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公開番号2024172549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090337
出願日2023-05-31
発明の名称圃場作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20241205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】必要に応じて、簡便に作業装置の駆動を停止させることを目的とする。
【解決手段】機体1と、圃場に対して作業を行う作業装置7と、走行装置と、作業者が着座する運転座席と、運転座席に作業者が着座しているか否かを検出する着座センサ21と、運転座席に作業者が着座していないことを着座センサ21が検出すると作業装置7の駆動を停止させる停止処理を行う制御部23とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
圃場に対して作業を行う作業装置と、
走行装置と、
作業者が着座する運転座席と、
前記運転座席に前記作業者が着座しているか否かを検出する着座センサと、
前記運転座席に前記作業者が着座していないことを前記着座センサが検出すると前記作業装置の駆動を停止させる停止処理を行う制御部とを備える圃場作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記走行装置に対する駆動を維持しながら前記停止処理を実行する請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項3】
所定の報知を行う報知部をさらに備え、
前記制御部は前記停止処理の実行中に、前記作業者が着座していることを前記着座センサが検出すると、前記報知部に前記作業装置の駆動が再開すること、または前記作業装置の駆動が再開できる状態であることを知らせる前記報知を行わせる請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項4】
前記制御部は前記停止処理の実行中に、前記作業者が着座していることを前記着座センサが検出すると、前記作業装置の駆動を再開させる請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項5】
機体と、
圃場に対して作業を行う作業装置と、
前記作業装置の駆動を停止させる操作を受け付ける停止操作具と、
前記停止操作具が操作されると、所定時間だけ前記作業装置の駆動を停止させる停止処理を行う制御部とを備える圃場作業機。
【請求項6】
所定の報知を行う報知部をさらに備え、
前記制御部は、前記作業装置の駆動を停止させてから前記所定時間より短い経過時間が経過すると、前記報知部に前記作業装置の駆動が再開することを知らせる前記報知を行わせる請求項5に記載の圃場作業機。
【請求項7】
機体と、
圃場に対して作業を行う作業装置と、
前記機体に設けられ、前記機体が前記圃場の畦を越える際に作業者が補助するための畦越え操作具と、
前記畦越え操作具に設けられ、前記作業装置の駆動を停止させる操作を受け付ける停止操作具と、
前記停止操作具が操作されると、前記作業装置の駆動を停止させる停止処理を行う制御部とを備える圃場作業機。
【請求項8】
前記作業装置を駆動する動力を発生する駆動源と、
前記駆動源から前記作業装置に前記動力を伝達する入状態または前記駆動源から前記作業装置への前記動力の伝達を遮断する切状態に切り替えられるクラッチとをさらに備え、
前記停止処理は、前記クラッチの前記切状態への切り替えである請求項1から7のいずれか一項に記載の圃場作業機。
【請求項9】
前記作業装置を駆動する動力を発生する駆動源と、
前記駆動源で発生された前記動力を出力するPTO軸とをさらに備え、
前記作業装置は前記PTO軸を介して前記動力が伝達され、
前記停止処理は、前記PTO軸の停止である請求項1から7のいずれか一項に記載の圃場作業機。
【請求項10】
機体と、
圃場に対して作業を行う作業装置と、
前記作業装置を駆動する動力を発生する駆動源と、
前記駆動源で発生された前記動力を前記作業装置に出力するPTO軸と、
前記機体と前記作業装置とに亘って切り離し可能に接続されるハーネスとを備え、
前記ハーネスは前記機体側の制御指令を前記作業装置に伝達するよう構成され、
前記ハーネスが切り離されると、前記PTO軸を停止させることにより前記作業装置の駆動を停止させる停止処理が実行される圃場作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に対して作業を行う作業装置を備える圃場作業機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、田植機(圃場作業機)は、圃場に対して苗植付作業を行う植付部(作業装置)を備える。植付部は複数の植付爪を有する。植付部はクラッチ操作レバーに対する操作によりPTO(Power Take Off)軸を介して動力の伝達が操作される。例えば、植付部に伝達される動力はクラッチ操作レバーにより接続・切断可能である。また、クラッチ操作レバーとは別に運転部に駆動操作部が設けられる場合がある。駆動操作部は植付部に伝達される動力を接続・切断可能である。クラッチ操作レバーとは別に運転部に駆動操作部が設けられることにより、植付部の駆動操作を容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-267754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、苗植付作業(作業)の中断時や、格納・運搬のための植付部(苗植付装置)の切り離しのとき、植付爪に泥等が詰まったときのメンテナンスの際等に、作業者が植付爪やPTO軸、植付爪を駆動する駆動軸等に近付く場合がある。作業者が近付いた状態で予期せず植付爪等が回転することを防止するために、クラッチ操作レバー(ポンパレバー)や駆動操作部により植付爪(苗植付装置)への動力の伝達を停止させることが可能であるが、より簡便かつ確実性高く植付爪(作業装置)の駆動を停止させることが求められている。
【0005】
本発明は、必要に応じて、簡便に作業装置の駆動を停止させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る圃場作業機は、機体と、圃場に対して作業を行う作業装置と、走行装置と、作業者が着座する運転座席と、前記運転座席に前記作業者が着座しているか否かを検出する着座センサと、前記運転座席に前記作業者が着座していないことを前記着座センサが検出すると前記作業装置の駆動を停止させる停止処理を行う制御部とを備える。
【0007】
このような構成により、作業者(運転者)が運転座席から離れると、作業装置の駆動(動作)が停止する。そのため、作業者が運転座席を離れて作業装置に近付いたとしても、予期せずに作業装置が動作することを精度良く抑制することができる。その結果、必要に応じて、簡便に作業装置の駆動を停止させることができる。
【0008】
また、前記制御部は、前記走行装置に対する駆動を維持しながら前記停止処理を実行してもよい。
【0009】
このような構成により、駆動源を停止させたり、走行装置に対する駆動を停止させたりすることなく、作業装置のみの駆動を停止させることができる。そのため、その後の作業走行を迅速に行うことができる状態を維持しながら、作業装置の駆動を停止させることができる。その結果、必要に応じて、効率的かつ簡便に作業装置の駆動を停止させることができる。
【0010】
また、所定の報知を行う報知部をさらに備え、前記制御部は前記停止処理の実行中に、前記作業者が着座していることを前記着座センサが検出すると、前記報知部に前記作業装置の駆動が再開すること、または前記作業装置の駆動が再開できる状態であることを知らせる前記報知を行わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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