連結されて前記巻取軸に対して平行に配置されるロッド状の錘を備え、
前記錘の軸方向長さは、前記シートにおける前記巻取軸の軸方向に沿う幅方向の長さ以上であって、
前記シートの前記幅方向の中央と前記錘の軸方向の中央を一致させて前記シートに前記錘を取付ける
ことを特徴とする請求項1に記載のシート巻取り装置。
【請求項3】
前記シートの下端に前記錘を連結するシート止め材を備え、
前記錘は前記シート止め材を介して前記ガイド部に当接する
ことを特徴とする請求項2に記載のシート巻取り装置。
【請求項4】
前記骨組に連結されて前記巻取軸を軸回りに回転可能に支持するとともに前記シートの巻取り時および繰り出し時における前記シートの出入りを許容する開口を有するホルダを備え、
前記ホルダは、前記簡易構築物の奥行方向に沿って所定の間隔をあけて複数設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のシート巻取り装置。
【請求項5】
前記骨組は前記骨材の頂部における内側に連結されるとともに前記簡易構築物の奥行方向に沿って配置される棟材を有しており、
前記各ホルダは、それぞれ前記棟材に連結されるとともに前記巻取軸を収容する筒部を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のシート巻取り装置。
【請求項6】
前記ホルダは、前記開口を有する筒部と、前記筒部における一方の開口側端に回転可能に設けられる第一ローラと、前記筒部における前記第一ローラに対して前記筒部の周方向で反開口側に隣接する位置又は前記筒部の他方の開口側端に回転可能に設けられる第二ローラとを有し、
前記巻取軸は前記筒部内に収容されるとともに前記第一ローラと前記第二ローラとの間に軸回りに回転可能に下方から支持されている
ことを特徴とする請求項4に記載のシート巻取り装置。
【請求項7】
前記第二ローラが前記筒部における前記第一ローラに対して前記筒部の周方向で反開口側に隣接する位置に設けられており、
前記筒部の他方の開口側端に第三ローラが回転可能に設けられる
ことを特徴とする請求項6に記載のシート巻取り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、シート巻取り装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ビニールハウスや温室、簡易型の倉庫等の簡易構築物には、簡易構築物に設けられる開口部を覆う開閉シートを開閉して換気を行う換気装置や、骨組に展張される被覆シートを簡易構築物の内側又は外側から覆う遮光シートを展開および格納して簡易構築物内で栽培する植物に降り注ぐ日差しの量を調整する遮光装置等のシート巻取り装置が設けられる場合がある。
【0003】
このようなシート巻取り装置としては、例えば、開閉シートや遮光シート(以下、「シート」と称する。)の下端に取付けられて簡易構築物を構成するアーチ状の骨組上を転動してシートを巻取り及び繰り出す巻取軸と、巻取軸の一端に設けられて巻取軸を回転駆動する駆動装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-299365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のシート巻取り装置では、シートの巻取り時において、巻取軸が回転しながら簡易構築物の頂部側に向かって移動するため、巻取軸の一端に設けられた駆動装置も巻取軸と共に簡易構築物の頂部側に向かって移動する。よって、従来のシート巻取り装置では、駆動装置を簡易構築物に対して固定できない。
【0006】
すると、巻取軸の一端に設けられた駆動装置の重みによって、シートの駆動装置側のみが下向きに引張られるため、巻取軸は一端側が他端側よりも下方に位置するように傾いた状態となる。
【0007】
この状態で、シートが巻取軸に巻き取られると、巻取軸が蛇行して、巻取軸の一端側と他端側でシートを均一に巻き取ることができないため、シートの格納時において、シートの一部が巻取軸に巻き取りされない状態になってしまう。
【0008】
特にシートが簡易構築物の屋根面を覆う場合は、シートの格納時において、巻取軸に巻き取られたシートのロール状の部分の他に、巻取軸に巻き取られなかったシートの一部によって簡易構築物内に影ができてしまう。
【0009】
そこで、本発明は、シートの格納時において、シートを巻取り軸に対して均一に巻取り可能なシート巻取り装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成させるための本発明のシート巻取り装置は、アーチ状あるいは山型状の複数の骨材を奥行方向に沿って並べて配置して構成される骨組を有する簡易構築物に設けられて、骨組の外側又は内側に設けられるシートの格納および展開を可能なシート巻取り装置であって、骨材を横切るように配置されシートの上端に取付けられて骨組に対して軸回りに回転可能に支持されるとともにシートを巻取りおよび繰り出し可能な巻取軸と、巻取軸の一端に設けられて巻取軸を回転駆動する駆動装置と、シートの巻取り時および繰り出し時においてシートの下端の移動を案内するガイド部とを備えることを特徴とする。この構成によると、一端に駆動装置が設けられた巻取軸がシートの上端に取付けられているため、シートの下端には駆動装置の荷重が作用しない。
(【0011】以降は省略されています)

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