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公開番号
2024163818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079725
出願日
2023-05-12
発明の名称
害鳥獣防除システム
出願人
いであ株式会社
代理人
個人
主分類
A01M
29/06 20110101AFI20241115BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】害鳥獣を効果的に追い払える害鳥獣防除システムを提供する。
【解決手段】害鳥獣防除システム1は、圃場3内に複数配置され、検知範囲11a、51aに害鳥獣4が侵入したことを検知する赤外線センサ11、51と、赤外線センサ11の検知信号を受けると、害鳥獣4の侵入を検知した検知範囲11a内又は近傍にて害鳥獣4を威嚇する威嚇動作を行う威嚇ロボット20と、赤外線センサ52の検知信号を受けると、害鳥獣4の侵入を検知した検知範囲52a内又は近傍にてカルガモの擬傷行為を模した擬傷動作を行う擬傷ロボット30と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圃場に侵入又は接近した害鳥獣を追い払う害鳥獣防除システムであって、
前記圃場内又は近傍に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する侵入検知センサと、
前記侵入検知センサの検知信号を受けると、前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍にて前記害鳥獣を威嚇する威嚇動作を行う威嚇ロボットと、
前記侵入検知センサの検知信号を受けると、前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍にて鳥獣の擬傷行為を模した擬傷動作を行う擬傷ロボットと、
を備えていることを特徴とする害鳥獣防除システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記侵入検知センサは、前記圃場内又は近傍に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する第1の侵入検知センサを備え、
前記威嚇ロボットは、前記第1の侵入検知センサの検知信号を受けると、前記第1の侵入検知センサが前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲の位置情報に基づいて、前記第1の侵入検知センサが前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍へ走行し、前記威嚇動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の害鳥獣防除システム。
【請求項3】
前記侵入検知センサは、前記圃場内に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する第2の侵入検知センサを備え、
前記擬傷ロボットは、待機時には前記第2の侵入検知センサの検知範囲内に配置され、前記第2の侵入検知センサの検知信号を受けると、前記検知範囲内又は近傍にて前記擬傷動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の害鳥獣防除システム。
【請求項4】
前記威嚇ロボットは、
前記害鳥獣を撮像するカメラと、
前記カメラが撮像した撮像画像に基づいて、前記威嚇ロボットに対する前記害鳥獣の位置を検知する位置検知センサと、
前記位置検知センサが検知した前記害鳥獣の位置に基づいて、前記害鳥獣を追捕するように前記威嚇ロボットを走行させる走行部を制御する制御部と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の害鳥獣防除システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、害鳥獣防除システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、シカ、イノシシ等の害獣やカラス等の害鳥(以下、これらを総じて「害鳥獣」という)による農作物への被害が深刻であるため、銃や罠によって害鳥獣を捕獲したり、圃場を防護ネットや電気柵で囲う等の対策が講じられている。しかしながら、猟師の高齢化に伴い害鳥獣の捕獲数は減少しがちであった。また、防護ネットは害鳥獣に破壊され、また電気柵は漏電によって故障することがあった。
【0003】
また、害鳥獣対策として、音で害鳥獣を追い払う方法が知られている。特許文献1には、カラスやスズメ等の害鳥に対して、ディストレスコールや爆音等を発して野鳥の飛来を抑制したり、飛来した野鳥を追い払う装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-50099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ディストレスコールや爆音等の害鳥獣対策は、害鳥獣がすぐに慣れてしまうため、その効果が満足に得られないという問題があった。
【0006】
そこで、害鳥獣を効果的に追い払える害鳥獣防除システムを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するために、本発明に係る害鳥獣防除システムは、圃場に侵入又は接近した害鳥獣を追い払う害鳥獣防除システムであって、前記圃場内又は近傍に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する侵入検知センサと、前記侵入検知センサの検知信号を受けると、前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍にて前記害鳥獣を威嚇する威嚇動作を行う威嚇ロボットと、前記侵入検知センサの検知信号を受けると、前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍にて鳥獣の擬傷行為を模した擬傷動作を行う擬傷ロボットと、を備えている。
【0008】
また、本発明に係る害鳥獣防除システムは、前記侵入検知センサは、前記圃場内又は近傍に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する第1の侵入検知センサと、を備え、前記威嚇ロボットは、前記第1の侵入検知センサの検知信号を受けると、前記第1の侵入検知センサが前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲の位置情報に基づいて、前記第1の侵入検知センサが前記害鳥獣の侵入を検知した前記検知範囲内又は近傍へ走行し、前記威嚇動作を行うことが好ましい。
【0009】
また、本発明に係る害鳥獣防除システムは、前記侵入検知センサは、前記圃場内に複数配置され、検知範囲に前記害鳥獣が侵入したことを検知する第2の侵入検知センサと、を備え、前記擬傷ロボットは、待機時には前記第2の侵入検知センサの検知範囲内に配置され、前記第2の侵入検知センサの検知信号を受けると、前記検知範囲内又は近傍にて前記擬傷動作を行うことが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る害鳥獣防除システムは、前記威嚇ロボットが、前記害鳥獣を撮像するカメラと、前記カメラが撮像した撮像画像に基づいて、前記威嚇ロボットに対する前記害鳥獣の位置を検知する位置検知センサと、前記位置検知センサが検知した前記害鳥獣の位置に基づいて、前記害鳥獣を追捕するように前記威嚇ロボットを走行させる走行部を制御する制御部と、を備えていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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